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日々のつれづれ

日々うららかでありますようにと願ったけれど、平穏な日々は続かない。
穏やかな老後は訪れるか。

4月になったら

2024-03-24 | 趣味の時間
昨年夏に来た孫と娘が帰る時に、娘がJ〇Bの旅行券をくれた。
会社から永年勤続の記念品として貰ったものだと言う。
娘たちも旅行には行くのだから自分たちで使えば良いのにと言ったのだが、近くにJ〇Bが無いからと言って置いて行った。

私たちに気を遣ってくれたのだからと旅行の計画を立てたのは2月。
かねてより行きたいと思っていたものの、もう行けないだろうと思っていた八重山諸島に行くことにした。
沖縄には何度か行ったが、島に渡ったことは無い。
4月22日に出発、羽田経由で那覇まで行き、初日は沖縄市内に泊まって翌日石垣島まで行き3泊する。
2日間はレンタカーを予約した。初日は石垣島、2日目は西表島を観光するつもり。3日目は竹富島に行きたい。←ここは小さな島なので早めに石垣島へ戻れると思う。

26日の10時40分に石垣空港を発って16時に新千歳空港に到着予定だ。忙しく動くことはしないでゆっくりと過ごせたら良いなと思っているけれど、どうだろう。





トマム・ザ・タワー 2日目

2023-10-17 | 趣味の時間
このホテルの売りは雲海を見て散策を楽しむことなのに、翌日は朝から雨。
前日歩いたときにゴンドラ乗り場まで歩けると思ったけれど、雨の中、しかも日の出前に歩く気にはなれなかった。
それでも折角4時に起きたので身支度を整えてロビーに行ったら、既にバス待ちの列ができていた。
バスの発車時刻は4時55分で、私たちが列に並んだのは4時30分くらい。その後も列は長くなった。
やっぱり皆、行くだけでも行ってみようと思うんだ。

ゴンドラを降りてテラスに出てみる。

天気が良ければ歩いてみたかったが、バスの出発は9時。その前に朝食を取らなければならないので、忙しい思いをして悪路を歩くまでもないと思って諦めた。


朝食は、昨夕は開店していなかったレストランにした。ビュッフェだったけれど夕食よりもずーっと美味しかった。

雲海を見て、朝食を取るために並んで待って食事して、決められた時間に間に合わせるのは忙しい。
ここはツアーで来るところじゃない とつくづく思った。

帯広に向かって走るバスの中でガイドさんが聞いた。
またトマムに来たいと思いますか
来たいと言う人は一人もいなかった。

参加者は年配の人が多い。ガイドさんが笑いながら言った。
そうですよね~。温泉に入って浴衣で食事して、というスタイルのほうが良いですよね~ 

帯広では駅前の老舗ホテルで3つのテーブルに別れてランチを取り、そのあと2か所の庭園を見て道の駅へ。
その日は弱い雨だったけれど、ずーっと降り続いた。


ホテルは、先に書いたようにウォーターボトル も置いてないし、お風呂は全くダメだったしで残念だったけれど、ゆっくり雲海テラスを歩けたら良いなとは思う。
2度目は無いと思うけれど、もし機会があったら次は個人旅行で、出来れば連泊したい。

それでも、行けないかもと思ったツアー旅行に参加できたのはよかったと思う。


トマム・ザ・タワー

2023-10-14 | 趣味の時間
送られてくる旅行の冊子を見ているうちに、泊まることは無いだろうと思っていたトマムに「行ってみようか」と思った。
一泊二日のバスツアーだが、プレミアムツアーという事で定員は20名。座席は広く使える。
集合時間は12時30分で、トマム到着は15時くらい。
翌日は帯広の庭園を2か所回って道の駅に寄り、札幌駅到着は18時30分。
帯広は何度も行っていて庭園も道の駅も行かなくても良いのだけど、トマムは一度泊まってみても良いかなと思って参加を決めた。

