横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

脳が「覚醒」していない?

2016-12-21 15:03:11 | 発達や学習が心配
横浜では、明日で今年の登校が終わり、

いよいよ「冬休み」!

カレンダーの関係で今年はちょっと「お得」。

今週来る子どもたちは、すごくみんな

「明るい」表情です。冬休み、きっと

楽しいことがいっぱいあるんですね

   

突然ですが、

「寝起き」のとき、つまずいたり、ちょっと

とっぴな行動をしたことがないですか?

だんだん「目覚めて」くると、自分でも

笑ってしまうような・・・・。

この状態、「脳が覚醒していない」のだと

思います。「目」があいていても、どこか、

コントロールのきかない状態・・・。

幼稚園や保育園で朝いきなり、お友達のからだに

「ごつん」とあたってしまう子がいました。

「元気いっぱい」に見えますが、「なんの理由もなく」

「ごつん」としてしまうのは、おそらく、「脳が覚醒していない」

状態。

鉛筆や消しゴムを授業中にしょっちゅう落としてしまう・・・

ぼおっと外を見つめている

そうじの時間、水が入ったバケツにつまづく・・・

朝からとってもハイテンション・・・

「叱責」される行動の中には、この「覚醒」に関するものが

けっこうあるのでは、と思います。

わざと「ふざけている」のではないのに、

自分で自分をコントロールできない・・・。

本人も実はとっても困っているのかもしれません。




「しろ」から始めて交互にイメージをつなげていくゲーム。語彙の学習にもなるし、
相手の意図をくみ取ってつないでいく、という練習にもなります。

1回にたくさん指示が出て、どこから取り組んでよいのか

わからなくなってしまって、行動がとまってしまうときも

もしかしたら、「覚醒」や、「刺激の処理」の問題が

あるのかもしれません。

外から見てわかりにくい、その子どもの困り感。

表情を見ると、無表情のときもあれば、

「にやにやして」いるように見えているときも。

「困ったこと」が続くときは、何か理由があるのでは、

前後に起きたことを記録していくと

なにか「手立て」が見つかるかもしれません。

「睡眠」の調整をして落ち着いた子どももいました。

何はともあれ、冬休み。

生活のリズムを整えながら、心は「ゆったり」できると

よいですね。


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1月は入学準備によい時期です。ぜひご連絡くださいね。
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