山羊のいる風景

モカ、ミカ、麦の雌山羊3頭飼っています、親子なので山羊一家のほほんと暮らしています♪

小反芻獣疫の発生について

2014年04月17日 16時08分57秒 | 山羊の話

皆様、毎日気持ちのいい天気が続いていますね

そろそろ、害虫が飛び回る時期になりました
今日は熊蜂が飛んでいます
昨日は足長蜂もいました

今週の火曜日15日に松江家畜保健所の獣医師さんが山羊の伝染病の話しに来てくださいました

以下は家畜保健衛生所からの資料をそのまま掲載しています
マスコミではあまり取りざたされていないニュースかもしれませんが、ヤギ飼いとして注意しなければならない事を載せました 

資料の原本を添付します

 

今、中国で小反芻獣(山羊、めん羊)がウイルス性の致死性伝染病で死んでいます

日本では過去には発生した事はないのですが、隣国韓国は山羊を食べる習慣があり少し怖い感じがします。

人に感染する事はありませんが、家畜が感染したら感染性が強いため多くは死にいたる病気と考えられています。

①40~41℃の高熱、食欲減退、沈鬱

②流涙や鼻汁は最初水様、後に膿様

③口周囲・眼瞼の粘膜充血

④眼瞼、口唇、口蓋、鼻粘膜、舌などの粘膜表面はチーズ様の物質で覆われ壊死した細胞下層では糜爛が見られます

⑤発症後2~3日で下痢、軟便、水溶性、血液や粘膜組織を含んだ激しい下痢と変化
脱水症状で死亡(発症した場合は7~8日で死亡する)

感染性は強く、伝播経路は感染動物の唾液等の分泌物や糞便等の排泄物の飛沫等に直接接触する事による感染だと考えられる

 

国内への侵入の可能性

感染動物の分泌物や排泄物には、大量の本病ウイルスが含まれていることから、中国への渡航者等や中国等からの輸入物品が感染動物の分泌物等に接触していた場合、国内に持ち込まれる可能性があります。

農場への侵入防止策

・発生国からの帰国者の衛生管理区域への立入り制限

・ウイルス汚染の可能性のある物品の消毒

・衛生管理区域専用の衣類・長靴の着用

・踏み込み消毒槽設置

 

などが重要です。

ウイルスは目に見えません
中国の感染がこれ以上広がらないように願うのみです