旅行の数日前から右の股関節が痛くなった。
椅子から立ち上がる時が大変だ。体温が平熱より2~3度高いが風邪の症状も無いし、持病に拠る炎症が起きているのかもしれない。
熱がもっと上がったら参加は見合わせなければならないだろうと思っていたが、旅行当日は平熱よりは高いものの36.8度で、痛みも随分楽になった。
定員20名のツアーに参加者は17名。夫婦・母娘・友人同士そして一人参加の人もいた。
その日は一度トイレ休憩を取っただけで早い時間に現地入りした。

客室に落ち着いてから、敷地内の移動のため15分おきくらいに運行されているバスに乗ってみた。
終着はプールと浴場だったのでお風呂に入って戻る事にした。プールを抜けて脱衣所へ。体を洗っていざ浴場へ入ってびっくり!温泉じゃないのは仕方ないとしても少し大き目な露天風呂がひとつあるだけだ。
他にも浴場があるのかと思ったけれど、無いみたい。

来るときはバスに乗ったけれど、帰りは歩いてみた。ゆっくり歩いて20分くらいか。
 歩いている時に撮った宿泊するタワー。

ウエルカムドリンクがあると聞いていたので夫はワインを、私はジュースを飲んだ。
夕食はレストランを選べるけれど、少し飲みたい私たちにはビュッフェしか選択肢はない。開店と同時に入店できるように早めに行ったが、既に長い列ができていた。
料理の味は特に美味とは思えない。一人3900円でアルコールは別料金という値段は高い。

お風呂もあるとは言えない状態だし、部屋には水のボトルサービスも無い。いくら洗面所の水が飲めるとは言え、ウォーターボトルが置いてなかったのは初めてかも。

水を買うために19時過ぎにロビーに降りたら、スタッフさんが「7時半に花火があります」と言ってくれたので外に出た。
そんなに寒くなかったし、思いがけず花火を見ることができたのはラッキーだった。

    


紙の梟

2023-05-15 | 趣味の時間
図書館に予約した本が入ったのは、気忙しく過ごした連休が明けてからだった。
 7日に貸し出しを受けて貫井徳郎氏の「紙の梟」読み始めた。

人ひとりを殺したら死刑になる世界での5つの話しだ。
被害者のデザイナーは目と手と舌を失っていた。死んだほうがましな状態でも彼は生きてはいた。なので加害者は死刑になることは無い。――「見ざる、書かざる、言わざる」

友人たちと行った山間の別荘は土砂崩れで通行できなくなった。その中で起こった殺人。犯人は仲間の一人に違いないのだが。――「籠の中の鳥たち」

頻発するいじめ。だが、ある日いじめの首謀者の中学生が殺害される。人を殺せば死刑になる。死を願う人は、いじめの加害者を殺すことで社会に一石を投じて死刑になることを選ぶ――「レミングの群れ」

俺はあいつを許さない。姉を殺した犯人は死をもって裁かれるべきだからだ。彼は犯人を殺し逮捕されたが、驚愕の真実を知らされる。――「猫は忘れない」

ある日恋人が殺害されたことを知る。しかし、その恋人は存在しない人間だった――「紙の梟」

帯に書かれた「紙の梟」の惹句はある日恋人が殺害されたことを知る。しかし、その恋人は存在しない人間だった
存在しない人間と書かれていたので実在していなかったのかと思ったが、違った。
殺された恋人が名前をいくつも変えてきたと知らされる男の話で、彼女は名前を変えて男と付き合いお金を出させてきたらしい。では、無心された覚えはないけれど自分も騙されていたのか?
自分への思いは本物だったと確認したいと願う男が、最後にたどり着いたのは・・・

人ひとりを殺したら死刑になる世界という設定に興味を惹かれて予約したのだが、いまひとつ物足りない思いが残った。
けれども各サイトでの、この本の評価は決して低くはない。
私の期待値が高すぎたのかもしれない。



