奈良公園の鹿の赤ちゃんが随分大きくなってきました。
季節がら、毛のはえ変わり。
痒くはないかしらと心配になります。
鹿はお腹をすかし、観光客に餌をねだります。
もらい餌だけでは足りず、おみくじまで喰いちぎっていきます。
おみくじは鹿対策のため高い位地に結びつけられていました(と説明が添えられていました 春日大社)
そういうと五月三日から五日は鹿せんべいとばし大会があったようです。
鹿せんべいはひとくくり150円。
多くの観光客はこれを買い求めます。
また、奈良でも鹿の健康のためにこのせんべいを勧め、鹿先生以外の食べ物を抑制しています。
中には化学調味料の入ったスナック菓子を食べさせている方もいらっしゃるようですが、実はそればかりでもない。
人参や野菜をきれいに短冊切してあげておられるおじいさんも結構出会います。
この日もおじいさんはお野菜をあげておられました。
気の良いおじいさんは色々と話しかけてこられ、人参をいっぱいわたしにも下さいました。
鹿に食べさせると、せんべいの予期のように攻撃的ではなく優しいのです。
おじいさんは、体の弱い鹿にお野菜を揚げに来ているとおっしゃっていました。
一方、二枚目の写真のように、せんべいが無くなった後、包んでいた紙テープを鹿に与える輩もいます。
子どもがたいそうふざけて食べさせていても、親はにこにこと笑っています。
鹿せんべいは道徳心の薄い人間の手にわたると、必ずしも安全ではないのです。
鹿が腸閉塞にならないか心配です。
わたしは鹿に餌をあげるようすを見て、嬉しい思いと悲しい思いを同じ日に受けました…とさ(^^)
おしまい
おつきあい下さいましてありがとうございます。