UP GRADE LIFE

カスタムペイント アップグレードカラーズ の営業 & 遊びBlog 。
東京から群馬へ移住し、薪ストーブライフ満喫中!

職人気質は馬鹿を見る? 

2012年01月13日 | Weblog
ドカティって、特にレーシングに近い位置のモデルは
車輌価格からして、
タンクはアルミ、カウルはカーボンか最低FRPが標準だと
ばっかり思っていたんだけど、
普通に鉄タンクとかABSカウルとかなんだね・・・

剥離剤使えねーじゃん

しかも今回の外装、
過去に何度か塗り直されていた物だったのだが、
全て一度も剥離される事もなく、
途中 塗り重ねに失敗して縮みを起こしたのをも、
サーフェイサーで上からたっぷりと塗り潰してあった形跡もあり、
一番下の純正塗装から重ねて重ねて12~3層!

塗膜の厚みも酷い所では4~5mmにもなってる!
これ剥離するだけでひと回り小さく軽いマシンになれると思う~。


完成してしまえば見えなくなってしまう下地を、
塗り潰しだけで手を抜いてしまう。
そのぶん下処理代金は貰ってないのかどうかは知らないが、
少なくともサーキットを走らせるのが前提の車輌をただ塗り潰して
重くして平気なペイント屋ってどーなの?と思うのだが。



と、そんな見えない拘りの為に、
今回も猫背で肩腰痛めながら、
ぶ厚い塗膜とカッターで指先を切りながら、
微々たる剥離代金で何日も掛かる作業をただひたすら進める。

塗装の剥離作業は、
色を次々と入れて完成に近づいていく創造の作業、とは全く違い、
現状復帰というか、マイナスなモノをゼロに戻すだけの作業で
肉体的にも精神的にもかなりキツイ。

まったく前進してる気がしないのだ。(´Д` )

と、カッターで数ミリづつ素材を傷付けずに
気の遠くなるような出口の見えない剥離作業をチマチマ進めながら
愚痴をボヤいてごめんなさいm(_ _)m




というボヤキを長々とツイッターで書いていたら、
仕事の哲学なんだからつぶやきではなくブログで書けば良いのにー。
と嫁に言われた。なるほどーそうだった。

ということで!


2 コメント

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確かに (こばっきー)
2012-01-14 09:37:16
流石です

ついつい手抜いてしまいがちなとこですよね~

剥離なしで何回も重ね塗りってことはオーナーさんの予算的なもんでしょうか?


自分は仕事では割とマメですが自分の作業は適当になっちゃいます
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Unknown (UP GRADE COLORS)
2012-01-28 18:49:47
こばくん
コメントありがとう!
仕事では真面目なんだねー。
でも、蜘蛛の巣はりっぱなしの
サニトラ見たら、そうは思えんよ~

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