ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

そちら。

2010-03-07 | Weblog
おかんさまとおとんさま、そしてBooじーちゃ。
高齢者三人組(命名者:おかんさま)が田舎から帰ってきた。


…まあ、いろいろあったらしい。


親戚の叔父さんが、雪下ろしで腰を痛めていたり。


ヌシが大往生を遂げたりとか。(合掌)


短期間滞在だったせいか、ひっじょーに今日も元気ですBooじーちゃ。
もともと、環境が変化すると多動性が顕在化する傾向があるのだが。


もそもそと、炬燵をひっくりかえさんばかりに、わざわざ狭いソファ前を強引ぐ・まい・うぇぇえええなBooじーちゃ。


おとんさま「Booじーちゃ。どこ行くあんだ」


Booじーちゃ。「…………」


おかんさま「Booじーちゃ!」


Booじーちゃ。「行くあんだ」


おかんさま「どこへ」


Booじーちゃ。「そちら」


おかんさま「そちらって、どちらよ」


Booじーちゃ。「あちら」


口の減らないところだけは、日々進化しておりますBooじーちゃ。





ほっとくと、こっそり脱走しようとするので椅子から立ち上がるだけでも要注意人物一名。
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