52ヘルツのクジラたち

2023-01-29 | 趣味の時間
連日の雪かきで本当にヘトヘトになった。
朝、夫と二人で雪を除けて夫を仕事に送り出す。朝食を食べて朝の家事を終わらせて再び雪かきに出る。降雪が多いときは午後からも雪を除ける。
金曜日には疲れ果てて胃の調子も悪い感じ。
その日の献立は考えていたが、土・日は夫は居ない。
土曜か日曜にはスーパーへ行かなきゃと思っていたけれど、この体調では車の運転もしたくない。
金曜日、帰宅した夫が「じゃあスーパーに行くか」と言ってくれたので、週末は何もしないで体を休めることにした。


土曜日、夫が出かけたあとに手にしたのは町田その子さんの「52ヘルツのクジラたち」
  
2021年の本屋大賞を受賞して話題になったので図書館に予約して、ようやく手にすることが出来た一冊だ。

明日の天気を訊くような軽い感じで、風俗やってたの? と言われた。
この冒頭の一行で、読みやすそうで良いかもと思った。

町田さんの本はこれで4冊目になるが、生きづらさを抱えた人たちの話が多い。
「52ヘルツのクジラたち」も、自分の人生を家族に搾取されてきた女性が田舎に引っ越ししてきたところから始まる。大事なものを失ってこの地に来た彼女が、母に虐待され言葉が出なくなった少年と出会う。
誰も少年を助けてくれなかった。
少年にとって初めて安心感を与えてくれた彼女は「寂しくて死にそうな時に、52ヘルツを聴く」と言って、少年にもプレイヤーのその声を聴かせてくれた。
他の仲間と周波数の合わないクジラの声だ。
世界で1番孤独だと言われている52ヘルツのクジラ。

色々なことがあったけれど、自分を助けてくれた人のことを思う。
今度は自分がそのクジラの声をきっと聴いてみせる と彼女は思う。
自分が助けてあげられたら良いな、と思う。


生きるって辛いことだなと思うけれど、その辛さが人を優しくするのかもしれない。

満天のゴール

2022-12-01 | 趣味の時間
日曜日から気温が下がり、月曜は雨模様。火曜日は終日雨。
日中でも照明が必要なくらい室内も薄暗かった。
そして水曜日はついに今季初の積雪があり、今日も朝から雪。しかも朝の最低気温は氷点下5.8度。一気に寒気が入ってきた。


いま、日曜日に図書館で借りてきた本を読んでいる。
藤岡陽子さんの「満天のゴール」

作者の藤岡陽子さんは1971年京都に生まれ、同志社大学文学部を卒業して報知新聞社にスポーツ記者として勤務。退社後、タンザニア・ダルエスサラーム大学に留学。その後結婚し出産したが、経済的に夫に依存することに不安を感じ、慈恵看護専門学校を卒業して看護師資格を得、いまも現役の看護師として働いていると言う。

 夫が浮気した。妻は別れる気はない。
それでも息子を連れて限界集落の実家に帰ったのは、夫が考え直してやり直すことが出来るのではないかと思ったからだ。
ところが浮気相手に子供が出来て夫は離婚を急ぎ、ついには妻の実家を訪れる。
まだ小学生の息子のほうが父親に愛想をつかして追い返してしまう。
なんとも情けない状況だが、妻はようやく「やりなおせない現実」を知って今後を考える。
彼女の就職の決め手は看護師資格だった。看護学校を卒業して資格は得たが臨床経験はない。それでも人材不足に悩む病院に看護師として採用された。
老人が殆どという集落の唯一の病院で、外来診療のほかに、病院まで来られない人のために訪問診療を行っている30代の医師。
そこで暮らす人々はそれぞれが屈託を抱え、それでも人生のゴールまで何とかやり過ごしていこうとする。
医師の過去もかなり過酷なもので、決して明るく楽しく読める本ではない。
しかし、心に重く響いたのは確かだ。


     

サイレント・ブレス

2022-09-27 | 趣味の時間
父を送ってから10年以上が過ぎた。
亡くなる3か月前に癌が分かり入院したが、85歳という高齢でもあり積極的治療はしたくないと考えていた私に、Dr.も同意見だったのは幸いだったと思う。
何もしなければ入院は出来ないので痛み止めの投与と中心静脈栄養の処置は行った。
亡くなる前日に病院に行った際に、看護師さんから「お父さんがカセットに合わせて小さな声で歌っていた」と聞いた。
その夜半、病院から連絡を受けたのだった。


