上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

「市営住宅アンケート」で寄せられた内容を市に要望しました

2015-02-10 23:59:19 | 熊本市政
2月10日、日本共産党市議団が、この間全市的に行ってきた「市営住宅に関する要望アンケート」の内容を取りまとめ、市にその内容を要望しました。
要望には、市議団3人と一緒に、山部洋史北区市政責任者、広瀬由美南区市政対策委員長、森重伸市民連事務局長も同席しました。

市住宅課と住宅管理センターに、参加者から具体的な要望を説明し、市の考えを聞きました。

「30年たっても、畳替えも、ふすま替えもされない。」「ハトのフン害に困っている。ネットなどを貼ってほしい」「水回りが傷んで、床がブアブアになっている。」「お風呂が入りにくい」などなど、多くの要望がありました。

市の回答は、
・ふすま替えは、各自でやってもらっている。しかし、開け閉めができなくなっている場合は、申し出があれば取り替えている。
・ハトのフン害は、連絡があれば掃除に行きます。しかし、ハトが巣をつくっていればネットを貼ります。
・風呂釜がないところは、現在設置するようにしています。
・床がブアブアになっていれば、調査に行って、対応しています。
・畳替えは、30年をめどに取り替えるようにしています。
とのこと。

いろいろある場合に、黙っていればしてもらえません。
具体的な改善要求を、きちんと市住宅課や住宅管理センターに伝えることが大切なようです。
団地の問題で、お困りがありましたら、日本共産党市議団へご相談ください。アンケートも引き続き受け付けていますので、お手元に届きましたら、ぜひご提出ください。

以下、申し入れ書です。


熊本市長 大西 一史 様

市営住宅の住環境改善と計画修繕・整備補修予算の拡充を求める要望書

                                2015年2月10日

       日本共産党熊本地区委員会  委員長 重松 孝文 

       日本共産党熊本市議団        益田  牧子 
                         上野 美恵子 
                         那須  円  

 日本共産党熊本市議団は、昨年12月から今年1月にかけ、市内の市営住宅、県営住宅の全世帯に対して、住宅そのものや住環境に関するアンケートをお願いし、2月10日時点において約300通(市営住宅は180通)の回答を得ました。
 長引く不況や年金の削減など、厳しい生活状況がかつてなく広がるなか、住宅に困窮する市民の方々が低廉な家賃で入居できる市営住宅は、市民生活の基盤を支え、福祉的な意味からも、大変重要な役割を果たしています。
 一方、アンケートに回答されたほとんどの方から、外壁のはがれなど住宅の老朽化、風呂・トイレ・台所など水回りの老朽化、湿気によるカビの発生、バリアフリーへの不十分な対応など、市営住宅の住環境について多くの苦情や要望が寄せられ、快適な住環境整備とは言い難い現状が各市営住宅にあることも明らかになりました。
 熊本市市営住宅条例においては、「市営住宅等は、安全、衛生、美観等を考慮し、かつ、入居者等にとって便利で快適なものとなるように整備しなければならない」と熊本市の責務が明記されています。熊本市が市営住宅の良好な環境整備に努め、住環境の改善をさらに進めていただくよう、以下の点を要望するものです。

1. 住民から寄せられた要望や指摘をもとに、実態を調査し、早急な改善を図ること。
2. 畳の取り替え、給湯器の取り換え等、更新期間を過ぎている住宅も少なくないことから、市営住宅の計画修繕、維持補修経費を拡充すること。
3. 市営住宅への市民ニーズを具体的につかみ、市営住宅の増設を行うこと。


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