雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
興味のあることには片っ端から手を出して
そして時々飽きます

Mirage

2021-10-19 | 音楽
さすがに寒くなってきましたね
先週までは半袖でいましたが、今週キリッと寒くなって
秋がない・・・

さて溜めに溜め込んだレビューをボチボチ出していきます
ほんとに更新しなくなって、もー・・・

イタリアのピアニスト アレッサンドロ・ランツォーニのFSNT盤です
Mirage


 
  1. When the Lights Are Low
  2. Moment’s Notice
  3. A Pretty Hunt
  4. Tornado
  5. Hyperbole
  6. Mirage
  7. Call Me Now
  8. Nobody Else but Me
  9. Coda
Alessandro Lanzoni (p)
Thomas Morgan (b)
Eric McPherson(ds)

今年は正直なところジャズ盤を買うことが例年と比較して少ないのは確かです
多分そもそもリリースが少ないし、好きなジャズマンのリリースがあまりない

そんな時にはレーベルで探すのが良いです
FRESH SOUND NEW TALENT
間違いないです

ランツォーニのリーダー作はアップしていませんが、イタリアのジャズレーベルCAMからリリースされた『Unplanned Ways』(2019)を持っています

 
実は本作はこのときのメンバーと同じ
トーマス・モーガン、エリック・マクファーレンというリズムセクション
この二人を背負ってリーダー作を2作も出せる事自体素晴らしい

ピアノ・トリオらしいピアノ・トリオと言っていいでしょう
ピアノの音はとても透明感・キレがあり、時に混じる不協和音的な音の選び方もセンス抜群
比較的穏やかな曲に広がりをもたせます
モーガンのベースは力強いのですが、しっかりとリーダーのメロディーに即していて、ちょうど体に吸収するのに具合のいい低音
そしてマクファーレンは手数は少なくとも上記二人のソロをしっかりと支える

多分ワタシがジャズを好きになった頃に聴き込んだピアノ・トリオよりも難易度は高くなっていても雰囲気は当時を思い出させてくれます



本作と前作をこの際両方購入されてもいいと思います

トリオで来日してくれないかなぁ



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