夜の翼

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BABYMETAL -METAL GALAXY WORLD TOUR IN JAPAN EXTRA SHOW LEGEND 参戦記 その2

2020-02-22 22:17:18 | ライブ
LIGHT SIDEとDARK SIDE 表裏一体 そんな内容の紙芝居。
正面に高さ10m以上の巨大スクリーンがあり、さらに両サイドにサブスクリーンがある。
これまでで最大の大きさだと思うが、この大きさになっても超高解像度。
いったいどういう仕組みになっとんねん!と言いたくなるほどの解像度で、この大きさ、この画質であれば後方でもスクリーンは見やすいだろう。
そして1曲目「FUTURE METAL」。この曲はオープニングとしては結構上がる曲。
ほぼ正面頭上に、メインのラインアレイスピーカー右があり、距離も近いためかなりの爆音。
周りは誰もしていなかったが、念のためライブ用の耳栓をしていてよかった。ただ、バランスを重視してか低音は抑え気味。

そして、最近の定番「FUTURE METAL」からの「DA DA DANCE」。
おお、3人が近い。肉眼で表情まで十分見て取れる。やっぱり近いっていいですね。
最初のアヴェンジャーズはMomokoさん。SU-METALは細すぎるな。MOAMETALはホントキレイになったよな。
CD音源を聴いたときは違和感ありありだったのが、もうすっかりなじんでしまっている。
神バンドの衣装が白い。あの評判の悪い仮面は被ったままだが、楽器で日本のオリジナル神バンドと分かる。
仮面は付けてるとはいえ、白衣装の神バンドを見るなんて、2年以上ぶりか。
やはり、オリジナルの神バンドの演奏は安心する。ライブで聴いたわけではないが、
洋の神バンドは、ベース専業ではないギタリストがベースを演奏しているためベースが弱く、ドラムが目立ちすぎてバランスが悪いような気がする。
そこへ行くと日本の神々の演奏は盤石である。メンバーも藤岡さん亡き後のベストメンバー。
超モッシュだが、いきなり圧縮が来ることもなく、意外と自分の周りは大人しい。
ここから「Elevator Girl」、「Shaniti Shaniti Shaniti」とアルバムのDisk1と同じ曲順。
正面の巨大スクリーンにはMV的な効果映像が流され、両脇にサブクスリーンにはメンバーのパフォーマンスが移されているということが多かった。
超モッシュの恩恵により、サブスクリーンはあまり見なくともよかったかも。
移動ステージは前後に移動するだけではなく、上下にも動くが、今回のはリフト量がかなり大きかったのではないか。
あまり上に上がってしまうと、近くで見ている超モッシュ勢は、逆に見切れてしまう。

ここで懐かしい紙芝居。例の女性ナレーション久しぶりに聞いた。
今日はLIGHT SIDEなので光GENJIパロディーか。
シャカリキコロンブスならぬシャカリキモッシュッシュとは笑わせる。
そうここで「OH! MAJINAI」。
巨大スクリーンのCGヨアキムが多すぎて大爆笑。こういうふざけた感じも久しぶり。
でもちょっとヨアキムいじりすぎなのではないかと心配するほどの振り切れぶり。
スクリーンのヨアキムに気を取られて、ダンスはあまりみれなかったが、今までにないトラディショナルダンスのミックス。
ハードではないがライブでは盛り上がる。
SU-METALのお気に入りとのことだが、メタ太郎もそうだがこういうバイキングメタルというかフォークメタル系がお好みなのね。

ここまではDisk1の曲順どおりだったが、この次に「YAVA!」がきた。
かなり久しぶりでちょっと驚いた。ライブで演るのはいついらいだろう。
ダークサイド以後はやってなかったのではないか。選曲はやはりLight Sideだ。

次に「Brand New Day」。もちろんライブ初披露。
この歌が聴きたかった。この曲がメタルなのかという点についてはさておき、SU-METALのヴォーカリストとしての進化と新たな一面が聴ける曲。
バックのスクリーンの映像も歌詞の内容とシンクロしてよかったが、なんといってもライブ初披露にしてこの仕上がり。
CD音源で聴いたときから、キーがかなり高いうえに、力を抜く部分が多いので、曲中の抑揚のつけ方が難しいかなと思ったが、そんなことは現在のSU-METALにとって問題ではない。
 晴れの日ばかりじゃない。雨の日ならブレイクすればいいよ。
 そしてまた新しい日がやってくる。
無意味系、元気系の歌詞が多い中、珍しくちょっと内省的な歌詞。
まるで誰かに語り掛けているように思えるのは、気のせいだろうか。
ああ、耳が幸せ。

