私が高校生だったときになくて、今あるもの。
それは、電源関係のアクセサリー。
昔から電線関係のアクセサリーというのは存在したわけですが、
それは専ら音の信号が乗るライン、RCAケーブルやスピーカーケーブルのことだったわけです。
しかし、今はどうでしょう。昨年久しぶりにオーディオ雑誌を買ってびっくりです。
電源ケーブルに関する記事や広告の多いこと!しかも、1mで10万円を超えるものがごろごろしている。
昔は、アンプの電源でもすべて機器に直付け、しかもかなり細いというか、
ほかの電化製品と変わらないものがついていたような気がします。
手持ちの機器だと、DVDプレーヤー(2001年発売)になると、
直付けは変わりませんが、ケーブル自体がかなり太くなっています。
そして現在は、ケーブル直付けの機器は見当たらず、すべて取り外しのできるインレット式。
付属の電源ケーブルもかなり太いものが付いているものが当たり前になっています。
そうなると試してみたくなるのが人情です。
そこで我がシステムの電源周りを見てみると、PC機器用の安いテーブルタップを流用したまま。
コンセントの数が足りなかったことあったので、電源タップの購入を検討することにしました。
しかし、住まいは賃貸アパート。当然壁コンセントは2Pです。
オーディオ用のタップについているプラグはほとんどが3P。
さらにラック周りにスペースがあまりないので、コンセントが一列に並んでいるタイプでないと少々厳しい。
ということで、数少ない候補の中からオーディオテクニカのAT-PT505/1.8を選びました。
今思うと左のスピーカースタンドの後ろに通常の電源タップも何とかおけるスペースもあるし、
壁コンセントの件は、3Pプラグを2Pプラグに変換するアダプタがあるので、それを使えばよかったかなと。
まあ、AV用なのでこれでよしとしていますが。
通販で購入して実際に送られてくると、入っている段ボール箱が重い。
確認したら重さは1kg超。箱から出してみると、やはりずっしりと重い。
直付けのケーブルはこれまた太いです。結構取り回しが厳しそう。
メタリックブルーの筐体がなかなかキレイです。
ともかくAV関係の機器の電源はこのタップからとることにして、つなぎ換えました。
その結果ですか?
いや、確かに聴感上のS/N比っていうんですかね、ざわざわした感じが少なくなった気がする。
3日ぐらい使用すると変化することがあるらしい、というので1週間ほど経ってから確認しましたが、
特に変化なし。
以前にも書きました。「~した気がする。」とか言っている場合は、実は何も変わっていない。
そういうこと言っている時点で負け組だと。
「ていうか、これってうまく乗せられた典型的な負け組のパターン?」という言葉が頭をよぎりましたが、
コンセントも足りなかったことだし、少々高価なタップを買ったと思えば・・・
と典型的な合理化でごまかすことにしました。
さて、そんなある日夜にCDが聞きたくなり、当然ながらヘッドホンで聞くことに。
使っているヘッドホンは、これまたオーディオテクニカのATH-AD7という機種です。
もう8年ぐらい使ってます。値段と使用感がよさそうだという理由だけで選んでます。
比較的長時間使っても疲れにくいところは気に入っているのですが、
肝心の音の方は、あまりレンジが広いとは言えず、分解能もいまふたつぐらい。
刺激的な疲れるような音は出ないので、映画とか見るときはいいんですがね。
そのATH-AD7で、イースタンユースの最新作「太陽と歩幅」を聴き始めました。
夏にリリースされていたのですが、出ていたのに気づかず半年遅れての購入となりました。
知らない方ために、このバンドは、「泣きコア」のスリーピースバンドで
かなりの爆音系です(最近はそうでもないですけど。)。
スリーピースなので、ギターとベースとドラムス、そしてボーカルの音しか基本的には入っていないのですが、
それぞれのパートが分離しないで音が固まっている感じの録音です。
爆音系なので仕方がない面がありますが、特にボーカルが前に出ないで楽器の音に埋もれがちになる傾向が強いです。
聞き始めてすぐに気がつきました。
なんかいつもと違う。
聴感上のS/N比が確実に良くなっている。
いつも固まって団子状になる楽器の音がけっこう分離してよく聞こえる。
はじめは気のせいかと思いましたが、これはさすがに気のせいではない。
スピーカーで鳴らしたときはあまり差がないと思ったんですが、
ヘッドホンでじっくり聞くと変化が分かります。
一応実感できるぐらいの効果はあったようで。よかった、よかった。
こんな感じでオーディオ関係の見直しを始めたのですが、いろいろと自分で気づいたこと多くあります。
まず、結婚して以来音楽をじっくり聴く環境になかったこと。
これは、住居スペースの関係でAVシステムのまとめてしまったのが一番の原因です。
GX100を買ってから再認識したことは、
音楽好きの自分にとっては間違いなくPureオーディオの方が重要であるということです。
AVの方も映画ではなく、音楽DVDが中心ですから。
そして、音楽はヘッドホンではなくスピーカーで聞きたいということ。
これを解消する方法は、発想を変えてしまえば意外と簡単でした。
AとVを分けてしまえばいいのです。
AVシステムですべてをまかなおうとするからうまくいかないんですから。
このシリーズは「Pure or AV?」とつけましたが、
その答えは「Pure and AV」です。
これを実現するために欠かせないものは、そうPureオーディオ用のリスニングルームです。
今住んでいる2LDKのアパートでは少々厳しいですが、
近々転勤する可能性がないわけではないので、当面このままで行きたいと思ってます。
引っ越すときは、「Pure and AV」が実現できるような物件を選ぶこととしましょう。
それまでは、今のシステムをチマチマといじっていくことにしたいと思います。