現役の医師である南杏子さんは、この作品「サイレント・ブレス」で小説家デビューした。
大学病院から訪問クリニックへの異動を命じられた女医が看取った患者の物語だ。
45歳の乳癌女性、84歳の女性そして72歳の膵臓癌の名医は治療を拒み、在宅診療を受けて安らかに死にたいと願っていた。
17歳で筋ジスと診断された22歳の若者は生きる希望を持ってはいたが、ただ介助されるだけの状態になってまで生きたいとは望んでいなかった。
そして脳梗塞で倒れ、施設入所の後はコミュニケーションも取れなくなった女医の父。
もう父の意志を確認することも出来ない。回復の見込みのない父を、この状態で永らえさせても良いのだろうかと彼女は悩む。

終わり近くに書かれた文章には「自然体で死に向かう人はほとんど苦痛を感じないと言われている」とある。



父の最期を思い出した。
死についての姿勢を深く考えさせられる作品だった。





青春の記憶

2022-08-28 | 趣味の時間
今朝の新聞の、本の紹介の欄に出ていたのは「気狂いピエロ ライオネルホワイトの原作が全訳され今年5月に刊行された」
この記事を読んで、若い頃よく映画を見に行ったのを思い出した。

監督ジャン=リュック・ゴダール 、主演ジャン=ポール・ベルモンドのこの映画を見たのは学生のころ。
記憶に残っているのは、主人公がコンパーチブルの車で海岸線を走り抜けるシーン。
そして体にダイナマイトを巻いて爆死するラストシーン。




同じころに見た「俺たちに明日はない」は1930年代にアメリカ各地で強盗を繰り返した、クライド・バロウとボニー・パーカーの実話を元に描かれたもので、主人公の二人が警官たちに囲まれ激しい銃撃戦で死亡するラストシーンは印象的だった。

1960年代、ベトナム戦争が影を落とし反体制的な若者達を描いた“アメリカン・ニューシネマ”が流行し、フランスでは今までの映画の定石を破る“ヌーヴェル・ヴァーグ”と呼ばれる映画運動が起こり、多くの名画が生まれた。
この当時の映画で印象に残っているものは多い。
有名な「太陽がいっぱい」や、ダスティン・ホフマンが主演した「卒業」のほかにもアルフレッド・ヒッチコック監督の「鳥」スタンリー・キューブリック監督の「2001年宇宙の旅」
人工知能であるHALが意思を持つ場面には衝撃を受けたことを思いだす。

授業を抜け出して友人たちと見た映画。
青春の記憶だ。

大型ホテルを避けて

2022-08-19 | 趣味の時間
新聞の片隅に出ていた、胆振地区のバス会社が工場夜景を見学するバスツアーを8月に催行するというローカルニュースに夫が反応した。
19時過ぎに登別温泉を出発する2時間40分のバスツアーを、8月26日まで毎日開催するという。

夫の会社のお盆休みは11日から16日までの6日間。でも水曜日に休んでいる夫は10日から17日まで、8日間の休みになる。
例年なら何回か遊び仲間に誘われるのだが、みんなのスケジュールが合わないらしい。今回は日曜日のゴルフだけ。
コロナ禍でなければ北海道を出て旅行に行くのだが、今の状態では無理。
それでもずーっと家で過ごしたくない夫は「休日前の8月10日ならまだ混んでないんじゃないか」と言う。

仕方がない。大型ホテルは避けて、10日に宿泊できる宿をネットで探してみることにした。
宿が無ければ諦めることになると思っていたが、客室数41室の和風旅館が空いていた。
宿泊の際はワクチン3回接種済証が必要になる、と言うのも安心材料にはなる。
食事は部屋食だし、泊まるならここしかない。

工場夜景見学と宿の予約を済ませたのだが、8日にバス会社から連絡があった。
催行に必要な人数は8人だが、現在の申込者は2名だけ(つまり我が家だけ)10日の17時まで受け付けているのでまだ確定ではないが、中止になるかもしれない。

