山羊のいる風景

モカ、ミカ、麦の雌山羊3頭飼っています、親子なので山羊一家のほほんと暮らしています♪

ゆき退院

2013年01月31日 21時26分20秒 | 山羊の話

昨日、動物医療センターにお泊りして術後処置してもらう

今日、昼前に到着
農学部の中をぐるっと一周してゆきが治療してもらっていた建物の前に車を停めた
建物の隅で敷き藁にくるまれているゆきを見た

点滴の注射を首からしてもらっていたのか、左側の首の毛はきれいに刈られ地肌がむき出し状態だった
黒山羊でも地肌は不思議と黒くないんだね
白山羊さんと比べると明らかに黒ずんでいるでしょうけど

そして右足には青いギブスが巻かれていた


建物のなかに入ると、まだ処置の最中で、ゆきをごろんと寝かせてなにやら検温中だった
そして少しして右側の首筋に抗生剤の注射を一本

 

そして少し醜い姿ですが、術後の傷跡です
見るに絶えない方はここで止めてください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

信じれない事を獣医師さんから聞きました

子宮の中は1体だけでなくもう1体いたようです
それも早い段階で死んでいて成長が止まった状態の子がいたのです


つまりゆきは5頭お腹に宿して、結局外に出てきたのは3頭
2010年(平成22年)3月19日生まれ


その他に、長い時間ゆきの子宮の中にいた残りの2頭は昨日(1月30日)の手術でやっと外に出ることが出来たんです
外の空気を吸うことは出来ませんでしたが、これで何か救われた気がします
丸3年近くもお腹の中にあってゆきを苦しめていたんでしょうか?

子宮を洗浄してもらいまた縫合してもらっています
これで発情がくるかな?
もしくるなら、ゆきはものすごいパワーを持っている山羊ですね
でも、もう子山羊を産ます事はないでしょう

 

それと右前脚のギブスですが、レントゲンを撮っていただき脚の様子がよくわかりました
確かに右と左の形が明らかに違いがありましたが、原因は特定できませんでした
2週間くらいギブスで固定して様子をみることになりました
その時に、手術の抜糸もしてもらいます

 

受付で会計を済ませ

急いで来た道をもどります
ゆきは調子がよく、長旅でしたが無事家までもどってきました
途中、じっと耐えているような場面もありますが、そこはモカやもう一頭のモカちび、そしてメイがかわりばんこにゆきに面会に来ています

もちろん塀越しの対面ですが、何か山羊にしかわからない仕草で慰めあっているような感じがします

明日、明後日とまだまだ気が抜けませんが、ひとまず大きな山は越えたような気がしています

後はゆきのもうひと頑張りにかけるだけです

 

追記:今日もゆきの迎えの途中、寄り道して山羊友takacoさんちにお邪魔しました
    モカちび1頭がお嫁入りするためですけど
    名前はローラちゃんです

takacoさんのブログはこれね
http://shop.plaza.rakuten.co.jp/matsui-auto/diary/detail/201301310000/#comment

 


鳥取大学農学部付属動物医療センター

2013年01月30日 21時40分29秒 | 山羊の話

今日ゆきを軽トラに乗せて、2時間10分でたどり着きました

場所は鳥取大学キャンパスのはずれ、動物医療センターです
長旅の移動はゆきにとっては大変なストレスでしょう
でもそれ以上にゆきにとって体の負担がなくなることが一番ですから、少しばかり遠くても行くしかないと決めていました

万全の体制でのぞんでいただける信頼できる大きな動物病院です

http://muses.muses.tottori-u.ac.jp/facilities/VTH/

はじめの予想では、脚の治療をしていただく、それとあわせてゆきのお腹の忘れ物が見つかればよいという気持でいましたが、いざレントゲン室に入って撮影していただくと、右側の骨盤の中に頭蓋骨がありました。
紛れもなくゆきを苦しめている忘れ物です。
レントゲンで確認できたのも初めてでした。
これがあったため、ゆきは加速度的に老いてきた感じがしています

これは紛れもない子宮蓄膿症だそうです
これまでかかっていた動物の医療機関では設備や器具がないと言う理由で子宮蓄膿症手術は断られていました
自然に解けて出てくるのを待つことしか出来ないのか…と途方にくれておりましたが、今日のうちにこのセンターで手術していただけることに決まり、午後からお願いしました。

ここにいても私達の出来る事はないので、ひとまず2時前にセンターを後にし、ゆきだけ今晩はお泊りで入院しています。今頃はスッキリした気持ちでいるかな?
お腹をすかしてないかな?

