レプリカ製作

最近のモデルは本当に塗装に行くまでの段取りが大変。。。

薄いパーツを壊さないように外したり剥がしたり、
隠れた場所にネジで止まっていたりするので力任せにはいきません・・・

そして、なかなか手の込んだデザインでパーツごとのデザイン合わせも手間が掛かりました。
更には途中インフルエンザに感染してダウンしたり、激しい頭痛からの副鼻腔炎と診断され全く作業が手につかない日が続いた事もあり、
結局1か月以上掛かってしまいましたが、当初約束していた予定日にはなんとか
青木宣篤選手のレプリカヘルメット3個無事に完成！

（奥の1個は見本でお借りしたホンモノです）


同じように見えますが、この2つはヘルメットのサイズがSとLと違うので、
帽体の大きさが違い、完コピとはいかずそれぞれ微妙に調整してあります。

特にSサイズの方は、帽体が小さいのにベンチレーションダクトの大きさはLの物と共通なので、
本来なら何も無いスペースに収まるはずの
Araiのロゴやイラストステッカーが入りきらず苦労しました。
ロゴやステッカーに掛かる部分も、
全く違和感なく見えるでしょ？



そして、菱形のグラフィックは、
塗り屋としてのプライドで
ギリギリまでエアブラシで塗装で入れるか迷ったのですが、
レプリカと言う事で、より本物に近い仕様の方が良いと判断し、
パソコンでグラデーションデータを作り、
それをプリントアウトしてステッカー化して貼りこむと言う初めてやる手法で
本物と全く同じ仕上がりに。


今回製作したヘルメットは、
ノブさんご本人の目にも触れる事になるので、
なんとなく雰囲気で似せて・・
という中途半端な訳にはいかず、
気合いが入りましたが
無事に納得のいく物が出来て一安心です。



全く同じ色の物をノブさんご本人も今シーズン被っていらっしゃるので、
サーキットで並べて置いておいて、
間違ってこっちを手に取ったら
俺の勝ちですね～（笑