横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

今年のまとめ

2017-12-29 19:14:42 | 発達や学習が心配
いろーんなことがあった今年もあと2日。

1日1日の積み重ねで「今日」があるわけですが

昨年と違い、今年は「年末感」がしません!

たった今、今年の仕事納めでした。

今年仕事で出会った子どもだち

保護者の方々

そして先生方

お会いするたびに刺激を受け、

しばらくして

「話されたこと」をじっくりとかみしめ、

じわじわっと 自分に「しみてくる」感じが

ある1年でした。

さらっと発せられたことばに中に

支援へのヒントがあり、

自分自身が相手に語ったことばの中にも

新たな気づきや「指針」となるものが

あることに

しばらくしたころに気づく。

その瞬間瞬間は

流れてしまうのに

「記憶にとどまる」。

不思議です・・・。

来年は自分にとって

どんな1年になるのだろう?

昨年の今ごろは、思いもしなかったことが

いろいろあったので

きっと来年も

さらなる「挑戦」が待っているのかな。

楽しみでもあり、ちょっと想像がつかなくもあり・・・。

何かあってもユーモアを持って生活できるよう、

一段と自分自身を成長させていきたいなあ、と思う

年末でした。


みなさま、よいお年を。

 

個別学習塾びすぽうくのホームページへ色のついているところをクリックしてください)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「以心伝心」は難しい・・・

2017-12-22 14:02:19 | 発達や学習が心配
ヤクルトの販売員さんが

トナカイのかぶりものをしていました!

今週はクリスマスイブ&週末の連休ですね。

今週で授業が終わるラッキー💛の学校も

あるようです。

今日は、「以心伝心」の話。

なんかの曲のタイトルにあったような・・・

「場」を読んだり、相手の「意図」をくみ取る

苦手さとともに、「自分からの発信」が

ないのにも関わらず、

自分の思いや考えが「当然」相手に伝わって

いるものと思い込む・・・・

(実はことばにして発していないのに)

という子どもたちがいます。

         

クリスマスプレゼント・・・・

もちろん「サンタさん」が運んでくれるのですが、

「~がほしいな」と思っているだけで

サンタさんにお手紙を書いたり、声にして発していなかったりするために

ぜんぜん違うものが届いて

また、「サンタさん」に伝わっていなかったこと自体にも


クリスマスに限らず、けっこう「こんなこと」があり、

周りを振り回してしまう。

また、「ことばにした」としても、

相手が「理解し、納得」してくれたか「確認」しないために

(この確認は、返事だったり、表情だったり)

自分の思い通りにならず、また

・・・・

周りが不快になり、自分に跳ね返ってくるので

またまた

・・・こんなことを繰り返していると

だんだん周りも話しかけなくなったり

コミュニケーションをとろうとする気持ちが

子どもたちがけんかをしてしまったときに

「その気持ち、相手の子に伝えた?」

ときいてみると、「もしかしたら・・・・言ってない。」

のようなことがよくありました。

自分が「思っているだけで相手には伝わっていない」ことを

想像できていない・・・

「ことばにしないと伝わらないんだよ。」

「ことばにした後は、相手が納得したか確かめよう。」

こんなことを伝えてきました。

           

あ、大人の世界でもありますね、

こんなこと。

私も気を付けます!!


個別学習塾びすぽうくのホームページへ(色のついているところをクリックしてください)

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

思春期はいろいろある・・・ある・・・

2017-12-15 15:47:17 | 発達や学習が心配
今日は寒い・・・です。

外から帰ってきて、暖かい飲み物でほっ

今日は、思春期の話。

自分と友だちの違いに気がつき、

「自分ってなんだろう」

「友達よりもしかしてできないことが

多いのでは?」

と感じ始める。

テストの点・・・勉強したのに結果が出ず・・・

友だち・・・放課後のサイクルが合わず、

      小さいときのようにいつでも

      遊べるわけではない

そして、クラスメートと関心が違うと、

      話題についていけない。

親との距離も微妙になって

今まで気軽に話せていたことが

なんとなく言いにくくなる

5・6年生になると、会うなりまず

「ため息」がでてしまう子も。


一度どっかりと「落ち込んで」しまったとして

自分自身をどうとらえているのか」

「友達と付き合えないとき、一人で

どうすごすのか」


また、

「本当に疲れたとき、どこで弱音

吐き出せるのか」

そして、少し落ち着いてきたら、

「自分の現状を考えてどこに目標をおくのか」

ということを考える。

できたら、だれかにもやもやした「気持ち」だけでも

話して、話しているうちに

だんだん「自分」が見えてくる。

        

思春期の「もやもや」は、大人に向かって

「完成(本当の人生の完成はないと思いますが)」への

準備運動なのでは、とこのごろ思います。

ときには、「きつ~い」準備運動ですが、

乗り越えていかなければならない道。

ちょっと「生意気」なことをふっと言いたくなる。

自分をちょっと「かっこつけ」たくなる。

でも、内心は不安。

・・・勉強する前に「こっち」を「軽く」して

あげたいな、と思うこともあります。

そして、いつも思うのは、

「一人になる強さが必要」だということ

そして、

「信じられる人」がそばにいるともっと

いいなということ。

悩んだあとにきっといいことが待っています!


   

信じられる・・・といえば、昨晩

「ドクターX]の最終回でした。

「患者は絶対に救わなくてはいけない」

なんて、かっこいい!

でも患者になった主人公が

「患者ってこわいんだ」とぽろっと弱音をはいたのも

印象的でした。

「A案がだめなら、B案、B案がだめなら、C案・・・」と

前もって「準備」してあったなんて・・・。

全部とっさの判断で「臨機応変」にしていたのだと

思っていました。

続編・・・期待しています!!