それは、電源関係のアクセサリー。
昔から電線関係のアクセサリーというのは存在したわけですが、
それは専ら音の信号が乗るライン、RCAケーブルやスピーカーケーブルのことだったわけです。
しかし、今はどうでしょう。昨年久しぶりにオーディオ雑誌を買ってびっくりです。
電源ケーブルに関する記事や広告の多いこと!しかも、1mで10万円を超えるものがごろごろしている。
昔は、アンプの電源でもすべて機器に直付け、しかもかなり細いというか、
ほかの電化製品と変わらないものがついていたような気がします。
手持ちの機器だと、DVDプレーヤー(2001年発売)になると、
直付けは変わりませんが、ケーブル自体がかなり太くなっています。
そして現在は、ケーブル直付けの機器は見当たらず、すべて取り外しのできるインレット式。
付属の電源ケーブルもかなり太いものが付いているものが当たり前になっています。
そうなると試してみたくなるのが人情です。
そこで我がシステムの電源周りを見てみると、PC機器用の安いテーブルタップを流用したまま。
コンセントの数が足りなかったことあったので、電源タップの購入を検討することにしました。
しかし、住まいは賃貸アパート。当然壁コンセントは2Pです。
オーディオ用のタップについているプラグはほとんどが3P。
さらにラック周りにスペースがあまりないので、コンセントが一列に並んでいるタイプでないと少々厳しい。
ということで、数少ない候補の中からオーディオテクニカのAT-PT505/1.8を選びました。
今思うと左のスピーカースタンドの後ろに通常の電源タップも何とかおけるスペースもあるし、
壁コンセントの件は、3Pプラグを2Pプラグに変換するアダプタがあるので、それを使えばよかったかなと。
まあ、AV用なのでこれでよしとしていますが。
通販で購入して実際に送られてくると、入っている段ボール箱が重い。
確認したら重さは1kg超。箱から出してみると、やはりずっしりと重い。
直付けのケーブルはこれまた太いです。結構取り回しが厳しそう。
メタリックブルーの筐体がなかなかキレイです。
ともかくAV関係の機器の電源はこのタップからとることにして、つなぎ換えました。
その結果ですか?
いや、確かに聴感上のS/N比っていうんですかね、ざわざわした感じが少なくなった気がする。
3日ぐらい使用すると変化することがあるらしい、というので1週間ほど経ってから確認しましたが、
特に変化なし。
以前にも書きました。「~した気がする。」とか言っている場合は、実は何も変わっていない。
そういうこと言っている時点で負け組だと。
「ていうか、これってうまく乗せられた典型的な負け組のパターン?」という言葉が頭をよぎりましたが、
コンセントも足りなかったことだし、少々高価なタップを買ったと思えば・・・
と典型的な合理化でごまかすことにしました。
さて、そんなある日夜にCDが聞きたくなり、当然ながらヘッドホンで聞くことに。
使っているヘッドホンは、これまたオーディオテクニカのATH-AD7という機種です。
もう8年ぐらい使ってます。値段と使用感がよさそうだという理由だけで選んでます。
比較的長時間使っても疲れにくいところは気に入っているのですが、
肝心の音の方は、あまりレンジが広いとは言えず、分解能もいまふたつぐらい。
刺激的な疲れるような音は出ないので、映画とか見るときはいいんですがね。
そのATH-AD7で、イースタンユースの最新作「太陽と歩幅」を聴き始めました。
夏にリリースされていたのですが、出ていたのに気づかず半年遅れての購入となりました。
知らない方ために、このバンドは、「泣きコア」のスリーピースバンドで
かなりの爆音系です(最近はそうでもないですけど。)。
スリーピースなので、ギターとベースとドラムス、そしてボーカルの音しか基本的には入っていないのですが、
それぞれのパートが分離しないで音が固まっている感じの録音です。
爆音系なので仕方がない面がありますが、特にボーカルが前に出ないで楽器の音に埋もれがちになる傾向が強いです。
聞き始めてすぐに気がつきました。
なんかいつもと違う。
聴感上のS/N比が確実に良くなっている。
いつも固まって団子状になる楽器の音がけっこう分離してよく聞こえる。
はじめは気のせいかと思いましたが、これはさすがに気のせいではない。
スピーカーで鳴らしたときはあまり差がないと思ったんですが、
ヘッドホンでじっくり聞くと変化が分かります。
一応実感できるぐらいの効果はあったようで。よかった、よかった。
こんな感じでオーディオ関係の見直しを始めたのですが、いろいろと自分で気づいたこと多くあります。
まず、結婚して以来音楽をじっくり聴く環境になかったこと。
これは、住居スペースの関係でAVシステムのまとめてしまったのが一番の原因です。
GX100を買ってから再認識したことは、
音楽好きの自分にとっては間違いなくPureオーディオの方が重要であるということです。
AVの方も映画ではなく、音楽DVDが中心ですから。
そして、音楽はヘッドホンではなくスピーカーで聞きたいということ。
これを解消する方法は、発想を変えてしまえば意外と簡単でした。
AとVを分けてしまえばいいのです。
AVシステムですべてをまかなおうとするからうまくいかないんですから。
このシリーズは「Pure or AV?」とつけましたが、
その答えは「Pure and AV」です。
これを実現するために欠かせないものは、そうPureオーディオ用のリスニングルームです。
今住んでいる2LDKのアパートでは少々厳しいですが、
近々転勤する可能性がないわけではないので、当面このままで行きたいと思ってます。
引っ越すときは、「Pure and AV」が実現できるような物件を選ぶこととしましょう。
それまでは、今のシステムをチマチマといじっていくことにしたいと思います。