深い意味なんてない

2013年10月14日 | 日記
ここ数日のことである


仕事帰りに急ぎスーパーに寄った
貧相な夕餉にもう少し何かを足したいと
半額惣菜を狙っていたら
息子の幼稚園の頃からの知り合いママさんに会った


少しの立ち話中
彼女は「疲れた~疲れた~」を連発していた

「なんでそんなに疲れてるの?」と聞いたら

「今日一日テニスしたから」


私は表情を変えず、笑って受け流した


仕事に出かけようとしていたら
近所の奥さんに 捕まった

彼女は言った
「よく続きますね~」

私 「えっ 何が ?」
彼女「仕事」

さすがに、顔つきが変わってしまったように思う

心の中で「その言葉、自分の旦那さんに言えます ?」

と、言い返したかった

私は、暇だから、お小遣いが欲しいから
エステに行きたいから
働いているわけではなく
働かなくては生活できないから、働いているのだ



しかし、腹を立てている自分がおかしいと、気付いた
彼女たちは、専業主婦なので、もう 働くことがよくわからなくなっていて

深い意味で言ったことではないのだ


「今の仕事が好きだから、やりがいがあるから、自分にあっているから、楽しく働いている」

と、堂々と言えない私に問題がある


専業主婦のままでいたかった私は、彼女たちに嫉妬し、卑屈になっているから
腹が立ったのだ


足りなかったのは
働くことに対する プライドを持つことだった


もっとも、今の時代 これからの時代
女性が結婚後も働くことが当たり前になってきている





よく 考えてみたら
高校入学以来
私は、親からお小遣いをもらうことを拒否し、アルバイトを始めた
大学の学費を自分で払い
結婚後もしばらく、正社員で働き
息子が幼稚園に入ってから
在宅○○先生の仕事をしており

仕事をしていない時期は 5年しかない


つまり
私は、働くのが好きなのだ





コメント (6)
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