乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

鹿の餌やりで、嬉しい思いと悲しい思い   奈良 春日大社一の鳥居と二の鳥居の間  (2景)

2011-05-06 | お出かけ






 奈良公園の鹿の赤ちゃんが随分大きくなってきました。

 季節がら、毛のはえ変わり。

 痒くはないかしらと心配になります。

 鹿はお腹をすかし、観光客に餌をねだります。

 もらい餌だけでは足りず、おみくじまで喰いちぎっていきます。

 おみくじは鹿対策のため高い位地に結びつけられていました(と説明が添えられていました   春日大社



 


 そういうと五月三日から五日は鹿せんべいとばし大会があったようです。

 鹿せんべいはひとくくり150円。

 多くの観光客はこれを買い求めます。

 また、奈良でも鹿の健康のためにこのせんべいを勧め、鹿先生以外の食べ物を抑制しています。

 中には化学調味料の入ったスナック菓子を食べさせている方もいらっしゃるようですが、実はそればかりでもない。

 人参や野菜をきれいに短冊切してあげておられるおじいさんも結構出会います。



 この日もおじいさんはお野菜をあげておられました。

 気の良いおじいさんは色々と話しかけてこられ、人参をいっぱいわたしにも下さいました。

 鹿に食べさせると、せんべいの予期のように攻撃的ではなく優しいのです。

 おじいさんは、体の弱い鹿にお野菜を揚げに来ているとおっしゃっていました。



 一方、二枚目の写真のように、せんべいが無くなった後、包んでいた紙テープを鹿に与える輩もいます。

 子どもがたいそうふざけて食べさせていても、親はにこにこと笑っています。

 鹿せんべいは道徳心の薄い人間の手にわたると、必ずしも安全ではないのです。

 鹿が腸閉塞にならないか心配です。

 わたしは鹿に餌をあげるようすを見て、嬉しい思いと悲しい思いを同じ日に受けました…とさ(^^)


                               おしまい




 




 おつきあい下さいましてありがとうございます。





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「杜若」【かきつばた衣に摺り付け大夫の きそひ狩する月は来にけり】 あやめ、菖蒲、杜若が、あやしい。

2011-05-06 | お出かけ


 朔日奈良春日大社 万葉植物園 「あやめ」の記録をしたが、どうも怪しい。

 昨日撮った写真は、今日の物とは別の場所で写した物だ。

 確かに、「あやめ」「菖蒲」と書かれた物を両方見た。

 だが、私には区別がつかない。

 物知らずの勉強不足だ。

 15年程前から見ているぼろぼろの講談社の『園芸大百科事典』を開けると、「アイリス」から「キショウブ」までで11ページ。

 今日はゆっくり調べたいが、若干面倒くさい。

 若干面倒なんて言うと「よっこらしょ」なんて言葉が似合いそうな気がする。

 まだそんな歳でもないのだが……老化かな?


 

 万葉植物園 A地点 ▼

 

 



 万葉植物園 B地点 ▼

 

 

 



 万葉植物園 C地点 ▼ (昨日記録分)

 

 




                  奈良 春日大社  万葉植物園にて






 




 万葉植物園 B地点 ▼

 かきつばた 衣に摺り付け 大夫(ますらを)の きそひ狩する 月は来にけり  

           


                      万葉集 巻17-3921 大伴家持





 
 



 見て下さいましてありがとうございます。

 とても嬉しいです。







コメント (2)
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