横浜・港南台で学習や発達に心配がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になれるために。経験をもとにしたつぶやき

「だんどり」はたくさん「頭」を使います!

2018-12-05 22:52:18 | 発達が心配
12月になりました。

でも、なんと、今日塾では「冷房」を入れました!

気温の寒暖差が激しい今年です。

今日は、「だんどり」の話。

お客様を迎えるとき、時間が迫ってくる中でどんな順序で用意を

したらよいのか。

子どもたちに考えてもらいました。

掃除の前におもちゃをかたづける

ざぶとんは、早めに日にあてる

ケーキ屋さんは、しまっていたり、売れ切れていたりするかも

しれないからざぶとんを干したら、すぐ行ってみる

花は、テーブルをふいてから

・・・

こんなことを考えていたら、「家の大人ってすごい!」という感想がでました。

順序を考えて準備しないと、うまくいかないことが多い「日常生活」。

経験を積み重ねていくうちにだんだん「洗練」されていきますね。

もちろん、「失敗」も次に活かされます

先日のソーシャルスキルクラスでは、「チョコづくり」の順番を話し合って

決めていきました。

全く未経験な子はいなかったのですが、

「限られた時間」「限られた道具」「子どもが中心で動く」

ためには、本当に真剣に考えて話し合っていました。

そして、当日。



前回話し合った順番や注意を見ながら、自分たちで進めていました!

事前に自分たちが決めていったことだけに「真剣そのもの」。

なんと、助け合いも!アドバイスも!

昨年塾で作った経験のある子は、「私がお手本にならないと」とみなより少し早めに行動。

別の子が道具を洗っているときに手が空いた子は、テーブルをふいたり。

自分が困っているときに上手に「ヘルプ!」が出せていたり。

また、その「ヘルプ」に応えていたり。

そして・・・おしゃれなクリスマスラッピングをして完成!

振り返りをし、全員が退出した後も本当にきれいでした!

あまり延長時間もせずに終わりました。

みんな大満足!


「段取り」ってこういうことなのか


・・・「料理をやらせたいけれど、心配」という保護者の声もきいたことがあります。

「いっぺん」に「すべて」をやらなくても、「部分」から始めるのもよいですね。

でも、いずれは、「はじめから」「最後まで」通してみてはじめて

「見えてくるもの」があると思うのです。


よく子どもには、「いいとこどり」させて、「お膳立て」はすべて大人がやってしまう、

ということをしがちですが(私も?笑)そのままだと「生活に活きる段取り」は身につかないです。

どうしたら「効率よく」「きれいに」できるのか。

「みんながいい気持ちになる」のか。

いっぱい、いっぱい頭を使って「順番」や「準備」「片づけ方」を考える。

それこそ「ライフスキル!」

今回も子どもの力をしっかりと見せてもらいました。

(あ、もちろん、この学習の「だんどり」を裏でしたのは、私です!)

冬休みに段取りの練習もいいけれど、大人が「ゆったり」構えていられる

別の時期の方がなおいいかな・・・・。



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4年生の算数・・・小学校の「頂上」

2018-11-24 14:46:26 | 発達が心配
少しずつ年末の足音が聞こえてきました・・・

11月末になりましたね。

小学校の学習内容って本当に「大量」です。

そして、学年を追うごとに難しくなる・・・・。

でも算数の「お山のてっぺん、頂上」はまちがいなく

4年生です。

桁数の多い割り算やかけ算、小数、分数、

概数、大きな桁の数(兆まで)、面積。

4年生までの「基礎」ができていないと、積み上げ教科で

ある算数は、5年・6年になっても、もしくは中学生でも「戻って」

する必要がでてきます。



この式・・・・「一見してなにを言っているのか」

「なんのためにこの式を学ばなくてはいけないのか」

10歳前後の子どもたちには「謎」です。

(中学校では、「交換法則」とか「結合法則」とか名前をつけていますね。)

そこで・・・



こんなふうに、お金で図式化してみました。

スーパーなどでお買い物をしたことがある子は、

99円や98円、102円などの「感覚」があると思います。

「暗算」で計算するために「役立つ」ど実感できると、

学ぶ意味も分かり、使ってみようとする意欲も高まります。

単なる「式の暗記」では、つまらない学習になってしまいます。

この式は、5年生でも6年生でも整数が小数や分数に変わってでてきます。

そこで、また「なんだか腑に落ちないまま」

「そうだったかな・・・」と思ってしまう・・・。

この式では、計算の工夫のあと、500-5を最後に暗算でできないと、

また、筆算を使うことになってしまいます。

500から5もどった数・・・・念のため、数直線もつけてみました。

ここは、「2年生」の「大きな数」の内容です。

・・・・このあたりがちょっとあやしい子は、

なんだか面倒だな。はじめから、99×5の筆算をしちゃった方がらく

と思うかもしれません。



はじめて「出てきたよくわからないもの」に対して抵抗があるのはよくあることです。

「実際に生活や他の教科で使ってみて」初めて「よさ」を感じるのでは、

と思います。

抽象的な内容が多くなってくる4年生。だからこそ、「より具体的に」

「かみくだいて」いくことで、「算数の大きな壁」を超えていけるのでは。

この11月あたりが本当に「きも」。

少し時間がかかっても、くりかえし支援していく必要を感じます。



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担任の「お墨つき」が安心を生む

2018-11-10 21:39:04 | 発達が心配

ハローウィンの翌日ショッピングモールを歩くと、

なんとクリスマスの飾りになっていました!

