山羊のいる風景

モカ、ミカ、麦の雌山羊3頭飼っています、親子なので山羊一家のほほんと暮らしています♪

合鴨農家(田んぼ編)

2008年06月30日 21時48分06秒 | 合鴨

あれから随分時間が過ぎました

おぼろげな記憶をたどり合鴨農家の田んぼの様子紹介します
あの日は集中降雨、大雨警報が出ていました

合鴨たちは雨の日でもへっちやら
卵から孵った雛は2週間位したら田んぼに放すそうです
カラスに狙われたり、蛇、イタチ、野犬等天敵は容赦なく襲ってきます

まだ、羽が生え変わっていない幼い雛鳥ですがもう、草刈作業や害虫駆除部隊として活躍しています
いつでもかたまって団体行動
はぐれると危ないと本能でわかるのでしょうか?

 

この田んぼは稲の苗を植えてすぐ、危険にさらされた合鴨たちがカラスから逃げ惑って右往左往したのでしょうか、苗が浮き出してしまい植わっていない田んぼとなってしまったそうです
農家の方に「植えなおししますか?」と聞きましたが、田んぼの周りに網とかいろいろ張り巡らしているため残念だけど出来ない、あきらめるしかないと言っておられました
そういう田んぼですから農薬を使い化学肥料の田んぼの米の収量には遠く及ばないそうですが、食の安全が叫ばれている昨今、合鴨農法で育ったお米は消費者に人気があり生産が間に合わないそうです

 

網が張り巡らされています
はぐれると危ないよ~
かたまっていようね

 

一反当たり20羽の合鴨が田んぼに放してあります

どうですか?苗がまばらでしょう…
いろいろ難しい問題も見えてきますが、まだあまりよくわかりません

稲の穂が出だす頃(8月始め)には合鴨たちもこの田んぼから近くの別荘に引越ししてもらうそうです、何せ稲穂も合鴨たちにとっては大好物ですから…

わずか2ヶ月ですが田んぼの中で自由に泳ぎまわり、害虫やおたまじゃくしや雑草を食べてくれますし、土を水かきでかくことで土に酸素を送り稲を太らせ、お尻から出す糞も田んぼの肥料となり稲の栄養として蓄えられて効率いいおいしいお米になるそうです、もちろん無農薬でしょう!

私は合鴨農法は田んぼがないので出来ませんが、来年の春には雛を少し飼って育てます、卵を産ませその卵をありがたくいただきます

近くの川に放し遊ばせるのが夢です
急流でないのできっと喜んで遊んでくれることでしょう
春までには鶏小屋も廃材利用で作ります

合鴨農家さんのお宅にもあと何回か足を運んで勉強したいと思います
もちろんアヒルも一緒に飼えるといいなぁ(扶養家族がますます増えていきそうです^^)



合鴨農家(家編)

2008年06月21日 22時05分30秒 | 合鴨
雨でした

大雨警報、どしゃ降りの中、合鴨農家さんと長靴と傘のいでたちでしばし合鴨談義

この写真は昨年産まれた合鴨達
合鴨は卵を産みだすのに一年かかるそうです

生卵(有精卵)を食べる為、10羽位農家の方が飼われています
昨年同じ時にやってきた合鴨達は、鍋の時期この家から巣立っていきました



写真では雄が雌の中にちらほら見えますが、餌を食べる時も最後に食べ、雌が食べ終わって落ちついた頃、食べだすそうです(鳥の世界では女性上位が当たり前なのでしょうか?)いつでも面倒見が良く雌を守ってくれています^^
雄同士の縄張り争いもみえませんでした^^
集団で行動する家畜です

私が車から降りた時は広い敷地柵内で、雨の中遊んでましたが近づくと一斉にビニールハウスの中に逃げ込んでいきます
お尻フリフリ、歩き方が可愛かったですよ
雛のすりこみが出来たら慣れて後を追ってきてくれるでしょうか?

平飼いで水浴び用のプラおけもありましたが、思っていたほど大きなおけではありません
心配していた池の大きさも、そのおけの大きさなら気にならないかな
巡らしてある柵のゲージも30cmくらいの高さで外には逃げ出さないとか…
羽ばたきもしないそうで、羽を折って飛ばないようにする事もしていないそうです

山羊の柵が1メートル位ある我が家ならこれもクリアできます
雑草・害虫も食べてくれるそうで良い事尽くめ

でも一つだけ気になったこと、それは田んぼに放してある合鴨達の小屋の近くから漂ってくる臭い
鶏の糞の腐ったような臭い…

我が家は近所と少し距離があり臭いはさほど気にならないと思いますが、もう少し詳しく農家の方に聞いてみたいと思います

田んぼの中の合鴨編は後日UPします