横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

じっと「春」を待つ

2014-03-31 11:25:46 | 発達や学習が心配
明日から新年度ですね。
入学される方、進級される方、おめでとうございます!

私は1年前の今日、長らく勤めた職場を去りました。
自分のクラスの子どもだけでなく、もっと多くの
お子さんや保護者との出会いを求めたのです。

この1年、個人的やグループで保護者支援をされている方、公共相談・療育機関の方、
特別支援学校の先生、幼稚園・保育園の先生、NPOで子育て支援をされている方、
そして保護者の方、子ども達との出会いがありました。

「子育て」は、小学校入学で終わるものではなく、ずっと続いていること、
そして「支援がほしい」のに「支援」が得にくい実態があることも
感じています。
一人ひとり求める「支援」の内容が違うので、それに合わせて
支援方法を考えていく必要もあります。
「支援」が始まったとしても、すぐ効果が表れることもあれば、
じっくり時間がかかる場合もあります。



冬越しをしていたシクラメンが暖かくなり、
いつの間にかつぼみをつけていました。

いつの間にそんな準備をしていたのでしょう?

冬のシクラメンより少しこぶりではありますが、
ピンクの色は以前より濃くなっています。

日向において、枯れた葉をとり、水をたまにやって
いたのですが。

きっと寒い中、じっと「春」を待っていたんでしょうね。

自分からきれいな花を咲かせることができる日を。

子育てで「悩む」ことがあっても温かい思いを子どもに
向け続けていれば、きっとそんな「春」がやってくると
私は子ども達を信じています。

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短い休憩の効果~リフレッシュ!~

2014-03-24 14:58:05 | 発達や学習が心配
さあ、いよいよ今週は学年の終わりです。

消費税値上げ前に「何か買わなくちゃ!」
でも「なにが必要だっけ?」
・・・と大人たちは、落ち着かない春休みになりそうです。
お店もなんだか混んでいますね。

春休みは宿題もなく、何をしてよいか
分かりにくいです。
家で使っていたドリルの残りをやったり、
本を読んだり・・・。
決まった「時間割」がない生活が
かえって苦痛になることも。



40分授業をすると、最後まで集中が続く子どもと
すぐ気が散ってしまう子どもがいることに気づきます。
全員ずっと、集中させられたら、それは、教師のすばらしい力量だと
思います。でも、自分で「今日はこの流れ、失敗?」みたいに
途中で気づくことがありました・・・。

そこでちょっと自分も子どももリフレッシュ!
ちょっと体操入れたり、また「読み取り」の時間でも
「挿絵」をかかせたり、そんなちょっとしたことで
「盛り返した」こともあるんです。

私の塾では、一人ひとりの子どもの集中に合わせて
課題を組み立てていますが、途中で3分ほどの短い
「リフレッシュタイム」を入れることが多いです。
3分間の使い方メニューを見て決める子どももいます。
一人でお絵かきをすることもあれば、一緒にミニゲームを
することもあります。
慣れてくると、この3分、ちょっと満足できるぐらい上手に
使えるようになります。「気持ちの切り替え」が得意でない
子どもには、「あと~分ね」とか「あと1回」など分かり
やすい声かけをしています。それでも満足できないときは、
課題がすべて終わって時間が残ったら、という約束をし直し
ます。
この「リフレッシュタイム」の後はまた学習課題への
集中が高まります。
はじめから、「疲れが出そう」な課題の後に設定しておく
のも「こつ」です。休憩めざして課題をこなそうとすることができます。
春休みだと、「3分」ではなく、「30分」になってしまうかもしれま
せんが、課題の途中の休憩は長くて「10分」までがいいよう
に思います。休憩で疲れては元も子もないですものね・・・
職場の会議でもそうですよね。

家では、付箋などを使ってやるべき課題を
書き出し、終わったら線で消していくのも
よいでしょう。達成感がもてます。
1つの課題は、5分~10分ぐらいが集中がきれにくいです。
少しずつでも毎日やるとけっこう積み重なります。


