乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

南座顔見世の夜の部のチケットを二枚、ゲット

2019-11-06 | 舞台・音楽 雑感メモ

 
 南座顔見世の夜の部のチケットを二枚、ゲットしたよ。

 昨年はミニバイクでこけて、一人では動けないくらいの負傷をしたためので、夫にいってもらったよ。

 昨年は一枚だけ購入していたので、不幸中の幸いだったけど、今回は二人で見ることにしたよ。

 なんだか、嬉しいわ。

 夜の部なので、開演までに時間があり、どこかへ行くことができるかしらんと、心が踊るよ。
 
 慣れ親しんだ京都の冬、できれば京都をぶらり歩き、かぶら蒸しなと食べてみたいかも^^v


 そうだ、仁左衛門丈の堀川云々の近松を読まねば!

 また遊びがひとつ、増えたなりぃ〜
 


 
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山東京傳作『艶氣樺焼 上中下巻』読了  山東京傳作 ゑとむまれ『艶氣樺焼 下』五ウ(浮気の蒲焼 下)稀書複製会 23

2019-11-06 | 山東京傳


 

 山東京傳作『艶氣樺焼 上中下巻』読了  山東京傳作 ゑとむまれ『艶氣樺焼 下』五ウ(浮気の蒲焼 下)稀書複製会 23

 

 五ウ
 ゑん二郎ハちやう
        ど
 かん
 どう
 の
 日のべ
 きれ
 けれ
 バ
 こり/\としてうちへかへりてミれバ
 ゆこう二三めぐりにてはずれたる
 小袖
 かけて あるゆへふしぎにおもうおりから一まより
 おや弥 ゑもんばんとう候そえたちいでいけんする
 ゑん二 郎ハはじめてよの中をあきらめほんとう
 ひとゝなり、うきなのわるいも
 ふせうしてほかへゆくきもなくふう婦となり
 もとよりしんだいニふそくもなく
 すへばんじやうニさかへ
 しかし一生のうき(ママ)の
 たちおさめニ今まで
 の事を草そうしに
        して
 せけんへひろめたて
 京でんをたのミて世上の
 うきなびとをきやう
        くんしける
 わかきときハけつきいまだ
 さゞまらす、いましむる事いろ/\
 あるといふことをしらぬか、すべてあんじ
                   か
 こうするとミなこうしたものだ、おそろしき


   とろ
    ぼう
     と
     まで
      ミを
     やつした
      われ/\が
     くふうの
      きやう
       げん


        わたしハ
       大きに
      かぜをひき
        ました


        いこハ
        きつと
        たしなミ
          おれ
        きのすけや
          わるい
          しあん
           とも
          まう
           つきあふ
        そちばかりでは
        ない、よの中ニたいふけういふ
        こゝろいきのものがあつて


              こゝ
               で
              やき
             もちを
              やかれて
                 ハ
              大なんぎ
               だから
               めかけ
                 も
               どこ
                ぞへ
               かた
                付
              ませふ


 
 
 こり/\ =懲り懲り

 ゆこう =衣桁(いこう)   (大辞泉)
   衣桁(いこう)とは
   室内で衣類などを掛けておく道具。
   木を鳥居のような形に組んで、台の上に立てたもの。
   衝立(ついたて)式のものと、2枚に折れる屏風(びょうぶ)式のものとがある。
   衣架(いか)。御衣(みぞ)懸け。衣紋掛け。

 おや弥二右衛もん =親、弥二右衛門

 すへばんじやうニさかへ =末繁盛に栄え

 一生のうきの =うきなの

 今までの事を草そうしにしてせけんへひろめたて
 京でんをたのミて世上のうきなびとをきやうけんしける
     = 今での事を草双紙にして世間に広めて
       京傳を頼みて世上の浮名人を教訓しける。

 (自分の心中を世間に広め、教訓するとは、なんともはや粋というより
 「転んでも心中未遂もただでは起きんゑん二郎」          )

 






 上中下 読了   

 

 
                                                      

 (読み間違いはお許しください。)

 

   
 山東京傳作 ゑとむまれ『艶氣樺焼 上』(浮気の蒲焼 上)稀書複製会   1

 
 山東京傳作 ゑとむまれ『艶氣樺焼 上』一オ(浮気の蒲焼 上)稀書複製会 2 

 
 山東京傳作 ゑとむまれ『艶氣樺焼 上』一ウ(浮気の蒲焼 上)稀書複製会 3 

 
 山東京傳作 ゑとむまれ『艶氣樺焼 上』二オ(浮気の蒲焼 上)稀書複製会 4   

 
 山東京傳作 ゑとむまれ『艶氣樺焼 上』二ウ(浮気の蒲焼 上)稀書複製会 5

 
 山東京傳作 ゑとむまれ『艶氣樺焼 上』三オ(浮気の蒲焼 上)稀書複製会 6
 
 
 山東京傳作 ゑとむまれ『艶氣樺焼 上』三ウ(+4オ)(浮気の蒲焼 上)稀書複製会 7

 
  山東京傳作 ゑとむまれ『艶氣樺焼 上』四オ(浮気の蒲焼 上)稀書複製会 8
 
 
 山東京傳作 ゑとむまれ『艶氣樺焼 上』四ウ(浮気の蒲焼 上)稀書複製会 9

 
 山東京傳作 ゑとむまれ『艶氣樺焼 上』五オ(浮気の蒲焼 上)稀書複製会 10

 
 山東京傳作 ゑとむまれ『艶氣樺焼 上』五ウ(浮気の蒲焼 上)稀書複製会 11

 
 山東京傳作 ゑとむまれ『艶氣樺焼 中』一オ(浮気の蒲焼 中)稀書複製会 12

 
 山東京傳作 ゑとむまれ『艶氣樺焼 中』一ウ、二オ(浮気の蒲焼 中)稀書複製会 13

 
 山東京傳作 ゑとむまれ『艶氣樺焼 中』二ウ、三オ(浮気の蒲焼 中)稀書複製会 14

 
 山東京傳作 ゑとむまれ『艶氣樺焼 中』三ウ、四オ(浮気の蒲焼 中)稀書複製会 15

 
 山東京傳作 ゑとむまれ『艶氣樺焼 中』四ウ、五オ(浮気の蒲焼 中)稀書複製会 16

 
 山東京傳作 ゑとむまれ『艶氣樺焼 中』五ウ(浮気の蒲焼 中)稀書複製会 17

 
 山東京傳作 ゑとむまれ『艶氣樺焼 下』一オ(浮気の蒲焼 下)稀書複製会 18

 
  山東京傳作 ゑとむまれ『艶氣樺焼 下』一ウ 二オ(浮気の蒲焼 下)稀書複製会 19

 
 山東京傳作 ゑとむまれ『艶氣樺焼 下』二ウ 三オ(浮気の蒲焼 下)稀書複製会 20

 
 山東京傳作 ゑとむまれ『艶氣樺焼 下』三ウ 四オ(浮気の蒲焼 下)稀書複製会 21

 
 山東京傳作 ゑとむまれ『艶氣樺焼 下』四ウ 五オ(浮気の蒲焼 下)稀書複製会 22

 
 山東京傳作『艶氣樺焼 上中下巻』読了  山東京傳作 ゑとむまれ『艶氣樺焼 下』五ウ(浮気の蒲焼 下)稀書複製会 23





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 上  

 

  

  

  

  

  


 中

 

 

 

 

 

 

 下

 

 

 

 

 

 

 

 


 印行三百部之内
 第三七號(第37号)

 會製複書稀(稀書複製会)          
 
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