90歳の難聴の指揮者からご依頼をいただいた。
合唱団の今年の伴奏。
しかし・・・
活動の忙しくなる時期は同じ・・・かなりの時間数。
まして、秋の本番の日程はわからないというし、わたしはすでにボチボチ予定が入っている。
「人助けだと思ってやってください。もし、あんたがダメなら合唱団を解散します!」
「・・・はあ?」
時間的に無理だとお応えしているのだが「大丈夫だ」?とお返事。
わたしは「大丈夫じゃないから」と説明するのだが「大丈夫」??だと。
そうじゃなくて・・・
さつまが3本、譜面と一緒に入っていました。
どうぞ・・・
旅回りの芸人様、伝統芸を継承される皆様、伴奏者のいない合唱団様、今のわたしはみなさんの力にはなれません。
わたしを訪ねなさいとご紹介下さる、町民のみなさん、ごめんなさい、今のわたしは皆様のご期待にお応えする力はございません。
それぞれの悩みどころがわかるだけに・・・出来る事はないだろうかと思案するものの、少しも力になれない自分に切なくなるのです。
夜はレッスンを少し変更させていただき、久しぶりにベルクのサロンコンサート、現代の語り部と言われている、シャンソン歌手若林圭子さんのリサイタルへ。
大人の唄声です。
ジャンルを越えて、学ぶところ、感じる事いっぱいです。
キャリアや探求心、好奇心、行動力・・・そして身に付く人間力。
外を知り、内と向かい合うことは大事ですね。
今夜はスタッフ、アーティストと同席で食事をいただきました。
いつも司会をされているK氏は放送業界の企画制作の方ですが、さすが物知りです。
オーナー、次回は坂村真民先生の話をしましょうね!
アトリエの理解ある皆様、修業の時間を下さりありがとうございました!