UP GRADE LIFE

カスタムペイント アップグレードカラーズ の営業 & 遊びBlog 。
東京から群馬へ移住し、薪ストーブライフ満喫中!

えっと・・・

2017年11月18日 | Weblog
夏以来すっかり更新が滞ってしまってますが・・・

とりあえず最近の作品の中から。

TEAM PLUS ONE より、全日本ロードレース J-GP3にフル参戦している若手 福嶋佑斗選手




今までは純白のヘルメットだったので、
まずはひと目見て印象強く覚えてもらうことがコンセプトのキャラ風デザイン。



弊社サポートの豊田選手率いるTEAM D;REXより茂木選手権と筑波選手権にエントリーし、JSBクラスで見事に全勝の完全勝利でダブルタイトルを獲得した池田選手に送る記念のチャンピオンヘルメットを製作させて頂きました。





そして、モタード時代から長年サポートしている佐野新世選手の来シーズン用のヘルメット。前作からのコンセプトは海外で際立つ純和柄!




この波柄は、ひと波ひと波マスキングしてグラデーションも掛けてあります。
ちなみにこちらは前作




まぁこんな感じでボチボチやっております!

いよいよ8耐!!!

2017年07月24日 | Weblog
怪我のライダーさんに替わり急遽出場が決まり、
今月に入ってから依頼されておりました8耐用ヘルメットが、
期限内に無事に完成し、現地鈴鹿へ向け出荷いたしました。




#88
CLUBNEXT & MOTOBUM HONDA
櫻井賢一 選手




また、弊社サポートライダーの
田所隼選手も、18歳にして今年は8耐初参戦です!




#135
teamTras 田所隼 選手

走るたびに違うカラーのヘルメットを被ると思うので探すのが大変かもしれませんが、はやぶさモチーフのこのヘルメットも応援お願いいたします。

また、田所隼選手には、
ピットウォーク時に配布するキャラクターステッカーのイラストデザインを、
私の妻が描いております。




さらにさらに、
その妻のイラストのお仕事として、
#03
MotoMap Supply FutureAccess
青木宣篤 選手
のピットウォーク配布ステッカーにも
イラストを描いております。



(青木宣篤選手Twitterより)

いずれも数量限定のレアステッカーとなりますので、早めに応援に向かって下さい!!


各選手への応援、宜しくお願い致します。

入院と手術

2017年06月12日 | Weblog
ご無沙汰です。
先月の中旬になりますが、
隣市の大病院にて入院、手術をして参りました。

去年の3月に家族でかかったインフルエンザ。
自分はその際に、熱が下がってもいつまでも頭痛が治らずに診察に行ったところ、
急遽CTを撮ることとなりその後診断されたのが副鼻腔炎。
人間は鼻の周りの骨の下にいくつか空洞の部屋があるのですが、そのうちのほほ骨の下の空洞が化膿した膿でびっちりと埋まってました。
そのために内圧が高くなり眼球や脳へと繋がる神経を圧迫してました。


それから数ヶ月、抗生物質を服用し様子を見たのですが、何カ月経っても炎症は治らずに膿が無くならない。
膿を排出する薬も飲んでいたため、
頭痛が起こるほどの内圧上昇は無くなったものの、鼻の奥から喉にダラダラと流れ出る膿のせいで咳き込んだりする事もあり、
その膿の味の非常に不快な思いを毎日味わっていました。

また常に頭が重く、気持ちも中途半端なドンヨリ感で集中力も続かず困っておりました。

発症してもはや1年も経ってしまうと、
副鼻腔炎というのは普通自然治癒というのは無いらしく、温存療法の抗生剤投与も効かないとなると、いよいよ強制的に膿を吸い出す事も考えないとという事になりまして。
ただ、自分の場合は鼻の詰まりは全くなかったので息苦しいとか呼吸が困難とかは全然無かったので、本当にそこまでやる必要があるのか?なんで悩みもあったのも事実でした。

しかし通っていた耳鼻科で
「そろそろ五寸釘で鼻の穴の中から頭蓋骨に穴を開けて、中に管を差し込み膿の吸い出し洗浄をしましょうか」と言われるも
いやはやなんとも恐ろしい事を簡単に言うもんだな、そんな痛そうで怖い事出来るわけないだろと思いとりあえず帰宅。

んで、色々と調べたりその五寸釘洗浄を体験した知人の話を聞き、
「やらないよりは良いかも知れないけど根本的な治癒にはならない」的な意見ももらい、また、10年前に加入し一度も使わずに満期寸前だった医療保険の方から、
「どうせ痛い思いするなら入院した方が保険が出ます!」なアドバイスももらったので
とりあえず隣市の大きな病院に行って最善の方法を聞いてみようと診察を受けたらあっさりと
「もう1年と完全な慢性化してるし、副鼻腔への通路も狭そうで通気が悪いとまたすぐ炎症して膿が溜まるのは明らかだから、
思い切って手術して洗浄と同時に余計な骨の隔壁も取り除いてしまった方が空気の通りも良くなり粘膜の正常化が見込めるのでは」と言う意見を貰ったので、
もうその場で手術の予約を入れてしまいました。

