うさとmother-pearl

目指せ道楽三昧高等遊民的日常

円明寺の邂逅

2008年03月25日 | お出かけ
ふと出かけた犬山城下 ふと通った路地で 目の端に桜色が入ってくる
そこは寺内町という通りで、ここにこの木が三百年も花をつけていることを
何も知らずに私は この木に出会ったのだ。
       

もう日も暮れかけている。門の中の枝垂れ桜は肩先だけを通りすがる人に見せている。

       

桜は甍に似合う。甍は桜に似合う。

        
思いがけず、桜と出会う。その「在る」ことも知らず、咲く時も知らぬ桜に、道の先で出会う。ずうずうしくも、待っていてくれたのかと思えてしまった。
名のある桜を尋ねて歩くのも楽しかろうが、桜を見る本当の喜びは、このような偶然の出会いである。大勢の花見も愉快であろうが、由来も知らぬ桜を一人見上げる時、桜とはこのような木であったのだなあ、と思う。
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下呂検定その後

2008年03月18日 | ことばを巡る色色
野口館の続きもまだ。きっと野口館続編をお待ちの皆様(って方がいらっしゃればブログ主としてはうれしい限りなのだが)は、何やってんだあ、とお思いのことでしょう。
が、しかし、
今日は、下呂検定結果報告です。
合格率40.8%の中、私、自分でも信じられないのですが
合格! してしまいました。
晴れて、 「下呂通」の認定を頂いてしまいました。
         
50問中70パーセントの35問の正答で合格なのですが、当日の手応えは、半分もできたかな、ってもので、恐ろしくって答え合わせもできなかったんだけれど、合格通知を受け取って確認してみたら、うん、合格圏内の正答がありましたです。
さあ、これから下呂のことは何でも私に聞いて頂戴!
なんてえらそうなことは言えないけれど、ね。
さあ、桜待ちの季節。下呂の桜のおすすめは苗代桜・四美の桜、くらいは覚えておりますよ。

次は何に挑戦しようか、ってな気持ちになったりして。
コメント (6)
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鉄の門持つ御館は

2008年03月11日 | ことばを巡る色色
先週土曜はけんちゃんに教えていただいた加納の日で、仕事を終えて加納城についての講演に急いだのだけれど、時遅し。加納役場のCG再現の展示を拝見し、帰ってきました。ただ、そこで仕入れた情報は、「そそられる」もの。加納城はかつての岐阜城の建材を使って作られていたこと、廃藩置県により、城が廃された時(もったいない話だよねえ)、その門が3箇所に移築され、どうも近くにあるらしいこと。
早速おうちで検索。
それは、通称「野口館」 ネットの城館マニアのサイトを読み、もう居ても立ってもいられなくなりましたよ。って、私もなんだか、「城館マニア」の域に足を踏み入れているのかと、怖いような、恐ろしいような。居ましたよ、わたしが子どものころにも、そういう「ちょい変」な男子達。あそこは血天井とか、刀傷とか、合戦とか騒いでる男子。もう、そういう茶色い話はやめてくれよお、と思っていたのに、私も、いつやら、その仲間入りか?
それに抗う自分と、見たい気持ちに逸る自分のせめぎ合いなのだ。
私は決して城マニアでも、戦国マニアでも、武将フリークでもない、が、「野口館」行ってみると、そんなことはどうでもよくなるほどの、お館でございましたよ。
        
初めて見る「中世城館址」しかも個人宅。息を飲むお館なり。
おっと、続きは次回ってことで。
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