海とオルゴールBLOG

イルカにあえる海辺のカフェ『 海とオルゴール』さとみママからのお便りです

冬のイルカ 能登島の海とオルゴールから・・・

2012-11-15 08:54:01 | 能登島 野生イルカ観察坂下さとみ研究日記


二日前から、お天気が崩れ、雷やあられや大雨や突風が吹き荒れて、だいそうどな大荒れな中で、
ふいに目を凝らして海を見つめていると、こんな荒れた天気でしか見れれない「潮の道」に気が付きました。
心も体もスッキリしないどんよりした天気に、教わることがあります。
潮の道には、たくさんの魚たちが集まります。もうすぐ能登島イルカが現れる予感がします。
そう話していて、7名様のご予約のお客様がお帰りになられたすぐ直後に、電話が・・・
「坂下さんですか。ありがとうございます。今ね、能登島イルカに会えました。お店を出たすぐ海にイルカがいました。」
踊るような声でお話されていました。声の笑顔が届くと、すぐわたしたちも、窓にかじりつきました。約一ヶ月姿を
くらませていた能登島イルカたちファミリーが中島町へ移動していたけど、戻ってきたのを確認しました。

スタッフも大喜び。11月から海とオルゴールで働いてくださっているスタッフは、この日(11/14)お店からはじめて
能登島イルカたちを見ることができました。
「息が聴こえるよ。プシュ!パフッ!って噴気が上がっているから窓を開けて、耳をすましてごらん」
あぁーーーーーーーーーー聞こえた。
しばらく窓を開けて、イルカと一体になっていました。
アオリイカやアジが好物な能登島イルカさん。
早く能登島に戻っておいで。食べ物は豊富だけど、もともと南の温かい海で暮らすミナミバンドウイルカにとって、
厳しい能登の海。少しでも温かい水温を探して、家族が平和に過ごせる知恵を、最近みつけたみたいです。
春まで、こんな感じで、時々しか会えないくなるけど、あたたかく見守っていきたいです。
「みんな元気でおってやぁ~ またねぇ~ バイバイ」大きなバカ声を能登島の海に響かせた11時頃でした。

能登島の海とオルゴール店内から撮影した能登島イルカさんたち。

しばらくの間、こうして、優雅に魚達を食べ放題していました。
毎日、店内でお客様に尋ねられることがあります。
「あれは、なんですか?」
あれは、能登島の海に碇を下ろして固定してある釣り筏です。動かないように固定されている、海の上で魚釣りをする、能登島の海に浮かんでいる釣り筏っていうものですよ。
地元の方が所有していて、港から船で、筏まで運んでくれる、釣りを楽しむレジャーです。
わたしの予想では、能登島イルカがバケツいっぱい魚をたいらげるから、たぶん、筏(いかだ)の釣り人にとっては、困った能登島イルカ
さんたちだと思いますが・・・・・何か・・・・・。
わたし、釣りにはぜんぜん興味なし。

能登島の海「潮の道」こんな日は魚が豊富。

カモさんとサギさん。もうすぐ雪が降るのかな・・・小さな鴨さんたちが、海藻の中にいる虫や小エビをつっついている時は、いつもそうだけど、雪がもうすぐ降るんだろうな・・・
冬の訪れの合図。
子供のサギさんは、警戒心ゼロ。
しばらくの間、サギさんと会話していました。
横目でジロッと見られました。
おーーーーーい、みんな可愛いぞ!!



大雨。あられ。雷。忙しい天気。もうすぐ能登の冬。生まれも育ちも能登人。
51歳。また冬の訪れが体にこたえます。

ここは、どこですか。「はい。お食事が出来る喫茶店。能登島の海とオルゴールです」


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