うさとmother-pearl

目指せ道楽三昧高等遊民的日常

happy

2021年12月30日 | ことばを巡る色色
わたしは、わたしたちはちっぽけな微力な人間で、天下国家をどうこうすることはできない。
たとえ、王様でも大統領でも武将でも大司祭でも老師でも
それは変わりない。
理不尽な大災害、理不尽な事件に、本当は立ち尽くす存在だ。
では、生まれてきたとは何か、生きているとは何か、できることは何か。

ちっぽけな私は小さなhappyを、送らねば。
忘れ物を教えたり、落とし物を拾ったり、売り場でありがとうと言ったり、よくできたねと声をかけたり、めんどくさい人をめんどくさいと思いながらも捨てなかったり、ごちそうさまと言って店を出たり、君は優しい人だよといったり。
1つのhappyは世界を動かすものではないけれど、いくつもいくつも送ったいつかは、芽を出す一粒の麦となることもある。
いつか忘れてしまった時に送られたhappyが、戦争やら無差別な自他殺の堰となるかもしれない。
誰かに気遣われて、誰かに褒められて、世の中全部を受け入れようと思うこともある。

誰彼構わず、見境なく、のべつ、happyを送ろう。
それしか、方法はない。

やってくる一年が、誰の上にもhappyの降り注ぐ年となりますように
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