個別学習塾びすぽうくのホームページへ(色のついているところをクリックしてください)





コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ほめられて「ほめる自分」になっていく❣

2017-12-13 14:45:28 | 発達や学習が心配

2月になり、横浜は良いお天気が続いて

います。

ただ、ちょっと乾燥して、インフルエンザも

はやり始めているようです。

今日は、ほめる話

学級の中で、「友達をほめる」場面があります。

作品の鑑賞や

演奏や演技の後のほめ合い

グループ活動の振り返りなど。

そんなとき、友だちのがんばりを

「何もない」と言ってしまう子がいました。

この子にとっては、「ある基準より上でないと」

ほめる対象ではなかったようです。

「ない!ない! ない!」

少し大きな声で言っていました。

その「声」にはかかわらず、

上手にほめられる子から順に指名して

みました。

「〇〇さんは、ぼくが、作っているときに

やりやすいようにもっていてくれました。」

「〇〇さんは、だいじょうぶ、と声を

かけてくれて、うれしかったです。」

「**さんは、ていねいに作業していました。」

【**さん】というのは、さっき、

「ない!」と言っていた子どもです。

次は、**さんの言う順番です。

すると、

「〇〇さんは、私がやりやすいように

手伝ってくれました。」

と言えたのです。

自分がほめられたときは、うれしそうに

ほほえんでいました。

「ほめられたうれしさ」を自然の流れで

返すことができたのです。

「ない!ない!ない!」と言ったときに

思わず「指導」をしてしまいそうになりましたが、

子どもたちの流れで、気持ちも変わったようです。

「ほめられて ほめる自分になっていく」

ほめる基準が「数値」だと確かに分かりやすいです。

テストで100点だと、「ほめられる」。

テストで20点だと「ほめられない」。

でも、この20点、もしかして、すごく努力して

0点から上がってきた点かもしれないのです。

リコーダーの演奏がたどたどしい。

「練習してきたの?」と言ってしまいそうです。

でも、もっともっと吹けなくて、一生けん命練習して

きた、「その状態」だったとしたら・・・。

「努力している姿」や「友達に手をさしのべようとする優しい気持ち」は、

目に見えない。

でも、「そこに気づく」

「そこをほめる」

また、上手にほめた子どもを「ほめる」

そんなことを繰り返していくことで、

出だしは、「形」からかもしれませんが、

だんだん「柔らかな心」が育っていくように感じます。




愛知教育大学のこの映像、なかなかよくできていると

思いました。

(自閉スペクトラム症の子どもへの対応)

いつもながら、自分自身に言い聞かせているような・・・。

がんばります!


個別学習塾びすぽうくのホームページへ(色のついているところをクリックしてください)
















http://www.rinsho-center.aichi-edu.ac.jp/project/project1/html/page1.html
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

筆算が苦手・・・

2017-12-01 16:39:13 | 発達や学習が心配
クリスマスのディスプレーがちらほら。

寒くなると、すこーし心も「しんみり」しますが、

年末のお楽しみもありますね!

            

塾に来る子どもたちは、

「漢字」の練習もがんばっていますが、

「計算」に苦手感がある子もいます。

1年生だと、「さくらんぼ計算」の意味が

分からず・・・

学校とは全く違う方法で正解する子も

けっこういます!

2年生だと「九九」や3けたの足し算・引き算。

「位」がずれたり、「28」を「82」と書く

「逆転現象」も!



筆算は、「図形の位置」の把握や、

「手続きの順序の記憶」と関係あると思います。

「位置」があいまいになってしまう場合は、

写真のように、位ごとに色を付けたり



こんなふうに、位のところに「お金」をかいてみたり

することで、手がかりになることがあります。

「お金」の手がかりは、「お買い物経験」の

多い子には、わかりやすいようです。



3けたの割り算がでてくる4年生。

どこまで掛けたか、分からなくなってしまったり、

いったん、「繰り上がり」を覚えておくことが

難しくて、脇に「補助計算」で繰り上がりを

書いておく子もいます。

繰り上がり用に「小さなます」を予め書いておくのも

よいかと思います。

また、何年生になっても「指」を使って計算

している子もいます。(すごい速さで指が

動いています

高学年になると「指」は「安心のため」に

使っているのかもしれないし、

「視覚的に繰り上がり・繰り下がり」を意識し、

記憶にとどめておくための手段かもしれませんが、

「自分の体の一部」なので、「不正」には

なりません。

「筆算」になると、

「計算手続きの順序」を覚えなくては

いけなくて(掛ける➡引く➡おろす)のような・・・

「数字を書く位置」プラス「順序の記憶」

大切になってきます。

引き算の筆算では、「上から下をひく」のですが、

逆に「下から上を引く」子もいます。

なんどか、「上から」を教えて、どうしても

下から引いてしまう場合は、

「いったん下から上を引いてその答えを10から引く」

2段階でする方法を提案してみました。

・・・「これなら、いける!」とのことでした。

そして、

「書くこと自体が苦手」の子は、

3桁の割り算もなんと「暗算」でしています。

テストでは、筆算の「下の部分」がなくて、

いきなり「答え」が書かれていて、

採点する人も「びっくり」だと思いますが、

「どうやったの?」ときくと、頭の中で計算している

ことがわかります。

「計算が苦手」の理由もいろいろあります。

教科書通りでなくても、「その子に合った方法」が

見つかるよう、お手伝いしていきたいと思っています。


11月もあと1日ですね。



個別学習塾びすぽうくのホームページへ(色のついているところをクリックしてください)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする