うさとmother-pearl

目指せ道楽三昧高等遊民的日常

東海道に一歩

2009年01月21日 | お出かけ
こんな風に牛歩の更新頻度だと、新しく書くことがちょっと怖くなってしまう。結局どこに行ったか、何を食べたか、ということしか書けないんじゃない、ってね。
いつだか、「あなたのブログは行った、食べたではないから」とコメントしてくださった方がいて、私はそれがやっぱり嬉しかったから、今ではそれが私の枷になっている。
でもね、そうよ、わたし、どこに行ったかを書いちゃうよ。ごめんね、いいでしょ。それっきゃ、今はないからね。ごめんね。
日曜は、三重行。
1月だし、遷宮なのだから、当然お伊勢さんなんだろうけれど、遠いしね、ってことで、とうとう、東海道の宿場を開拓してきましたよ。ここ最近は、時間の取れる休日は中山道の宿場に行っている。宿場町には地方自治体が建てている街道資料館があり、名産が売られ、旧家が公開されていて、そんな町並みを歩くのは、世捨て人(?)の私らしい休日だ。御嵩の脇本陣のおうちは本当にため息の出るような楽しさだった。柱がいい、欄間も、釘隠しも粋だった。太田宿の資料館はなかなか遊べる。岡本一平の旧宅も移築されていた。大湫も、しっとりした街だった。
さて、とうとう東海道。亀山にある関宿は、全長1.8キロもあり国の保護地区にも指定されている町並みである。氷雨のせいか訪れる人は疎らで、中山道の宿場に比べ、やや寂しい。200軒もの町並みが残されているのに、商売っ気のないところであった。その後、車を走らせ榊原温泉に行ってみる。ちゅるちゅるの最高の湯質。経営難か!?と思われる榊原グランドホテルの全く湯煙で先の見えぬ大ナイアガラ風呂。やはりちゅるちゅるのお湯。大お勧めだ。が、大ホテルは寒くて寂しかった。
三重。お伊勢さん以外の三重。がんばれ。と言ってみたくなった私でした。
コメント (8)
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