歳神さんの御輿

毎年正月１０日御輿が繰り出します
繰り出すと言うのはおおげさですが、歳神神社から海岸近くまで担いで下ろされます





今日出会った地区の方から聞いた話ですが、昔は（６０年前の話）にかかっている鍋の後ろについている墨を顔に塗りつけて御輿を担ぎ海の中に繰り出したそうです

毎年TVの格好のネタになり、今日早速夕方の放送されていました
何人か知っている顔を見ました
全国放送だと思いませんが、地方のローカル放送では毎年映されています
今でもこの風習は島根県松江市美保関町片江地区に残っています
毎年7日にしていたそうですが、今年から日曜日にする決まりに変ったそうです
平日では担ぎ手が少なく存続が危ぶまれていましたからね…
神様事も世の中の流れで変らざるを得なくなってきている
まあ、仕方ないと思います


墨付け神事は一年の無病息災をお願いするという新年早々の行事ですが、過疎の我が地区ではとうの昔になくなってしまいました

その当時の事を覚えている人は何人いるのでしょうか？
事実、我が家のおばあさま御歳７６歳
知らない？と言っております

明後日12日火曜日、観音さんの数珠繰り
我が家を代表しておばあさまにおまいりしてもいます
毎年、正月行事は数珠繰りで終わります

やっと通常モードになることが出来そうです

歳神さん宮だし

今日は小雨模様の天気
こんな日の行事は準備の人も参列する人も大変だ！

もちろん、おみこしは濡らさない様に建物の中に避難
去年も生憎の天気で2年連続建物の中で参拝する
海から拾ってきた海草（ここではモンバと言う）を御輿の前に供える


ところが、2時頃から天候が一時的に回復してきた
外に御輿が出してある
良かった～

モンバを供えて今年一年の無病息災を願う

今年も良い年でありますように
そして、山羊たちが無事出産できますように

今から、餌やりしてきます