手術といっても鼻の穴の中へ内視鏡を差し込み切ったり穴を開けたりするので、当然全身麻酔で1週間ほどの入院が必要との事。

これがGW直前までの出来事。
そして手術を2週間後の5月中旬としたのでした。

激痛と呼吸困難の手術体験記へ続く・・・




傷修理

2017年04月20日 | Weblog
今回もヘルメットの傷修理のご紹介です。

こちらのヘルメット


が・・・

あちゃー😰

色数もですが、細かいグラデーションもあり大変そうです・・・


まずは元の塗料の厚み分、パテで埋めて段差を無くします。

そしてイラストの輪郭となるブラックを入れます。
本当はイラスト部は全体に黒を敷いた方が作業がらくなんだけど、
そうすると傷の間に残っていたイラストの輪郭が潰れてしまい、ガイドラインがなくなってしまうので、
あえて先に黒でアウトラインを作りました。

そして黒の内側を、それぞれの色で塗っていきます。

ベタの色がほぼ終わった状態。

ここで一度捨てクリアを吹き、
余計な段差を取ってから
細かなグラデーションを慎重に入れて・・・


最後にクリアコーティングを施して完成です。
今回のヘルメットは、
ベンチレーションがヘルメット内部からクリップで止めてあるために分解出来なかったので、
最終クリアはヘルメット全体ではなく、
デザインの境界に沿ってイラストの周りの右側面のみコートしました。

その段差も研磨して磨きをかけ、
見分けが付かない様にして完成です。

元のイラストのシャドウは、プリントのドットが見える荒いものだったのだけど、
それはエアブラシでは再現不可能なので、
なんとかボカシながらエアブラシのシャドウを馴染ませてあります。

ビフォーアフター

こちらの修理はあくまでも表面上の見た目の修理で、
内部損傷している場合の安全性能まで補修するものではありませんので、
ご使用される場合は自己責任にてお願い致します。

ご依頼ありがとうございました。

サポート情報 II

2017年04月07日 | Weblog
昨年に引き続き、
全日本ロードレース ST600クラスにエントリーする
チーム PLUS ONE 田所 隼 選手も
サポートさせて頂いております。

その全日本も昨日から筑波で開幕戦が始まっております。
連日天気は今ひとつ微妙ですが、ST600クラスには
田所選手と豊田選手の2名がエントリーしているので頑張って欲しいものです。

開幕前に田所選手の今年モデルのヘルメットをお渡しいたしました。




昨年塗った1つ目の物とは、デザインこそ変わっていませんがver.3となり
ずいぶん派手に進化しましたね。

ニヤニヤが止まらなかった様です。

さぁ、決勝の日曜日には家族で応援に行く予定です。
怪我しない程度に頑張ってもらいましょう!

サポート情報

2017年03月28日 | Weblog
【お知らせ】
今年からICONのAFGmotosportsさんの推薦を頂き、
いつもクシタニ走行会でもお世話になっている、
D;REX 豊田浩史選手のヘルメットペイントを
サポートをさせて頂く事になりました。


3個同時製作ですが、側面のデザインを3個とも変えてあります。











納期にも間に合い、豊田選手、AFGmotoさんにも気に入って頂けた様でホッとしました。


作業中はこのニコちゃん🙂が
マスキングで見えたり隠れたりする度に
息子達は大騒ぎで喜んでましたよ。



思い出の修理

2017年03月24日 | Weblog
大事にしていたヘルメット
思い入れのあるヘルメット
だけど転んじゃって、落としちゃって、
そのままじゃかっこ悪いし・・・
でも捨てるに捨てられないし・・・

そんなヘルメットをお持ちではありませんか?

そんな傷ついたヘルメットも修理できます。

あ、誤解のないようにして頂きたいのは、
見た目の塗装が、です。

内部の衝撃吸収ライナーが破損していたり、帽体が著しく損傷しているものは再使用はお勧めしません。
あくまでも思い出の復旧、ディスプレイとして、
それ以外の軽いダメージの場合は、
ご使用は自己責任でお願い致します。

(個人的には、ミニバイクや、低速でコロンと逝った位なら今までの経験上、内部ダメージは殆ど無いと思っています。)


どんな色や柄でも合わせて修理できます。
ご相談下さい。

オールペイント

2017年03月21日 | Weblog
すっかりご無沙汰しています。

昨年、青木宣篤選手のレプリカヘルメットを製作したお客様から、
こんどはCBRカップに出る車両丸ごと
ノブさんカラーにというオーダーを頂きました。




CBR250は今までも5〜6台塗った事があったので油断してましたが、
新車のレースベース車という事で、
ノーマルカウルにゼッケンとシングルシート、アンダーカウルを追加したと言う、
社外製レースカウルに比べビックリする位の部品点数の多さに泣きを見ましたが!!

