上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

74万市民の「いのちの水」を守りましょう・・・TSMC熊本進出に伴う地下水保全対策を県へ申し入れ

2024-05-24 22:08:49 | 熊本の地下水
熊本市民の「いのちの水」地下水を守りましょう!
TSMC熊本進出の中で、しっかりとした地下水保全対策を
5月23日、熊本県庁を訪れ、「地下水を守る熊本の会」と「地下水と農業と環境を守る住民の会」で、県知事に対し、「TSMC進出に伴う地下水・農業・地価高騰対策についての要請」を行いました。
74万人の熊本市民はもちろん、流域住民100万人が地下水の恩恵を受けて生活しています。
未来の子どもたちへと、責任をもって引き継いでいかなければならない、大切な熊本の財産が「地下水」です。
いよいよTSMC第1工場の稼働が迫り、第2工場の誘致が決まり、県知事が第3工場誘致に積極的な姿勢を見せる中で、あらためて「地下水」を守ること、その重要性が高まっています。
企業による汲み上げと、白川中流域という地下水涵養域への企業の進出による開発の影響で、地下水の枯渇が懸念されます。
汚染対策についても、情報が少ないだけに心配です。
県には、そんな住民の不安に応えてほしいと思います。
今回の要請では、地下水の保全はもとより、地元を中心に起こっている深刻な渋滞や農業への影響、地価の高騰など、それぞれに意見を述べて、県と企業とが連携して、解決にあたることを要望しました。
要請した内容は以下のとおりです。
かけがえのない、地下水と安心の暮らしを守っていきましょう。

【要請項目】
⑴地下水について
1、地下水涵養域における企業による大規模な開発や地下水の汲み上げに歯止めをかけて、県としての地下水保全対策を講じること
2、白川中流域に進出する半導体工場はじめ立地企業で使用されるPFASなどの有害物質の使用状況を明らかにし、工場外へ出さないよう、企業への指導、調査と点検の体制を強化すること
⑵交通渋滞対策を具体化すること
⑶農地縮小・転用などの中止、地下水涵養事業の拡充、農業用水確保などの取り組むこと
⑷地価高騰対策として、「特別地域家賃補助制度」を創設すること



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