明日午前中の早いうちに迎えに行きます。

 

もう1つ報告します
明日モカちびが山羊友takacoさんのお宅にお嫁入りします
大切に飼われているくろべぇ君の姿を見るにつけ、こんなところで暮らせたら山羊冥利に尽きるなぁ~なんて思っちゃいました

お婿さんはマツコくろべぇ君ではないですよ^^
くろべぇ君、仲間が出来たと喜んでくれるかな?
モカちびは昨年の7月1日うまれなんで、明日で7ケ月です
もう発情来ちゃってるし…一応生娘です
気立ては保証付き

明日また報告しますね

 


ゆき 動物病院

2013年01月28日 19時36分29秒 | 山羊の話

金曜日4時頃、山羊友うーぱーさんから紹介のあった動物病院に行きました

玄関入るや、すぐ受付カウンター、その奥に体重計のついた診察台

何ともイメージと違いオープンな病院だった

獣医師とペット(主に犬、猫が多い)達の距離が近い事
家畜の獣医師経験のある先生とかで、安心して対応していただく

 

右脚レントゲンを撮っていただくが、肝心の場所が写っていない
獣医師の見立てでは、膝関節の軟骨がすり減っているので痛みがあるだろう…と言う判断だった、膝の関節写真がレントゲンの映像の中心に写っていた

ゆきは2月17日で満9歳になる
確かに高齢の域に達しているが メイは3月6日で満11歳
まだまだ元気はつらつ
軟骨がすり減っているなんて考えれない

私的にはもう少し下のヒズメに近い部分が気になっているのに…レントゲン室に入ることが出来なかった為、うまい具合に伝わらなかったのかもしれない

犬、猫を連れてくる人たちでごった返している、途中犬の帝王切開の手術などが入ったりしてとても忙しそうだ
対応は丁寧だが、何だか落ち着かない

その時、抗生剤と鎮痛剤を処方していただき今現在、毎日服用中
30日の朝までの分しか薬がないので、薬をもらいに行こう
確かにその日からものすごく調子はいい感じ
元気になってきて、よく食べもっとくれ~とせがむようになってきた
もう一度レントゲンを撮ってもらおう

 

そして今日、家畜診療所近くに用事があり家畜の獣医師さんにその画像と薬を見ていただいた
はっきりとした結論はなかなかでないけど、ゆきは生きています
脚が立たない以外は元気です

次なる手を考えています


青空が見たい

2013年01月24日 20時06分13秒 | 山羊の話

今日もゆきネタです

先週の木曜日朝、突然立てなかったゆきを発見

あれから経過が好転することだけを願っておりますが、今日も立てませんでした

テーピングも取り、左右の前脚を比べて見ましたが、やっぱり右側がすっきりと伸びていません

心なしが腫れているような気がします

動かさないと筋肉が萎縮してますます立てなくなる恐れがあると聞き、マッサージをしながら何度か立てるように体を補助しながら立つように試みましたが、力が入らないのか、気がのらないのか立ってくれませんでした

別段痛がる様子はないのですが、力が入らない状態です

明日は、ペットの動物病院に連れて行きレントゲンを撮って調べてもらいます
原因が分かればよいのですが…
ついでに体の中に残っているであろう忘れ物の状態も分かればいいなぁ

 

この姿がまた見れますように

 

 


きょうのゆき

2013年01月21日 19時20分51秒 | 山羊の話

ゆきです

脚はまだ立てません

モカと何話しているのでしょう 

 

ちびも加わって何やらひそひそただ単に芋ずるが食べたいだけかも…

 

そしてモカは別の場所でゆっくり夕食をいただくのでありました

 

