UP GRADE LIFE

カスタムペイント アップグレードカラーズ の営業 & 遊びBlog 。
東京から群馬へ移住し、薪ストーブライフ満喫中!

GSX-R1100 金脚その後

2014年04月14日 | Weblog
オーリンズフォークを装着したGSX-R1100
動作確認で近所を動かしただけだったので、
最近知り合ったSHOPさん主催の日帰りツーリングに参加させて頂いて、
シェイクダウン&セッティングに
伊豆まで行ってきました。


近所を試走した際に、ノーマルより15mm短くなったフロントフォークと、
以前カスタムしたノーマルより40mmくらい短くなっているスイングアーム、
そして尻上がりの姿勢にするためにリアサスのスプリングプリロードを強めに掛けていたので、
キャスターがかなり立った姿勢になってて
直線でハンドルから手を離すと、
フロントタイヤがユラユラと左右にクロールする様に揺れる状態になってました。


そのため、ツーリング前に、
リアサスのスプリングプリロードを抜き、オーリンズフォークのプリロードを少し掛ける事で、前を上げ後ろを下げる様に対処。

中古で入手したフォークなので、
現状のスプリングレートやオイル粘度、
減衰調整の標準値などが全く分からない状態なので、一通りの調整工具を携行して行きました。


で、まず東名までの一般道での感触では、上記の姿勢変化で、ユラユラと左右にクロールする状態は殆ど出なくなりました。
直線では良い感触です。

しかし、東名に乗り、秦野中井からの高速コーナーでは、
リアサスが柔らかすぎて安定しません。

で、高速降りてからリアサスのプリロードを調整。


さぁ箱根に入り、峠のコーナー。
実はスイングアームを短い物に交換した際に、コーナーで強烈にフロントタイヤがインに切れ込んでしまうという状態になったので、
(この時は長いスイングアームに合わせて、ノーマルのフロントフォークを
20mmほど突き出していたままだった為に
キャスターが立ち過ぎ状態になってしまい、
突き出しを0にしたら改善しました。)
このオーリンズフォークの15mm短くなった事が、また突き出しを増やしたのと同じ状態になるのでは?
切り込んで曲がれる状態ではなくなるのでは?
というのが一番の懸念でした。


しかしそれも、先ほど調整した状態でも、
リアサスのプリロードを以前よりはかなり抜いてある状態なので、
リアの突っ張りが弱い分、ほとんど切込みを感じません。
それよりも、
コーナー途中で、早めにアクセルを開けてリアに加重することで、
実に気持ち良く曲がれる様になりました。


それから、この違いが一番歴然としていたのですが、
ノーマルフォークでは、
路面のギャップを勢い良く踏むと、
トップブリッジの裏をハンマーで叩いた様な「ガツン!」と突き上げる衝撃があったのですが、
さすがはオーリンズ、しなやかとは聞いていましたが
その衝撃が全く伝わってきません。
もうこれだけでもオーリンズを入れた甲斐があったというもんですね。


そして強めにブレーキをかけてみたりしながら
途中コンビニで休憩する度に
オーリンズのイニシャルやプリロードを調整し、
とりあえず峠でこの位のストローク量で落ち着く所を見つけました。



そして帰りの高速でも、リアの腰砕け感は
かなり良くなっていて、
直進性もさらに改善された様で
久々に気持ち良く飛ばせました。


まだまだ試したい事はあるので、
ツーリングの度にチマチマとセッティングをいじりながら
大枚はたいたオーリンズを楽しみたいと思います。