横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

自分の悩みを話してみる

2014-08-25 15:32:01 | 発達や学習が心配
はっきりしないお天気です。(横浜ですが・・・)
夏休みの終わりぐらい、ぱあっと晴れてほしいのですが。

今日は、あまりにも目がかゆく、ついに眼科に行きました。

「う~ん。かゆいのは、毎年この時期ですか?」

「アレルギーの目薬、出しておきますね。

これをさすと、かゆみがとれますからね。」

「はい。」

薬局で、すぐさすようにと言われたので、その通りに

点眼。

すう~っとした差し心地。

あれっ、コマーシャルみたい。でも本当なのです。

そういえば、以前いろいろあって体調を崩し、

ふらふらになりながらたどり着いた病院で

「食事が全くとれないんです。食欲がなくて。」

というと、お医者様が耳の下のはれを確かめながら、

「食事はね、大切なものだから少しずつでも

食べてね。」

と優しく言ってくださいました。そうだ、食事は大事。

と唱えながらタクシーで家に帰ると、なぜか

その夜から「食べられる」ようになったことが

ありました。

なぜでしょう?不思議です。

人間の体って、そんなにすぐ変化するわけはないのに

「専門家」であるお医者さんに診てもらい、ちょっと

薬を飲むと、回復に向かう・・・。

たとえわずかな時間でも、「真剣に向き合ってもらった」

という気持ちが「心」を楽にして、「治るんだ」という

ポジティブな気持ちがもてるからでしょうか。



「(信頼できる)人に困っていることを話す」ことで

前に進むエネルギーをもらえるんですね。

私もそんな人になりたい!と切に思っています。



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池上彰さんのようにわかりやすく

2014-08-18 15:45:14 | 発達や学習が心配
「週刊子どもニュース」のころから池上さんのファンでした。
「ニュースが分かる!」。
子ども向けニュース、なんていっても、トピックはふつうの「ニュース」。
本も何冊が読んでみましたが、わかりやすく、すうっと頭に入ってくる。
学習内容もこんなふうにすうっとはいってくるといいんですけどね。

この夏図書館で発達関連の本を何冊か読んでみました。
私にとってわかりやすいのは、まず「イラストやグラフつき」のもの。
そして、字の大きさにめりはりのあるもの。
実例が具体的でわかりやすいもの。

でした。専門書はできるだけ、最新のものを読むようにしていますが、
「とっかかりやすいもの」は「視覚的支援」があるものなんだな、と
今更のように思います。

子どもに示すときも、イラストが(ほどほどに)あると
手順などわかりやすいようです。
(色数は3色までにおさえた方がすっきり)

あとは、「わかりやすいことば」。
池上さんの本では、難しいことばのときには、そのことばのすぐ後の(  )
などにその意味を書いています。
注釈のように章の終わりだと、参照するのにめんどうです。

そして話し言葉に近い、しかもていねいな言葉で書いています。

ここまでわかりやすくするのって、たぶんご本人が相当に「消化」されて
いるからではないでしょうか。自分で自信がないものを人に話すときって、
かえって難しいことばを使ってしまい、よけい相手に伝わらないことが
あります。(反省・・・)

本をきちんとして→左下の角をそろえて積み重ねて

きちんとすわって→おしりを背もたれまでもっていって背中をのばす

きちんと聞いて→話している人の方を向いて、口を閉じて聞いて



易しそうに思える「きちんと」「ちゃんと」もここまで具体的に

しないと分からない子どももいます。

「状況」がうまく伝わらない子ども(大人も?)には、

「翻訳」する人が必要なのかもしれない、と思うこともあります。

できたら、その「翻訳者」になりたいと思う私です。

でも、子どもにせっする人がその子どもが本当にわかることばで

伝えることが大切なんだろうな、と思うこの夏でした。





こんな大きさの折り紙を見つけました。手先の訓練によさそうです。

10.5cm×10.5cmです。

さっそく

キャンディーを作ってみました。


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入会しない方への教育相談も行っています。
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意外と困る「空き時間」の過ごし方

2014-08-11 17:37:53 | 発達や学習が心配
台風の余波でまだ、風が強いです。
お勤めの方は今週夏休みをとられることが
多いのではないでしょうか。
塾は今日から1週間お休みです。


今日は、授業中の「空き時間」のお話です。

えっ!授業中に「空き時間」なんてあるの?

と思う方もいると思います。

実は、けっこうあるんです!

