駿台甲府中学校の生徒のみなさんとのコラボレーションライブ!
ありがとうございました。
~ひびけ、平和の鐘~
おかげさまで、50回目の節目の歌語りになりました。
自分がどれだけの皆さんに支えられて、ここまで歩けたかが見えるライブでした。
企画して下さる人、準備して下さる人、聞いて下さる人、一緒に歩いてくれているスタッフのみんな。
出会って下さった全ての皆さんに感謝の気持ちでご報告です。
50回目の今日は3月に修学旅行に行く2学生の皆さんの平和研究の発表とのコラボ授業。
授業参観でもありました。
駿台甲府中学校では3度目の歌語り。
平和学習に毎年取り組んでいて、その一環として歌語りを聞いていただいていますが、お遍路ライブを応援下さる言葉もいただき、成し遂げる姿を子どもたちに見届けてもらっているようで背筋がのびました。
校長先生からのご挨拶をいただき、課題研究発表「戦争と今」へ。
A組の須貝グループの発表です。
靖國、青い目の人形、戦場、新聞が研究概要です。
しっかりとした口調で堂々と発表しています。
詩の朗読「私が一番きれいだったとき」は各クラスの代表4名が同じ詩を朗読します。
言葉が表現によりいろいろな表情を持ち、時代と深い悲しみが伝わります。
同じものを4回聞くことに、いろいろな効果を再発見したのでした。
さらに英語でのスピーチがつづき、平和宣言へと。
司会進行も生徒の皆さんです。
そして、歌語りを紹介いただきました。
「愛と平和」以外に毎回ライブのテーマを決めます。
一年目のテーマは、今ある「当たり前は当たり前じゃない」事。
二年目のテーマは「想像する力」。
今年は「向かい合う」。
この時間に向かい合ってもらいたいのは「平和」でも「自分」でもいいのです。
今日の私自身のテーマでもあります。
平和への思いを巡らす時、自分とのしっかりした接点を持つ事が人事でなく、ただの歴史でなく、今ある問題であり、しあわせな未来をつくることになる・・・。
夢をかなえる未来を、自分を大切に、愛する大切な人たちと生きていってほしいのです。
「平和」は難しい事でも堅苦しい話でもないのです。
中学二年といえば、思春期真っ盛り。
心の中にいろいろな葛藤や不安のある頃。
大人との距離も一番遠いところにあったり本当の笑顔を見せない時期であった気がします。
それが悪いのではなく、誰もが通るそういう時期。
スタートはアンジェラ・アキの「手紙」をピアノソロで。
スクリーンに「歌詞」を映します。
一番身近なそれぞれの心の平和と向かい合ってほしかったのです。
わたしもかなり緊張しました。
これも私が自分と向かい合う時なのですね・・・。
50回もやれば上手くなるだろう・・・こんな甘い夢をみていました。
やればやる程、活動の難しさや、伝える事の難しさにへこむ日に苦しかったりしました。
いろいろな問題や不安も出てきたし、自分の力のなさや失敗に落ち込むなんてもんじゃない(笑)
それを越えるために自分が納得するために、いやな自分とも向かいあいました。
人の評価より自分との対峙なのです。
これは興行でもパフォーマンスでもなく、私の生き方、未来への伝言。
そして関わって下さった方たちの何気ないフォローのおかげで今日があります。
誰かに手を貸してもらうのが嫌いだった私が支えや安心を知りました。
50回の間に聞いて下さった方は延べ4900人になりました。
その日、その場所、出来事、みんな覚えています。
自分の心のあり方も、まわりのみんなの顔も空気も覚えています。
自分の書いた歌詞が覚えられないわたしですがね。
夢中でした。
今日は乾燥でいつになくノドが渇いてしまい、65分の間に何度も声がかすれそうになりました。
だいたい給水地点(笑)は2回と決めているのですが、今回は何度も給水!
50回目の伝言で作品と向かい合い、いつもとは違う場面で涙が込み上げてしまったりして不思議です。
「おばぁちゃんの手紙」が終わり50回目の満足がありました。
ありのままの今の自分でした。
そのまま「ヒロシマのある国に生まれた僕たちだから」
そして「君へ」・・・めぐるいのちの歌。
これが私に出来る今日の精一杯です。
皆さんからいただいた拍手は4900人分の平和への想いのように聞こえました。
最後はみんなのHEIWAの鐘の合唱です。
インフルエンザの流行で練習が出来なかったそうです。
でもそれもよし!
この歌はみんなの心を合わせればOKなのです。
やっぱり、うたはいいなぁ~♪
この活動にご理解や共感をよせていただき、何度も機会を作って下さった駿台甲府中学校の先生方、生徒の皆さん、保護者のみなさんに心から感謝いたします。
山本晴美とLOVE&PEACE隊、本日は6名でおうかがいしました。
・・・いろいろな気持ちでのボランタリーな参加です。
各自が出来る事で「愛と平和」を当たり前に未来につないでいこうという想いです。
作品を広めるための活動ではない、目的のある確かな足取りを感じます。
小さな開催場所によってはわたしとスタッフ2人だけでうかがう事もあります。
6人!今日はマックス!
見届け隊でもあるわけね。
ありがとう。
音響 太陽倶楽部 & ROKU'S HOUSE 加藤さん、若林さん、ROKUさん
映像 誠さん
照明 ステージハーモニー しげちゃん
写真 若林さん harumi携帯
プロデュース 駿台甲府中学校のみなさん
夕方のYBSテレビのニュースになりました・・・ちょっとびっくりでした。
そして、山梨日日新聞さん、取材をありがとうございました。
今年はさらに「小さな声」に「小さな場所」に心を傾けられるようにしていく活動でありたいと思います。
どうぞ、お気軽にお声かけ下さいね。
無事50回目の伝言を終えました。
今日までに出会って下さったみなさん、心よりありがとうございました。
さて、また道を進みます・・・。
追記
事故の怪我で入院されていたROKUさん、本日、誰よりも元気でした。
ライブが終わり、片づけが始まった頃、ダッシュで駆け寄って来てくれた生徒さん、生徒手帳と英語のノートにサインと握手を!?
こんな些細なほほえましい勘違いが私の機動力だったりするわけです。
君たちのおかげで私は笑って歩いていけるのだと感謝します。
証拠写真は載せないけれど、ありがとうね!