一晩で店員さんたちが「衣替え」したんですね。

すごい・・・。

今日は、「さりげなく」担任の先生が特別支援を行うことの意義に

ついて。

教科書を読んでいて、漢字がよく見えなかったり、

行がずれてしまったり、文末が正確に読めなかったりするお子さんには、

こんな道具が効果を上げることがあります。





教科書の上に置いてみるとこんな感じ。





上の下敷きは、色画用紙をラミネートしたもの。学校で簡単に作れます。

下は、1.5倍の大きさに見え、かつ行の中心に色がついていて、行ずれを防ぐルーペです。

塾でもかなりの子がこれで「音読」が楽になりました。

では、全員が教室で使っているかというと・・・・

「・・・出せない」

みんなと違う道具なのでみんなの前では使えない。

家で宿題のときだけ使う子が多いようです。

遠視の子はお手元(教科書やプリント)が見えにくいのですが、

「眼鏡」さえも、かけていない子が多いために授業中も

「かけられない」ということもあるようです。

担任をしていたとき、連絡帳で

「うちの子が眼鏡をかけるのを恥ずかしいと言っています。

他の子になんか言われるのが嫌なようで。」という連絡を

何回ももらいました。私自身、眼鏡使用者なので、

そんなときは、全員にさらっと、「先生もそうだけど、

~さんは、お医者さんに言われて今日から眼鏡をかけます。」

と伝えていました。これで「眼鏡デビュー」

これは、本当に「さらっと」するのがポイントだなあ、と

思います。聞いている子たちは、「ふうん。そうなんだ。」と

すとん、と落ちます。からかうタイミングはありません。

授業中「行ずれ」が起きている子は、先生が範読しながら

席を回っていると、違う場所を見ていることで気づきます。

集中の問題もあります。

上の2つの道具を使うにも、自宅からもっていって一人だけ

出すことにすごく抵抗があるとしたら、先生が、

「必要な人はもっていっていいよ。」とたくさん用意しておけば、

いいことなのです。

先生の「お墨付き」

それで、よさを実感できた子は使いつづければいいし、

「いらない」と思った子は返せばよい。

そして、「小さい文字がみえにくい」子。

3年生ぐらいから「農」のような複雑な漢字がでてくると

(記憶の問題もありますが)よく見えていない子は先生やドリルの手本が

あっても、「写せない」ことがあります。また、よく見えないために

教科書が読めない。学校で用意はできませんが、「一行ルーペ」を使うと

見えるようになるなら、「~さんは、大きくしないとよく見えないんだよ。」

と先生の「お墨つき」がでるのでは。そうしたら、どうどうと使うことが

できます。

教科書のルビふりをするだけで、「つかっえ」が減る子も多いです。

テストでさえ、ルビふりのものがあるのですから、「自分の教科書」に自分でルビを

ふるのは、問題ありません。

ただ、「目」がとても疲れてしまうので、学校によっては、「ボランティアさん」が

ルビふりをしているところもあります。

それも、先生が「自習してきたの。えらいね。」と「お墨付き」をあげれば

周りの子も、「そうか、自分もやって来よう」、とか「自分には必要ないな」という選択が

できるでしょう。

以前、研修会で教えていただいた図がこれまでのお話をなるほど

思わせるものです。

野球場の踏み台

左の踏み台は、みんなに同じ高さです。でも、一番右の子は野球を見ることができません。

右の図はみんな違う高さの踏み台です。そこで、やっと全員野球を見ることができます。

なかには、踏み台なしの子もいます。必要ないからです。

子ども自身が「困っていても支援を求めてはいけない。」

「支援をもらうことはずるいと思われること」

「みんなと違うことはいけないこと」

と思っている場合がけっこうあるように思います。

だからこそ、「先生」が「必要な支援」に気づいて「お墨付き」を「さりげなく」

出すことが「みんなで野球をみること(授業が分かるようになること)」なのだと思います。

授業中の「立ち歩き」はいけないこと?

なかには、「じっとしていること」だけで「いらいらがたまる」子もいます。

先生の「お墨付き」でプリントを配ったり、

お使いに出たり、教室のものを整頓したり・・・・そんなことが「踏み台」になって

その後集中して授業が受けられるかもしれません。

「じっとしていなさい」・・・では、効果が上がらないですね。


小学校では特に、この「踏み台」大事だと思います。


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それ、継続してできますか?

