乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

夜の部の開場前に、ほっこりしたひと時   「京都の南座は、柿落し(^^)ね。」

2018年10月22日 | ことのは
  イラン アーブギーネ博物館にて




 先日のこと。

 芝居の会場前、居合わせたご婦人たちとお話をする機会があった。

 その内の一人のご婦人がおっしゃるには
「京都の南座は、柿落し(かきおとし)ね。」


 杮落しを柿落しと間違えておられる方はたまにお見かけする。

 しかし、堂々と「かきおとし」とおっしゃるのを聞いたのは、初めてであった。

 当然ながら、居合わせたみんなはどう答えて良いものか皆目見当がつかなかった。

 杮落しと柿落し、同じように見える方は、目を凝らして見ていただければ幸いです。

     落しと落し


「こけら(杮)」とは材木を削った際の木片のことであり、建設工事の最後に屋根などの木片を払うことが語源になっている。転じて体育館、陸上競技場、球技場、野球場などのスポーツ施設が開場する際にも報道などで「こけら落し」と表現される場合があるが、本来は劇場に用いる言葉であるため特に屋根のない屋外施設などでは誤用とされる。 (ウィキペディア引用)

 ただ一般的に言う杮落しの「杮」の文字を使うと言う定義もあやふやであるとされているようです。

「杮(こけら)」という字は「柿(かき)」と同じに見えるが、「柿(かき)」は「木部五画(旁が「亠+巾」)」なのに対し、「杮(こけら)」は「木部四画(縦棒がつながる)」である。しかし、過去の文献によれば、両者は明確には区別されておらず、例えば『康熙字典』では逆になっており、両方とも「柿(木部五画)」とするものや、両字は同じ字の別字体と説明するものもある。これを根拠にして、JIS規格では「柿(木部五画)」が両方の字を包摂するものとしている。これに対し、字典で区別されていないのは後の混同によるものであり、字義を考えれば「こけら」は「杮(木部四画)」で書くべきとする説もある。  (ウィキペディア引用)

 


 ご来場誠にありがとうございます。
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乱鳥徒然  そうだ!今から徹底♡    イラン バンダレ・アンザリーの写真、複数あり

2018年10月22日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.
 写真はイラン バンダレ・アンザリー

 

 
 好きなことに没頭する

 雑念には惑わされない

 平常心是道如猫

 
 と、

 鳥は考える

 止まり木、巣箱のある幸運な鳥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 ご訪問ありがとうございます。
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乱鳥徒然  ワンコが寄ってきて、僕も食べるのを手伝うよよ言わんばかりに尻尾を振っていた。

2018年10月22日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.
 写真は八坂さん(京都 八坂神社)  翁




 今日は時代祭かと、我が家から北東を見上げる。

 少し悲しげな気持ちで家にいたが、きを取り直して斑鳩へと向かう。

 図書館で漠然と本を眺めること一時間。さらに目的の本を手にとって読み始めること一時間。

 今日は二時間内でことを収め、近くの大きな野菜天で新鮮野菜や珍しい野菜を多く購入。

 斑鳩に行くとあってカメラを持参していたが、一枚も撮らずにそそくさと帰宅。

 広げに広げた野菜の数々に、家族は目を丸くしていた。

 家族二人にしては、多すぎたか知らんと肩をすぼめ、冷蔵庫に野菜を収める。

 ワンコが寄ってきて、僕も食べるのを手伝うよよ言わんばかりに尻尾を振っていた。

 


 ご覧くださいまして、誠に有難うございます。


 
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雙生隅田川   『歌舞伎名作事典』演劇出版社  『観世流謡曲百番集』「隅田川」「班女」

2018年10月22日 | 草双紙:洒落本、仮名草子、黄表紙、黒本、赤本、合巻 等
 写真は奈良の率川
 


 雙生隅田川 




 『歌舞伎名作事典』
      演劇出版社より


    仮名草子『角田川物語』が元
 
    近松 享保五年 竹本座に書きおろす

    昭和五十一年十月 猿之助(現猿翁)が復活上演、猿之助(現猿翁)の十八番の一つ。


 『観世流謡曲百番集』より

    「隅田川」 「班女」







 仮名草子集
 谷脇理史編集
 A5判 662ページ

 作品概要

 長者教/薬師通夜物語/祇園物語/角田川物がたり/田夫物語/あみだはだか物語/島原太夫手跡文章/石山寺入相鐘

 ご覧いただきありがとうございます。
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道頓堀川界隈  この雑然とした空間を外国人が好むのも、納得がいくというものである。

2018年10月22日 | お出かけ



  道頓堀川界隈


 その日も私は道頓堀川に、身を潜めていた。

 今や巨大な影と化した鳥は、グリコの看板に夢中の観光客などには気づかれよう筈がない。

 影鳥はいい気になって、観光客の紅葉した心の隙をつき、あちこちに空中遊泳し、本来の影を真似て道頓堀という雑然とした街中に同化することに専念した。

 乱鳥、どうか してるぜ!と心の雄叫びが聞ゆる。

 道頓堀川に、息を潜めめてたこと小半時間。その時の様子が次の写真に明確に現れているので、ご興味のある方は見ていただければと思う。

 

 巨大化した鳥は風となり影となり、川にビルにへばり付き、観光客の行動を眺めていた。

 買い物をする者、川沿いで話す者、観覧船を待つ者。

 スマホを手にする者、たこやくを喰らう者、グリコを背景にポーズする者…

 多種多様の客人を許す道頓堀川界隈では、人の意思を持たない巨大影鳥さえも受け入れる不思議な町である。

 この雑然とした空間を外国人が好むのも、納得がいくというものである。




 

 ところで写真の中に同化したかげの鳥は、どこに身を潜めているか、お気付きですか?

 こう書いていますが、このような愚問さえ、無意味なことですね。


 拙ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。



 

 
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