なんとか納期にも間に合い、凄く気に入って頂けたようでホッとしました。

I 様、この度もありがとうございましたー。

恩返し。

2017年01月03日 | Weblog
あけましておめでとうございます。

少々ご無沙汰してしまいました。

新年早々の2日朝の出来事。

出掛けるためにガレージからラムを出してバックで玄関前に付け、
荷物を取りに戻って助手席の足元に入れようとしたら、
助手席の下、ちょうど前輪と後輪の間に黄緑色の玉が落ちてるのを発見。

ゴミにしては鮮やかな色だなぁと思いながら拾い上げてみたら、
なんと寒さで凍えてブルブル震えながら動けなくなっていたメジロの若鳥でした。

あと30秒早く来てたか、もしくはあと30秒遅く来てたら、タイヤの軌道上なので間違いなく轢いてしまっていた所だった。
ラムのタイヤは幅が30cmもあるからまず100%、君、危なく轢き殺されるとこだったよ😅

捕まえて手の上に乗せても、
顔を自分の背中に埋めてブルブル震えながら逃げるでも暴れるでもなく、よほど冷えて力尽き墜落したのだろうか。

残念ながらすぐ出掛けなくてはいけなかったので、
小さなプラスチックのカゴにタオルを被せて巣の様に覆ってそこに入れてあげて日向に置いておいたら、
凍死せずに体温回復した様で
夕方帰宅してみたら居なくなっていましたよ。

今年は鶴の恩返しならぬ、「メジロの恩返し」を期待してみましょうかね😉

時間が無い!!

2016年10月27日 | Weblog
前回の全日本RR岡山戦に向け
2週間ちょいで製作した
田所隼選手のオリジナルデザインのヘルメット。

喜んでくれたのは良かったのだが
テンションが上がり過ぎたのか
フリー走行1本と予選数周、
被り始めから僅か36分で使用できなくなり・・・





まぁ攻めた結果なので、
これはオートバイレースの宿命、
しょーがないんですが。

で、次の最終戦までには少し時間もあるので
しゃーないなーもう1個塗ってあげっから
はよヘルメット持ってき〜や〜

なんて言っといたのに
持ってきたのは最終戦の2週間前!!!

レースは日曜だけど
予選、フリー走行、テスト、移動も考えると
実質10日で仕上げて渡さないと間に合わない!!
なかなかペインター泣かせで酷な事!

受け取ってすぐにバラし下処理をば。
メーカーサポートのX-14は前回塗った1個だけとの事で、
今回はX-12です。まぁ塗る手間としてはどっちも変わりませんが。

そしてすぐにマスキング開始。
ここで、いつもなら一晩完徹してマスキング作業になるところが、
前回の製作の際に型どりしたマスキングの型を
待っている間にパソコンでデータ化しておいたので
鳥、羽根ともにカッティングプロッターで
あっという間にマスキングベース完成。

これを貼り込み余分な所をさらにマスクして塗装開始!

2日目


3日目


4日目は写真忘れて
5日目

マスキングを全て剥がしてご覧の通り。



作業5日目にしてほぼ色入れも終わって、
「なーんだ、ペイントって結構カンタンなんじゃーん」
とお思いの方もおられるでしょうが・・・

ヘルメットの場合、
中の発泡スチロールや薄い樹脂パーツが多いため
自動車板金の様に赤外線で焼いて
熱で乾燥させるってことは
ヘルメット本来の機能を損なう恐れがあるため、
当方ではやっておりません。

なので基本は自然乾燥なので、
前日に塗ったばかりの塗面に翌日
マスキングテープをベタベタと貼り付けるってのは、
ホントはとてもリスキーなんです。

もう少しマージンを取った乾燥時間が
本当は理想なんですが、
今回は来週からのレースウィークに
間に合わせるのが大前提なので致し方なく・・・

細心の注意を払いつつギリギリの乾燥時間で進めております。

あとは運良く夏?と思わせる陽気な天候が乾燥を早めてくれている。


本人お気に入りのネームも
作者様からデータを頂き、
ステッカーを作って貼り込み。

そして捨てクリヤー1回。

6日目にもう一度クリヤーコート。

これだけ光沢が出てれば塗装段差は残っててもレース使用では充分なので、
塗料の重さも考慮してこの捨てクリヤー1回、最終クリヤー1回でフィニッシュ。


あとは乾いてから組み付けをして
なんと7日間で完成。



今回のは頼むから36分で破壊しないで
決勝でも被ってくれよぉ〜🙏🏻😣