2018-10-25 09:09:46 | 発達が心配
すっかり秋の空ですね!

運動会もひと段落。

今月~来月にかけて宿泊行事がある学校もあるようです。



先日、保護者サロンで、

いろいろな講演会や学習会に参加してとても有意義なことをきいてきたとして

自分の子どもには、その通り使えなかったり、

なかなか実行が難しかったり

自分としては、その方法に納得できなかったり

1回はできたとしても日常的に続けにくかったり

・・・というお話がでました。

私もいろいろ本を読んだり、研修に参加したりしていますが、

確かにそうですね・・・。


取り掛かりやすいもの

あまり手間がいらないもの

あまり費用がかからないもの

そして、なにより、保護者(支援者)の自分の「スタイル」に合っているもの

が継続の「きも」。

もちろん、子どもの「学びのスタイル」に合っていることが「絶対条件」では

ありますが。


一度すごーーーーーくがんばってみても、あまりに大変で子どもも大人も「疲れて」しまっては

元も子もないですね。


子ども自身の得意、特性はもちろんですが、

支援する側の「特性」も一度振り返ってみる必要がありそうです・・・。

自分は何が得意・好きなのか?

絵を描くのが好き⇒イラストで「やること」リストを作るとか

メモを書くのが好き⇒かわいいメモを作ってみせるとか

何か工作するのが好き⇒行動表をボードでつくるとか

アイディアがわく⇒たのしくなるくふうを考えるとか

体を動かすのが好き⇒動作を使って教えるとか

歌や楽器が好き⇒「漢字覚え歌」をつくるとか

花を育てるのが好き⇒花を育てながら「理科」を教えるとか

かわいいものが好き⇒学習グッズをかわいくデコるとか






・・・これが、ときどき「子ども」とマッチングしないときもありますが、

自分の好きなことを活かして子どもに対する支援を考えてもいいかも


それでも、ちょっと疲れてしまったら、

「人に頼むのがうまい」

という特技を生かして、頼めそうな人に手伝ってもらってしまうのもあり!


人と違う支援の仕方でも、結果オーライなら・・・・と

少し肩の力をぬいてみるとかえってうまくいったりして。

「できることをする」(できないことは無理しない)

究極はこれ・・・ですかね。





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「書く途中」を見せる💛「静止画」ではなく「動画」

2018-10-23 15:33:12 | 発達が心配
10月は、暑かったり涼しかったり・・・

衣替えをいつするか悩みます・・・。

このところ学校では、算数の時間いろいろな学年で

足し算・引き算・掛け算・割り算の「筆算」が始まっています。

学校ではなんとなくできていても、家で宿題をする段になると

「あれ?」どうやるんだっけ?と悩む子どももでてきます。

私もそうでした!


よく使われる「割り算の手順書」があっても、分かりにくい子もいます。

なかには、「大人が横で同時並行して書いていくのを見せながら」計算させると

できてしまう子もいます。

*「位置」が分かりにくい子対策は、以前マスの色ぬりについて書いたので

よかったら、ご覧ください。


先日は、植物の観察記録の「絵」を描くところを横で同時にして

上手に描けた子もいました。

3年生の社会の「まちの様子」を屋上から見るところも俯瞰図を

どう描いていいか分からない子たちが、私の描いたものをみて

描き方を覚えていたことを思い出します。

・・・きっと「要領」がつかめれば、自分で動きだしますね。



そして、漢字。

「図形」と見てしまっている子は、こんなふうに不思議なつながり方で

書いています!

「手本」を見ても、自分の書いた文字との違いが分からないのです!

毎回、大人がつききりで見るわけにはいかないので、



こんなアプリ(筆順辞典)もよいです。

赤いところを不思議なことに下からなぞる子もいます!

下からなぞるとうまく進めないので、そこで初めて「上から・左から」というルールを知る子も!

鉛筆だと書けてしまっても、「毛筆」では、違う方向から書くと無理があるのです・・・。

(高学年になった子どもには、すこうしゆるいルールにしていますが)


漢字の「テスト直し」では、先生が訂正してくださった字をなぞったり、まねしたりして

書くことが多いと思います。でも、相変わらず、上の写真のような字を書いている子には、

「途中を見せる」ことが効果があるように思います。

「静止画」ではなく「動画」。

先ほどのアプリも1回で「大丈夫」という子もいれば、自分の納得がいくまで

何度も何度も繰り返してなぞっている子もいます。また「動画」にして

動きを見ている子もいます。


(学校でも拡大して動画で見せてくれているところもあるみたいです)


大人からみて「常識」であることが、子どもにとっては、「初めてのこと」

「知らないこと」「分からないこと」であるかもしれないことを

念頭におきながら、支援していこうと思います。



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