横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

「~があったらわたしは、できる」

2016-12-05 19:18:07 | 発達や学習が心配
寒さがいったんお休みのような今日です。

でも、12月なんですよね~。師走です。

今日は「特別な支援を園や学校で受けるとき」

について。

・・・少し「漠然」としているかな。

指定されたノートだと書きにくい

(ますがちかちかする。はみでてしまう・・・

量が多すぎる・・・)

鉛筆だと、ノートとこすれる「感覚」がいや。

(サインペンやボールペンなら書ける)

前の座席だと先生の話がききとれるけど、

真ん中だと他の子の声が耳に入ってきてしまい、

集中できない・・・

      

・・・みんな私がかかわってきたお子さんの例です。

「~がやりにくい」という実態があったときに、

「~ならやりやすい」という肯定形で

伝えることが、ポイントなのだと思います。

静かなところだと集中できる

暗いところだと教科書が光らず、見やすい

途中短い休憩が入ると、体がむずむずしない

宿題の漢字は、1行書くのは、無理でも3字までなら大丈夫

のように。

「みんなもつらいから」

「大変なのはあなただけではない」

のような反応も確かにあると思います。

でも、1行書いたときの漢字と3字書いたときの漢字では、

明らかに文字の美しさが違う子どももいます。

「あまり目立たない部分」(宿題のノートの形式などは

あまり他の子の目にふれないかな・・・)から

本当に「必要な」支援をいただけるといいなあ、とこのごろ

思います。

支援をもらう根拠の中には、身体的なものや認知の状況などが

あり、それは、医療や客観的なテストなどからみとるものも

あると思います。たんなる「気分・わがまま」ではない場合も

たくさんあるのでは。

はっきりするまでは、いろいろな条件で「おためし」して、

よりよいものを探せていけたらいいのでは、と思います。

そして、「ずっと変わらず必要な支援」「子どもの成長に

よって変わっていく支援」
があるとも思います。

子どものいいところは、「成長」するところ。

本当にうらやましいぐらいです。

タイミングのよい支援で、「自分から伸びようとする気持ち」が

育っていけばいいなと思うこのごろです。



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