うさとmother-pearl

目指せ道楽三昧高等遊民的日常

cold silent night

2005年12月17日 | ことばを巡る色色
もしも、もしもだよ。
あなたが、私の書いたものを
ただ、読むためだけにここに来てくれているとしたら、
こんな凍るような寒い日に
そのためだけにここを開いていてくれるとしたら

どうしよう。どのようにお礼を言おう。

私はあなたが重い荷を持っているとき
傍らに添って、そのいくらかを持つことができない。
その時に合った言葉をかけることもできない。
私はここで、こうやって、独り言を繰り返していることしかできない。

それでも、あなたがここにこうやって来てくれて、
私の言葉を聞いてくれて

だから、私は、私の聞いた星の言葉を
私の聞いた鳥の言葉を
花の言葉を  風の言葉を 水の言葉を
ここに書いて あなたに捧げよう。
コメント (21)
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