ここからは「ギミチョコ!」、「メギツネ」と定番のアッパー系の曲が続く。
「メギツネ」のときに移動ステージが中央に動いた。中央の柵の方へ軽い圧縮があり、割とステージに近いところに流される。
ほぼ真横から3人を見る形になったが、曲中のC&RでKanoさんが上手方向に向いてくれた。
おお、肉眼で見るKanoさんは横浜で見たときの印象とは違って、大きく見える。
Kanoさんと入れ替わりで、MOAMETALが上手に来た。
いや、もともとYMYであるためモアシタンではないんですけど、最近のMOAMETALはほんとにきれいになったなとは思ってたんです。
でも、油断してました。かなりの至近距離からMOAMETALの満面の笑顔をもろに食らってしまいました。
ええ、「無事死亡」というのはこのことなんだと思いました。
ZEPP名古屋でYUIMETALを見た時以来の破壊力でした。
おかしいな、MOAMETALもライブでかなり見ているはずなんだけど、
まあ、あれをもろに食らって無事でいられる人はこの世にはいないと思いました。
(中2に戻ったおっさんの感想)

ここで「Night Night Burn!」。新曲の大盤振る舞いだ。
ダンスはやはりフラメンコ入り。合いの手にクラッピングも入り、まさにラテンメタルという感じに仕上がっている。
ラテン系の国ではかなり受けそうな曲調。
パイロの炎も上がりまくりで、文字通り燃え上がる曲。

ほう、ここで「THE ONE」か。ということはBBABはなしか。
日本限定盤の曲はやらないのかとこの時点では思っていたが、これがDAY2の伏線になっているとは。
以前はライブの締めか締め前の曲として演奏されることが多かったが、ダークサイド以降はなかったので久しぶりだね。
 ♪No reason why I can't understand it
SU-METALが歌い出す。この後の展開を予想していた人は多分いないと思う。
 ♪Please let me know もし答えがあるなら
全く予想していなかった「THE ONE」での日本語。
思わず変な声が出た。周囲もあっという感じでざわついた。
「Metal Resistance」が出てからは、ずっとEnglish versionしか歌われてこなかったこの曲(たぶん)。
おそらく2015年の横浜での初披露以来のオリジナル日本語ヴァージョン。
この日のライブ最大の驚きだった。個人的なハイライト。
SU-METALの日本語は美しい。ただ、もうこの曲が日本語で歌われることはないと思っていた。
「封印を解く」との謎かけ。1日目はこの曲だった。
この曲を聴くと、なぜかYUIMETALを思い出す。
ゴンドラに乗っていた初披露の横浜。瞳に涙を浮かべてうっとりとしていた東京ドーム。
そしてその姿がなかった広島。
驚きとうれしさ、そしてちょっとした切なさが入り混じった中聴くオリジナルの「THE ONE」は特別だった。

締めはやはりこの曲しかない「Road of Resistance」。
ただ、始まるまでの間が長い。ステージを見ると、あれ下手にもドラムセットが。
上手になんか神が4人いないか。
東西神バンドが勢揃い!8人でRORやんのか!
盛り上がるピット。
と思ったら、そう、ここは超モッシュ、Wall of Deathの準備が始まった。
まずい!巻き込まれたくないので、後ろに下がろうとしたらもう下がるスペースなく、いつの間にやらWall of Death最前列。
しかも、気の利いた整列担当のメイトさんが隣のスペースとくっつけて、よくある丸い空間ではなく、メイト同士が正面で対峙するこれこそWall of Deathという状態になってしまった。
数ある映像でもこの形で大きさは見たことない。
ああ、SU-METAL様の「Wall of Deathやらんかい」ゼスチャーが始まってしまった。
「1、2、3、4!」のカウント。
後ろから飛び出すメイトの圧力を何とかすり抜けて、なんかWall of Death回避。
その後も、今まで比較的おとなしかった上手のピットでモッシュやらサークルやらが多発するので、
その対応でほとんどステージを見る暇なかった。
曲の後半で、ふとステージを見ると、あれアヴェンジャーズ勢ぞろい。5人のBABYMETAL。
今まで何だったのというぐらいサービス良すぎ。さすがLEGEND公演。
エンディングでステージ左右に伸びた花道に5人が来て、We are BABYMETALコール。
5人が現れた方へ、一気に人がなだれ込む。今日一番の圧縮状態。
一瞬目に飛び込んできたのは、達成感を表情の浮かべたSU-METAL様。
これまでこんな近い距離でSU-METALを見たことはなかったが、とにかく細い!
そして、そのお姿に後光が差して見えましたとさ。
いつものように特効火薬が爆発したが、ステージに近いこともあり、耳栓していてもすごい音。
やっぱ耳栓しててよかったな。
最後に短めの紙芝居。Dark SideのDAY2につづくみたい内容だった。

自分も含め周りのメイトさん大満足。
超モッシュでは恒例?の脱げた靴を高く掲げて持ち主を探す「この靴誰の?」が始まり、みんな笑顔。
これはDAY2もかなり期待できる。
まだ当日券売ってたはず。行こうかなと思ったが、明日は友人との会う約束をしていたのでやめた。
気になったのは左右の花道。最後のC&Rのためだけに作られているとは考えにくい。
あの形の花道を使う曲といれば、ヘドバンでのスモークガンか、IDZでのダッシュか。
この時はDAY2のセットリストと関連して考えていなかった。
Disk2には、日本限定盤にのみ収録されている曲を除き未披露曲がないので、DAY1ほどのサプライズの玉がない。
DAY1のラストでRORをやったとすれば、DAY1のラストは…と考えれば自ずと結論は見えていたのに。

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