除角と去勢

今日、子ヤギを連れて除角してきました
写真では見ておりましたが、実際この目で確かに見ました

里親さんの家に着くや否や、２月２７日に産まれた雄山羊君の除角が始まっていました

現場近くまで行き車から降りるや否や、ものすごい子山羊の泣き叫ぶ声？
ええっ、もう始まっている
２時開始時間は少し過ぎてましたから、当然といえば当然ですが

我が家の雄君も同じ事されるんだ…
ここまでくればもう後戻りで出来ません
腹をくくって作業現場に抱きかかえて連れて行きました
めいっぱい抵抗して動こうとしなかったし、とても歩かせて行ける状態ではなかったから…


我が家の雄君より３週間早く産まれた雄君は切開して焼き鏝を使っての手術
角の周りの皮膚細胞を焼ききって角が生えてこないようにするんだとか
毛色が濃い山羊ちゃんでしたが血が顔中に垂れています
ああ、正直目を背けたい現場でした

獣医師の方が３人がかりで一生懸命除角の施術をしてくださっています
頭を押さえつける方、焼き鏝で角の周りと角を焼ききる方、体を固定する方と真剣勝負です

あっという間に処置は済み、次はわが屋の息子




いよいよ始まりましたものすごい声で泣き叫びます
可哀想で見ていられませんが、しっかり記憶にとどめておきたいと思いカメラを向けました




丁度一ヶ月でこれより遅かったら切って切開し焼き鏝だったそうです
幸いにもまだ角が小さく焼き鏝で角の先端、周りを焼いて行く方法でした
こげる臭いがあたりに立ち込めています















黒い色の軟膏クリームを角の周りに塗って化膿止め
とても痛々しい処置の痕です
もちろん麻酔なしですよ








処置後は、人間不信になるかも知れないと思いましたがごらんの通り落ち着いています
疲れたのでしょうか？
お疲れさんという感じですね＾＾


そして、先に除角してもらっていた彼も引き続き去勢
牛の去勢の器具でしょうか？
初めて見ましたよ






















いきなり同じ日に除角と去勢の痛い事ばかりのつらい日になった彼
今晩は疲れて体調を崩さなければよいのですが、早速母ヤギのこざくらの元に駆け寄っておっぱいをほおばっていました

これで、一緒に暮らせるもんね


我が家から行った子ざくら
すっかり母の顔になってましたよ





仲良く暮らして欲しいものです
今日は何もない日常とは少し違う刺激的な日でした

６月になってまた、遊びに行きますよ