乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

玄関先のひとがた     奈良 ひがしむき通りにて

2011-05-21 | 民俗考・伝承・講演






 万葉集ゆかりの地のひとつ、敏馬神社(みぬめじんじゃ)神戸市灘区岩屋中町で、  敏馬神社   『名越しの人形』(なごしのひとがた) 大祓人形(おおはらいのひとがた)を見たのは、今年に入ってからだった。

 上では、

『祓いの日』とは

   一年を二つに分けた昔の考え方。

   六月晦日は十二月晦日に対応、前の半年の最終日。
 
   神に年前半の無事を感謝し、収穫までの後半年の無事を祈るため → 物忌みの日、祓いの日

   宮廷で 十二月晦日と六月晦日の年二回、「大祓い」の神事が行われていた。

   祓いは、日本の神祭りの基本とも言える作法。

   大祓いの本来の意義は、年間を通じて最も大切な正月と七月の祖霊迎えの行事を前に、物忌みを行うこと。

          十二月 「年越し」

          六月  「名越し」

と、記録している。


 

 奈良の三条通と交差した ひがしむき通りで写真のような紙人形を見た。

 丸くかたどった注連縄の中ににと型は納められている。

 意味合いはわからない。

 神社の「茅の輪潜り(ちのわくぐり)」や「大祓い(おおはらいのひとがた)」や注連縄や厄よけなどの要素が頭を駆け巡る。

 京都では七月、玄関先のちまきを新たにかえるが、地方によっては色々な形があるのだと改めて感じた。

 わたしはこういったものを玄関に飾られているのは初めて見た。

 



 見て下さいまして、ありがとうございます。










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行列は、本列と斎王代列に大別 「勅使を中心にした列」「斎王代列は女人列」 京都

2011-05-21 | 神社仏閣・祭り





 下鴨神社で葵祭を楽しんでいると、山村紅葉さんそっくりの和装女性が近で見ておられた。

 その方は葵祭通で、高いつやのある声で、歌舞伎の大向こうのように 役名(?)を呼んでおられた。

 例えば
「検非違使尉さぁあぁん!こっち、むいてぇえぇ~☆」
といった具合。

 その声色とイントネーションも、サスペンスで見る山村紅葉さん風で楽しい。

 つられてかどうだか、近くのおばあちゃまも、大向こうをはっておられた。

 山村紅葉さん(似)は、葵祭をお詳しいようで、まわりのみんなに色々と説明して下さっていた。

 嫌みの無いそのようすは心地よかった。楽しいひとときを過ごすことが出来た。






 葵祭の行列をまったく知らないので、調べてみる。

 これで少し頭の中がまとまった。

 ひとまず、よかったよかった☆これで、安心。



  




 葵祭より ▼


   行列は、本列と斎王代列に大別され、本列は勅使を中心にした列、斎王代列は女人列といわれ斎王代を中心にした列である。
 

 
乗尻(のりじり)
行列を先導する騎馬隊で、左右各3騎。上賀茂の競べ馬の騎手である。古くは六衛府の衛士(えじ)がこれに当たったという。
検非違使志(けびいしのさかん)
検非違使庁の役人で、警察司法の担当者。六位の武官。この日は舎人(とねり)の引く馬に騎乗し、看督長(かどのおさ)、火長(かちょう)、如木(にょぼく)、白丁(はくちょう)など下役を率いて行列の警備にあたる。

検非違使尉(けびいしのじょう)
 検非違使庁の役人で、5位の判官。志の上役で行列の警備の最高責任者である。舎人の引く馬に乗る。  また、志、尉ともそれぞれ調度掛(ちょうどがけ)に弓矢を持たせ、鉾持(ほこもち)に鎖を持たせて武装している。
山城使(やましろつかい)
山城介(やましろのすけ)で山城国司の次官、五位の文官である。賀茂の両社とも洛外になるので、山城の国司の管轄区域になるため督護の任につく。舎人が馬の口を取り、前後に馬副(うまぞい)がつく。あとに手振(てふり)、童(わらわ)、雑色(ぞうしき)、取物舎人(とりものとねり)、白丁など従者が山城使の所用品を携えてゆく。

御幣櫃(ごへいびつ)
 賀茂両社の神前に供える御幣物を納めた櫃で、下社二座、上社一座、合わせて三合の白木の唐櫃に注連縄をかけ、白丁にかつがれてゆく。衛士が先導している。

内蔵寮史生(くらりょうのししょう)
内蔵寮の七位の文官で、御幣物を管理している。騎乗し両社に各1名が参向する。所用品を携えた雑色、白丁を従える。

御馬(おうま)
 走馬(そうめ)ともいわれ、下、上両社の神前で走らせ、神々にご覧に入れる馬で、2頭の馬の頭と尾には葵、柱、紙垂れをつけている。1頭に4人の馬部(めぶ)がついて引いて行く
馬寮使(めりょうつかい)
走馬をつかさどる左馬允(さまのじょう)は、六位の武官で騎乗し、弓矢を調度掛に持たせる。