もちろん、「課題」は「やらされた」感がでにくいよう、
子どもと話し合いながら決められるともっと「効率」が
上がります。


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来週もらう通知表、そして春休み直前にできること。

2014-03-17 11:03:01 | 発達や学習が心配
卒業式に参列しました。
昨年まで教えていた子どもたち。
この1年の成長や、
「やりきった」という充実感を
感じる堂々とした態度の子どもたちでした。
子どもは、本当に日々成長していくんですね。
からだも心も。



あと1週間(連休もあるので実際はもっと少ないです)で
春休みです。
そろそろ作文集や図工の作品、プリントなどたくさんもって帰る
時期ですね。
持ち帰ったものを整頓・保存するのも一仕事です・・・。

もしここで、来年度の不安がよぎったとしたら・・・

友達関係、それとも学習、または生活全般・・・?

担任の先生に引き継ぎをお願いしましょう。
(本当は、時期的には、3月のはじめが理想なのですが・・・)
今からでも心配の「たね」は減らした方がよいですよね。

そして来週は、「通知表」を持ち帰ると思います。
国語「2」算数「3」などの他に国語だと
「関心・意欲・態度」「読む」「話す・聞く」「書く」「知識・理解」などの
細かい「観点別評価」があると思います。
その「観点別評価」がその子どもの状態を理解する一つの指針にも
なります。
国語の「読む」のところでつまずきが見られる子どもには、
算数、社会、理科の「思考」のところにもつまずきが見られることが
多いです。
また、国語の「書く」のところと音楽・図工の「鑑賞」のところも
関連があります。
一つの「苦手」の「根っこ」がいろいろな場面での困難さに
かかわってくるような気がします。
つまり、逆に言えば、この「根っこ」が少しでも
「楽」になっていけば、学習全体にも影響していくかもしれないと
いうことです。


あ~あ」とため息がでるかもしれない「通知表」。
でもその子の得意なところ、苦手なところを「つかむ」
材料と考えて、来年度の方針を立てていく、前向きな
「とらえ」が結果的に子どもの「意欲」に結びついて
くるのではないでしょうか?



・・・ここまで書いてわが身を振り返ると・・・

自分の苦手なことはわかっているのでそれを人に指摘される
のがとっても嫌だったことを思い出しました!
「わかっちゃいるけど、だからどうなの?」みたいに
なります。子どもに話すときは、例えば、
「書くところが、上がれば、他のところもきっとあがるよ。
~年生では、お母さんと交換日記してみる?」のような
前向きな言い方だと本人も納得いくでしょう。
この辺、結構「きも」ですね。



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「心」が動くのがわかりました。ロールプレイ

2014-03-03 14:59:01 | 発達や学習が心配
梅もちらほら咲き始めましたね。
寒いのに日差しは「春」。
今日卒業式の高校もあったようです。



先日の戸塚のフォーラムで行った「ロールプレイ」です。

この写真では、私がお母さん役です。
友達とけんかしてふてくされて帰ってきた子どもに
どんなことばをかけるか、2パターンでやってみました。

子ども役をされた方からは、いきなり非難されていると
もうそれ以上言いたくなくなってしまう
「怒っているみたいね」と言われると、
「そうなの・・・」「だって・・・」と
気持ちを言いたくなる

という気持ちを出されました。
みていた方からもどうしたらよいか
ご意見をいただきました。

そこで、私、いつもお母さん役なので、
相手の方にお願いして
子ども役になってみました。

すると・・・

お母さんのことばにいらいらしたり

「怒っているみたいね」と言われて
頭の中が一瞬真っ白になり、それから
自分の「気持ち」を探ろうとしている自分に
気づきました!

自分で作った「台本」なのにこれはびっくり!

ほんの短いセリフのやり取りの中でこんなに
気持ちが「動く」なんて。

子ども達とも機会をつくって
ぜひこのロールプレイをやってみようと思います。

子どもがお母さん役やったらどんな気持ちに
なるのかしら。

感想をきくのがすごく楽しみです。



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