あと2日で6人の申し込みは無理だろう。行くのをやめようかと思ったが、宿のキャンセル料を払うのも勿体ないと、出掛けることにした。

到着したのは14時。
混まない時間にと思って早めに浴場に行った。
入浴客が一人いたけれど、私が入るのと入れ違いに出て行った。
温泉は浴槽が二つと露天風呂。硫黄泉で浴槽の底には沈殿物が多量にある。
ほかに入浴客がいなかったのでゆっくり出来た。
脱衣所で身支度を整えている時に入浴客がひとり入ってきて少し言葉を交わした。

食事は朝・夕ともに部屋食だったので、温泉に入った際に会った2人以外の宿泊客と会うことはなかった。


夕食は全13品。日本酒の飲み比べセットが2人に1セット付く。
 
(これは夕食。画像はホームページからお借りしました)

夕食は6時から始めた。
食前酒、先付、前菜と美味しく頂いたのだが、その後がなかなか来ない。
各客室に配膳するのは大変だろうと思ったが、それにしても長い。
結局食事が終わったのは8時すぎ。
食後はゆっくりしたいので「食べ終わった食器は私が廊下に出しておくので」と言って長盆を置いて行ってもらった。

↑の件が不満だったけれど(コロナのせいで客数が減っていたために仲居さんが足りなかったのかなと思う)雰囲気も良く、フロントの対応も良く、また行ってみたいと思う宿だった。


サークル活動

2022-06-17 | 趣味の時間
母の日常を手助けしたいと思って、長く勤めたパートの仕事を辞めてから20年。
仕事を辞めたのだから何かしたいと思って始めたのが、まだ一般に知られていなかったプリザーブドフラワーだった。
5年後に母が亡くなった時にはやめようかと思ったが、娘の「おばあちゃんもプリザーブドフラワーを喜んでいたんだから」という言葉と、一緒にやっていた人が「うららさんの分も加工しておくから」と言ってくれた事で続ける事が出来た。
一年後、その会場が使えなくなって街の中心部でやることになった。中心部まで行くとなるとこれまでの倍の時間がかかるし、駐車にも困る。公共の乗り物を利用するには材料などの荷物が大きくて大変になりそうでやめることにした。
続けて通うことにしたのは目的を持って参加していた人だけで、後に結婚式場のフラワーアレンジをするようになったと聞いた。

短期の講座をいくつか受講した後、地区センターで知り合った人に一緒にやろうと誘われてパソコンのグループに参加した。
講師の先生がエクセルとワード専門だったので、知らない知識を得るのは楽しかったのだが、会員が20人近くいたせいか時間が経ったせいか、人を非難したり陰口を聞くこともあって雰囲気が悪くなって行きたくなくなった。
いま考えれば同年代の女性が多かったせいもあるのかも知れない。
やめたかったが、その時代表をやっていた女性が私に執着していて、争うのが嫌でなかなかやめられなかった。
会には行かなかったので籍があるだけの幽霊会員の状態がしばらく続いたが、孫の面倒を見なければならないのを口実に、ようやく関係を切る事が出来た。

語学のサークルに加入したのは、隣の地区で短期講座を開くのを知ったから。
迷ったけれど締め切り間際に申し込みに行って「最後の一名です」と言われ受講することに。
講座が終了して「サークルを立ち上げたい」と参加打診を受けた。以前の経験もあって迷ったけれど(ダメだったらやめれば良い)と思って参加を決めたのだった。
こんなに長く続けることになるとは思わなかったが、30代から80代まで年代層が広かったせいか、個人的なつながりがあまり深くならず居心地が良かったから続いたのだと思う。

体調を崩してサークルを休んだ2週間、やめるかどうか迷いに迷った。
でも夫と買い出しに行った土曜日、買い物している間に頭がぼーっとして軽いめまいが。すぐに治まったけれど一瞬やばいと思った。
やはり続けるのは無理かも。

次のサークルの日に挨拶に出かけて、私のサークル活動は終わった。