ゆきは今日も元気ですが、立とうとしません
脚をさすったり、体の向きを変えたりしていますが、なかなかうまい具合になりませんね

ゆきが動けなくなって今日で5日目

足の爪をきれいにカットしましたよ


ゆきの経過

2013年01月19日 20時19分16秒 | 山羊の話

昨日不調だったゆき
今日は昨日よりは確実に元気になっています

仮設の小屋が狭かったので、夕方旦那さまが敷地を増築してくれました
ゆきは我が家山羊軍団の中で一番大きい山羊なのでそれまではとても窮屈そうにしていました

起き上がろうにも移動が出来ない感じだったんです

時々体を動かす仕草
力が湧いてきているのでしょうか?
今晩は掛け布団にくるまれて、少しは温かいかな?

一日も早く歩けるように体力回復して欲しいです


ゆきさんの脚

2013年01月18日 22時35分41秒 | 山羊の話

皆さま、遅ればせながら2013年初の日記です

今月中旬までは正月行事に明け暮れておりました
かけもちでお役目をいただいておりましたので、あっという間の年明けでした

連休過ぎで、ちょっと一休みをしようと思った途端、ゆきが体調をくずし、今日は家畜診療所に行くことになりました

 

実は正月頃からゆきの体調が悪そうだなぁという感じがしておりました。
食欲は普通にあり、便の様子も悪くない

ただ、子宮の中の残留物が災いしているのか、いつも何かを我慢しているようにじっとしている姿をちょくちょく見ておりました

どうにかしてお腹の残留物を外に出してしまいたいのですが、以前のように真っ黒でつやつやの体毛も今では茶色がかった毛に変わり耳は死んださくらさんの色、黄土色になってしまいました。ゆきは相当疲れているようです。、最近めっきり老け込んできています、その為無理はできないのです。

そんな様子を見ていましたが、何日か前から歩き方がゆっくり、それもあまり外に出たがらなくなっておりました
そして昨日、朝餌をあげに行ったところ、小屋の寝床にねころんだままのゆきを目撃
起き上がろうとしても右の前脚が床につけない
3本脚で立つのはそう簡単に出来るわけもなく、バランスをくずしてまた床に崩れるように座ってしまいました

初めての姿に、私は慌てました。
パニック状態です。
旦那を呼び、急いで他の山羊から隔離しました。
仕切りをしてゆきの脚を観察、爪の中の様子は異常なし
爪の外傷もない
ただ、膝小僧がすりむけて出血していました
ヨードチンキで消毒をしました
少ししみるのか、小さな悲鳴をあげましたがすぐ静かになりました

起こそうしても、起き上がろうとしません。
さあ、どうしよう…
獣医師に診て頂きたいのはやまやまでしたが、しばらく様子を見ることにしました

今日、朝の餌やりに行きました

ゆきはやっぱり起き上がってはくれません
今日は金曜日、明日は週末で家畜診療所の先生に診て貰えないのはわかっていましたので、朝予約をして夕方出かけました

いつもながらゆきを診て頂く先生の手際のよさに感謝しつつ処置していただきました。
脚が立たないと言う私の電話で、腰麻痺を疑われておりましたがその心配はありませんでした
ねんざでもなく、腫れてもいない、ただ右足のヒズメの近くに腫れて少し熱っぽいところがあるようなので、抗生剤の筋肉注射と足首の湿布薬を貼り付けテーピングしていただきました。

怪我や病気で診て貰うのはゆきだけ
本当にゆきが全ての災いを引き受けてくれている気がしてなりません
これまでも皆災いを跳ね除けてきたゆきですから、今回も負けないでね。

診療所から30分で帰宅
昨日の小屋と少し離れた隔離小屋で安静にしています
今日は両膝とも少し痛んで傷口が広がっていましたので、もちろんヨードチンキを塗ってやりましたよ。

しみるのか、声が出ます。


他の山羊が陣中見舞いに来ますが、単にゆきの餌箱の中の餌を狙っているだけかもしれません

食欲はあります
便も快調
一日でも早く脚が良くなって、また外遊びができるようになればいいです

それまでは絶対安静
美味しい草を取って来てやろう