上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

「100万人の『いのちの水』地下水」について学んだ健康友の会総会

2024-06-17 21:29:51 | 地域の中で
100万人の『いのちの水』地下水を守る
「地下水」について学んだくまもと健康友の会総会
6月15日、熊本市中央区の市青年会館で「くまもと健康友の会」総会が開かれました。
今回は、記念講演にくまもと地下水政策研究会の松岡さんを招いて「100万人の『いのちの水』地下水」について学びました。

熊本市は、「世界に誇る地下水都市」を掲げ、73万人の水道水のすべてを地下水で賄っています。
以前に比べ、地下水の水位が低下し、江津湖が浅くなり、八景水谷も水が枯れているところもあります。
今問題になっているのは、そういう中で、熊本市に隣接する菊陽町に台湾企業・TSMCが進出、いよいよ第1工場の始業も間近です。
さらには、第2工場誘致が決まり、第3工場の話も出ています。
半導体関連企業の新たな誘致も含めれば、白川中流域の地下水涵養域が大規模に開発されようとしています。
地下水がどのように汲み上げられていくのか、涵養域の開発で地下水涵養はどうなるのか、工場排水は大丈夫か。
地下水量や汚染対策の両面から地下水をしっかりと守っていかなければなりません。
企業や自治体に対し、情報をしっかりと提供させ、住民が地下水の状況を把握することが必要です。
そのためにも、一人一人が「地下水」に対して関心を持ち、考えることが必要ではないでしょうか。

総会では、いのちと健康を守るために、さまざまな活動に取り組んできた1年間の活動が多彩に報告されました。
新年度も、楽しい活動ができますように。



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