牛車(ぎっしゃ)
俗に御所車といわれ、勅使の乗る車で、藤の花などを軒に飾り、牛に引かせる。現在、勅使が乗ることはなく、行列の装飾である。牛童(うしわらわ)、車方、大工職などの車役が、替え牛とともに従う。

和琴(わごん)
御物の和琴で「河霧」の銘を持つ。神前の奏楽用として舞人の前、2人で運ばれる。

舞人(まいうど)
近衛府の五位の武官で、歌舞の堪能者がこの日の舞人を勤める。6人が騎乗でお供する。それぞれ雑色、舎人、白丁が従う。

勅使(ちょくし)
天皇の使いで、行列中の最高位者。四位近衛中将がこれを勤めるので、近衛使(このえづかい)とも言われる。現在、勅使は路頭の儀には加わらず、代行者が勤め、当時の様式どおり、飾太刀、騎乗する馬も美々しい飾馬で、朧(御馬役人・くとり)が口を取る。舎人、居飼(鞍覆持・いかい)、手振が従う。

随身(ずいしん)
近衛中将の場合は4人が随行、警護にあたる。

牽馬(ひきうま)
勅使の替え馬で、帰路に備える。舎人が牽く。

風流傘(ふうりゅうかさ)
大傘の上に牡丹や杜若など季節の花(造花)を飾り付けたもの。行列の装いとして取物舎人4人でかざしてゆく。

陪従(ばいじゅう)
近衛府の五位の武官で、この日は賀茂両社の社頭で歌をうたい楽器を奏する役を勤める。7騎が各種楽器を携えてゆく。それぞれ雑色、舎人、白丁が従う。

内蔵使(くらづかい)
内蔵寮の次官で五位の文武兼官。職名は内蔵助。勅使が神前で奏上する御祭文を奉持している。騎乗し、馬副、白丁らが従う。

風流傘(風流傘)
先の風流傘とは造花が少し異なる。本列の結びとなる。


  

 
命婦(みょうぶ)
女官の通称で、小桂(こうちき)を着用する高級女官。花傘をさしかける。

女嬬(にょじゅ)
食事をつかさどる女官。

斎王代(さいおうだい)
斎王は、平安時代には内親王が選ばれて祭に奉仕したものであるが、現在は未婚の市民女性から選ばれるので、斎王代と称される。御禊(みそぎ)を済ませた斎王代は、五衣裳唐衣(いつつぎぬものからぎぬ)、俗に十二単(じゅうにひとえ)の大礼服装で、供奉者にかつがれた腰輿(およよ)という輿に乗って参向する。

駒女(むなのりおんな)
斎王付きの清浄な巫女(みかんこ)で、騎馬で参向するのでその名がある。6騎の女丈夫。

蔵人所陪従(くろうどどころべいしゅう)
斎院の物品、会計をつかさどる蔵人所の、雅楽を演奏する文官で、それぞれ楽器を持っている。

牛車(ぎっしゃ)
斎王の牛車で俗に女房車。この牛車には、葵と桂のほか桜と橘の飾りがつく。




   
   
   
   
   


 おつきあい下さいましてありがとうございます。











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下鴨神社で見た 葵祭 2/2     (11景)

2011-05-21 | 神社仏閣・祭り




      下鴨神社で見た 葵祭 




 5月15日は京都の三大祭りといわれる葵祭。

 御所の出発と上賀茂神社入りは見ることができませんでした。

 わたしたちは下鴨神社と下鴨神社付近道路と賀茂川橋上と賀茂川沿いから見ました。

 いわゆる、軽い追っかけです。

 この中で最もはっきりと見えたのはタクシー運転手に穴場間で乗せてもらった賀茂川沿いでした。

 おいおい記録できればいいなと葉思っています。

 今回はこぼれるような新緑の中楽しむことが出来た下鴨神社でみた葵祭です。

 見ていただければ嬉しいです。



 上は下鴨神社で見た 葵祭 1と同じ文で失礼申し上げます。

 ここからは写真のみにて失礼申し上げます。

















































 おつきあい下さいまして、ありがとうございます。

 感謝しています。






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下鴨神社で見た 葵祭 1/2     (10景)

2011-05-21 | 神社仏閣・祭り




      下鴨神社で見た 葵祭 1




 5月15日は京都の三大祭りといわれる葵祭。

 御所の出発と上賀茂神社入りは見ることができませんでした。

 わたしたちは下鴨神社と下鴨神社付近道路と賀茂川橋上と賀茂川沿いから見ました。

 いわゆる、軽い追っかけです。

 この中で最もはっきりと見えたのはタクシー運転手に穴場間で乗せてもらった賀茂川沿いでした。

 おいおい記録できればいいなと葉思っています。

 今回はこぼれるような新緑の中楽しむことが出来た下鴨神社でみた葵祭です。

 見ていただければ嬉しいです。



 ここからは写真のみにて失礼申し上げます。

 








































 見て下さいましてありがとうございます。

 下鴨神社で見た 葵祭 2に続きます。

 こちらも見て下されば嬉しいです。


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