低学年だと特に。

ドリルやプリントをするとき、作業にかかる時間の

「個人差」がずいぶんあります。
 
早い子は、本当に「あっという間」に「終わった!」

ゆっくりの子は、「終わり」の時間になっても

完成していないことがよくあります。

「チャイムが鳴るまで」「早い子」はどうやって過ごすのか。


自分の席で終わっていない友達のじゃまにならないこと・・・




「お絵かき(自由帳に)」「折り紙」「本読み」などが

多いです。でも、ここで意外と、「時間を過ごせない」子どもが

いるのです。特に低学年の子どもです。

「絵をかくこと」がすきでなく、折り紙も何を折っていいのか決まらず、

折り方も覚えていない、また教科書の音読は得意なのに、

新しい「本」を読んだり、ながめたりして時間を過ごすことが

苦痛なのです。

きまったプリントやドリルをするより「自由度」が

高まって、また、課題をやり遂げたことの「ごほうび」

でもあることがかえって「困る」なんて。

「手先」の動きに不安があったり、自由な「発想」が浮かばなかったり、

「先生」の反応がなかったり(先生は遅い子どもの支援をしていますから)

「文字への集中が難しかったり(教科書は、「耳」で覚えてしまっている子ども

もいます)」、学習全体への集中時間が短いために「からだ」を動かしたくなって

そわそわが始まったり・・・・。

こんな子はに「もう一枚やってみる?」とプリントを渡すと

喜んでする子もあります。また、配布物を配るお手伝いをしてもらうと

そわそわが「いい形」でおさまることがあります。

また、「空き時間を過ごすスキルアップのために」

雨の日の休み時間にすぐ折れる「折り紙」を一緒に作って

練習したり、学用品についている「キャラクター」を自由帳に

「写す」練習をしたりしたこともあります。「やり方」の手順や

描く物、作る物のバラエティーが増えてくると友達との交流も

増えてきます。

・・・でもなぜか、こういった子ども達も4年生くらいになると

落ち着いて過ごせるようになることが多いです。

ただ、「本」を自分で選んで読むことは、「目の動かし方」や「自分の興味」を

もつこと(例えば、~シリーズが好きになるとか)、また「読むことの国語的な

スキル」をあげることなどが必要になってきます。

静かに「空き時間」を過ごせないことで叱責を受けることもあると思います。

初めは「大人のお手伝い」のもと、「練習」することでできるように

なる子どももみてきました。

学校は、「ゲーム禁止」ですからね~。

みなさま、よい夏休みをお過ごしください。





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夏休みの宿題も佳境に?

2014-08-05 13:41:56 | 発達や学習が心配


暑い、暑いと日向を歩いていたら、マンション近くの木に

こんなに見つけました!

蝉・・・7日間しか生きられないというのに

日々精一杯鳴いています。

ところで、夏休みもいつの間にか

「折り返し地点」。

ここからが坂道を下るように日々過ぎていくんですよね。

18日ぐらいから「夏季水泳第2弾」に入る学校も

あるようです。今日は、もしかしたら余裕で終わってしまって

いるかもしれない(?)夏休みの課題についてです。



量的にすごくたくさんの学校とそうでもないところが

ありますが、

「一人でできない」こともあると思います。

基本的には、夏休み前の内容なのですが、

「やり方が分からない」「覚えていない」

「やる気がおきない」

ということもあると思います。

「やり方」については、ちょっとした助言で

思い出すこともあるでしょう。

でも、「覚えていない」なら、

また、教科書をひっくり返す、

という「溜息のでるような」

作業が待っています。

だから「やる気がおきない」

のかもしれませんね。


ところが、最近の教科書は意外と親切。



こんな感じで「手順書」のようになっています。


三角形の描き方も順序を追って書かれています。


でも、なかには、これを読んでもぴんと

来ない子どもも。

書かれていることを「読み上げたり」

「実際に目の前でやってみたり」

して初めて「そうだったのか!」

納得がいくこともあります。理解するのに

ある程度の「期間」が必要な子どももいます。

「紙で見ただけ」ですぐ理解できるとは

限りません。また、教室で先生や友達が説明

しているのをきいてメモしているうちに

どんどん説明が進んでしまい、途中でつながりが

分からなくなってしまっていたこともあるかも

しれません。

ここで、「授業中なにやってたの!」と怒らず、

「ここでじっくりわかるまでやろうね。」と

できれば・・・子どもに幸せがやってくると思います。


その前に大人がへとへと・・・?!

10分やったら、まったく違う課題、また10分・・・と

気分転換しながらやるのもよいです。

疲れたらやってみてください。

もちろん、短くても休憩を入れるとまたリフレッシュして

がんばれます。




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