この日曜に出かけたのは、「三法荘」。沙羅双樹(夏椿)の美術館です。ここは織物会社オーナーの収集した絵画骨董が展示されており、大座敷からは沙羅双樹の咲く庭と岐阜城が一望できます。数年前に来たときは、絵画が所狭しと並べられていて、おなかいっぱいだったんですが、今回の展示は、品よくルノワール、コロー、香月泰男などが並べられていました。入場料1200円を支払うと、珈琲・お抹茶などを館内でいただくことが出来ます。
昔のお大尽は、絵を買い、茶碗を買い、家を買う、庭を造る。それゆえ家業を傾かせたりすることもあるが、絵と茶碗は残り、庭木は育ち、後世の人の目を楽しませる。
今のお大尽は何を残すんだろう。高い場所に住み、株を買い、会社を買い。現代のお大尽にとっての放蕩が、民に益するものでないのは、残念なことだ。いい物を買い、年に数度それを一般公開すれば、どんなにかステキだろうね。
私はお大尽ではないけれど(今年目標の一億円ははるか遠いし)ほんのちょっとだけ、絵や茶碗を買っている。今お気に入りの絵師は天明屋尚。
数年前に知り、7枚組みのサイン入りの版画を廉価で買った。絵師本人から丁寧なメールをいただき恐縮した。彼が、2006FIFAの公式ポスターの書き手十数人のひとりとなり、サイン入りポスターも高価になってしまった。うれしいような、寂しいような気分である。
夏休みになる前に、天明屋も出品している「ガンダム展」を見に、高浜にでも行ってみるかな。
昔のお大尽は、絵を買い、茶碗を買い、家を買う、庭を造る。それゆえ家業を傾かせたりすることもあるが、絵と茶碗は残り、庭木は育ち、後世の人の目を楽しませる。
今のお大尽は何を残すんだろう。高い場所に住み、株を買い、会社を買い。現代のお大尽にとっての放蕩が、民に益するものでないのは、残念なことだ。いい物を買い、年に数度それを一般公開すれば、どんなにかステキだろうね。
私はお大尽ではないけれど(今年目標の一億円ははるか遠いし)ほんのちょっとだけ、絵や茶碗を買っている。今お気に入りの絵師は天明屋尚。
数年前に知り、7枚組みのサイン入りの版画を廉価で買った。絵師本人から丁寧なメールをいただき恐縮した。彼が、2006FIFAの公式ポスターの書き手十数人のひとりとなり、サイン入りポスターも高価になってしまった。うれしいような、寂しいような気分である。
夏休みになる前に、天明屋も出品している「ガンダム展」を見に、高浜にでも行ってみるかな。