ながらく更新を停止しておりまして、申し訳ございません。
この期間も、温かい励ましのコメントをいただいたり、BBSのほうを盛り上げていただき、
ほんとうに、ありがとうございます。
わたくしは果報者でございます。
それなのに……ココ最近、ろくに自転車に乗れていないわたくし。。。
みなさまにご報告させていただくようなトピックもなく、誠に心苦しいばかりでございます。
もう、こうなったら……アレを暴露するしかない……
さようでございます。トピックがない今となっては、ちょっと恥ずかしいモノをお出しして、
卑屈にゆがんだ照れ笑いを浮かべるしか方法はございません。
どうぞ、存分にあざけってくださいまし! さげすんでくださいまし!
チームうり坊ズのオリジナル・サイクルジャージでございます!
ジャーン! ↓
↑コレ、いったい何事か、お分かりになりますでしょうか?(汗)
実はその……先日の、乗鞍のレース用に、自作したウエアでございますの(汗)
世間を知らないというのは、これほどまでに恐ろしいことなのでございますね。
ナントわたくし、この、ハズカシイ服を着て、乗鞍のレースに出ようとしていたんですの。
なにをかくそう、わたくしは尋常ならざる貧乏人でございます。
正常な神経の持ち主だったら、まずは不安で夜も寝られないであろうというくらい、
収入は少ないですし、たくわえもスッカラカンなのです。
……ですからね。
乗鞍レースに出場することになって何が心配って、そりゃ時間内に完走できるかどうかも
大きな不安要因ではございましたけれど、着ていくものがない!というのも、
同じく頭の痛い問題だったのでございます。
つまり、わたくしはジャージ1枚、買うことができなかったのでございます。
そのとき脳裏をよぎったのが、ユニクロのドライメッシュTシャツの存在です。
このTシャツ、1枚1000円なんでございます。
これに、アイロンプリントで、それっぽいロゴとかを貼り付ければ、
なんとなくサイクルジャージっぽくなるんじゃないかと、かように考えたわけでございます。
ええ、もちろん、「ヘタな考え、休むに似たり」でございました。
なぜって、「Cannondale」はむろんのこと、「Simamo」だって、「ブリジストン」だって、
企業ロゴを、勝手にマネてプリントすることは許されないのでございます。
仮にそれが、「アズマ産業」であろうと、「トピーク」であろうと、です。
そこで思いつきましたのが、以前、mamoさまがBBSのほうにアップしてくださった、
「チームうり坊ズ」のオリジナルロゴ!
これなら誰からもとがめられません。
さっそくわたくしは、アイロンプリントの製作にかかりました。
↑コレでございますぅ~! (コピーライトは、mamoさまでございますのよ)
なかなか押し出しの強いロゴではございませんか。
こんなの着ている人、誰もいませんことよ。(絶対にいません!)
有頂天になったわたくしは、他にもいろいろ、作ってみたのでございます。
もう、これ以上、なにも申し上げる必要はございませんわね。。。
これらを、自宅のインクジェットプリンタで出力して、
アイロンでジュジュ~っと転写させて、一丁あがり!でございます。
(生地の青色と、アイロンプリントの青色が、微妙に違っているのが、いかにも悲哀に
満ちているのでございます。)
いえ、冗談じゃございませんことよ。
わたくし、ほんとうに、この自作ジャージ(ユニクロTシャツ)で、レースに出るつもり
だったのでございます。
ですからね、Y編集チョさまから、ウェアについて尋ねられたときも、
わたくしは自信満々に、自作のチームうり坊ズジャージの写真を、
メールに添付してお送りしました。
「コレを着て、出ようと思います! ルンッ!」
しばしの沈黙のあと、Y編集チョさまはかく語られたのでございました。
「……メーカーから、広報用のウェアを借りましょうね。。。」
いつも鬼ボスと恐れられているY編集チョさまが、これほどまでに憐憫に満ちたお声で
フリー(下僕)にモノを仰られることがあろうとは、わたくし、驚愕いたしました。
このとき、すでに、自分が取り返しのつかない失態をやらかしたのではないかと、
うすうす感づいていたのでございます。
そして、レース当日のスタート地点に集まった人々をみて、わたくしは自分がいかに、
常軌を逸した行動をとろうとしていたか、を思い知ったのでございました!
ユニクロTシャツの方は、ただのひとりもいらっしゃいませんでした。
まして、アイロンプリントのTシャツをお召しになっていらっしゃる方など、
存在するはずもございません。
みなさま、真剣勝負なのでございます。コスプレ禁止なのでございますぅ~!(泣)
ああ、わたくし、いつもお世話になっているクライアントさまのお顔に、
危うくドロを塗るところでございました。
わたくしは意図せずして、クライアントさまを奈落の底へと失墜させようと
してしまったのでございますぅ~!
危険を察知し、わたくしの暴挙を事前に食い止めたY編集チョさまは、
もう二度と、わたくしをお信じにならないことでございましょう。
「コイツは油断ならん」
Y編集チョのブラックリストのいちばん上に、わたくしの名が刻まれたことは
疑うべくもありません。
ああ、それにしましても、アイロンプリントのTシャツが、これほどに罪なものだったとは。
このオリジナルTシャツは、いつか、エコーラインから畳平をめざすときのために
大切に保管しておきまする。。。