上を向いて歩こう。

年末からBooじーちゃ。の家こと、おかんさまの実家に参上しておりましたワタクシメ家族。
風邪っぴきあねうえさまが留守番な上、気圧配置図の等圧線がすさまじいストライプ模様を呈していたため、三が日を待たずに二日の午後、戻って参りました。

その間もワタクシメ家族はいろいろやってくださりやがりましたよ、ええ。


まずは大晦日のBooじーちゃの様子から。

年越し膳ということで、少々ご馳走を作ろうということに。
なお、鍋系は、認知症でなくてもお年寄りに出すには注意が必要です。

特に必ずシラタキは短く切っておくこと！

噛み切る力が弱くなっているため、喉から食道を経由して胃袋まで繋がりかねません。
飲み込む力がそれより弱いと、リスのように頬袋がぱんぱんになっていようが、さらにつめこむことも。

ぜんぜんかわいくありません。
おまけにそのまんまリバースってことも、あったりなかったり。

当然のことながら、そのあたりはきちんとクリアして作られたスキヤキ。
鍋を食卓にセット。
卵を準備。

そしてご飯を盛って戻ってくると。

………。
えーと。
ほぐした卵に、なぜに醤油をどぼどば入れてるんでしょーかBooじーちゃ。

塩分の過剰摂取は腎臓によろしくないんで、別の卵とお取り替え。

そして、ようやく「いただきます」

………。

Booじーちゃ。
なぜに卵の入ったお椀が空ですか。
取り分けられたスキヤキを全部食べちゃいましたかそうですか。

具と一緒に卵も全部飲んじゃいましたよこの人。

腎臓に蛋白質の過剰摂取はよろしくないんで、それ以降Booじーちゃ。だけ卵なし。
それでも四杯はおかわりしましたとさ。


この件についてのおかんさまのコメント。
「ぶざっこうね」

……「ぶざま」と言いたかったんでしょうか。
それとも、「不格好」と言いたかったんでしょうかおかんさま。
ワタクシメ、毎日が初笑いとなりそうな予感で一杯です。