ぶつくさ

なんやかんや、ぶつくさ言うところ

銀行に食い物にされるってマジであるんや

2016-06-14 | Weblog
少し昔、とある機械工作会社がありました。
単価1円位だけど、全国シェアほぼ100%を占め、各家庭に数個はその部品が使われた製品がある。
みたいな会社。 
なにせその部品を作る金型が、そうおいそれとは作れないらしい。
このような資源を筆頭に、そこそこの規模を持つ会社。

その会社が、都銀から融資を受ける条件に、銀行から役員を受け入れました。
まぁよくある事ですね。

その役員が、社内システムのIT化を軸とする一新化を提案。
そして連れてきた業者が役員の息子がやってる会社。
しかも使い古した旧世代のシステムを高価格で発注し、高額維持管理費も契約の体たらく。

そんな事がいろいろ続き、社の財務体質が悪化。またもや融資につぐ融資が必要に。
銀行は喜んで融資し、注入役員の数もうなぎ登り。
会社右肩下がりまくりで銀行系役員がリストラをはじめ、挙句の果てに倒産。

さて、そこでもちろん管財人は銀行とつーつーですわね。
あれこれ売り飛ばす際に、資源の利用にロイヤリティをつけて売る。
結局身ぐるみはがしてええとこ取った銀行の一人勝ち。


しかしこれは銀行のあるべき姿ではないわな