横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

自力学習への準備~中学生へ~

2022-03-31 19:11:20 | 発達や学習が心配
今週、最後の卒塾生を送りだしました・・・。


4月の6年生は、後1年で中学生。

小学校では、家庭や担任の先生やいろいろな先生の見守りで、

また、「助けて目線」を送って配慮をもらえてきたことも、

中学校では自分で「お願い」「交渉」しにいかないといけません。

また、自力でなんとかしないといけない場面も増えるはずです。

・・・・・そんなことを考えて6年生の初めから少しずつその子の特性に合わせて

塾では、「自力」でできる学習方法を試してきています。

その「方法」周りの子と違う方法であるために

塾でさえも「トライ」することに抵抗があったこともありました。

そんなときは・・・・

とりあえず、「子どもの方式」でしばらく試してみました。

2つの方法で「結果」を比べてみて、そこで、「納得」

6年生は「自分」ができつつあるお年頃ですから~~

えっ!そんな方法、だれもやっていないし、先生もなんていうか・・・

たぶん、中学校ではokになるはず。

そうなんだ・・・。

ここからが本当のスタートです!

学年半ばからは、中学校での提出物やノートテイク、暗記することなどを

想定しながらの練習。

どの子も6年生の学習と平行して行ってきました。

こんな「秘伝ノート」も作ってみました!



パソコンを活用する前提です。

みんなの役に立ちますように。

みんな、最終回までめいっぱいのスケジュールでかけぬけた「一年間」。

修学旅行はどうなるのか、今年も応援団に入りたいけど運動会はどうなるのか

・・・そんな心配をしながらの一年間でした。

友達とうまくいかないんだ・・・計算の途中からそんな話になったり

勉強の進みが早すぎて大変・・・とあせったり

中学校の勉強についていけるのかという不安を打ち明けたり・・・

すきなユーチューバーの話をしたり

みんな悩んで、でもがんばって卒塾していきました!


2月末からは、目に「チカラ」が宿ってきました。

質問の仕方もより具体的になっていきました。

中学校生活が「目前」になるとぐっと成長するんですね。


そんなわけで最後の「卒塾式」ではちょっと涙ぐむ子も・・・。

とって~~~~~~~~もふか~~~~いお付き合いでしたからね。



大丈夫!ここまでこれたからなんとかなるさ!!

でも、なにかあったらここで待ってます

真剣に自分と向き合う姿を見せてくれた、みなさん、本当にありがとう




新しく一緒にがんばりたいみなさんをお待ちしています!

個別学習塾びすぽうくのホームページへ線のあるところをクリックしてください)








コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春休みも片付け...どうやって?

2022-03-20 20:54:53 | 発達や学習が心配
今週で小学校の今年度の学習が終わり、週末からは春休みです!

春休みは、「宿題」もなく、

新しい教科書もなく、

なにをしてよいのかとほわ~~~~んとします

でも、大量に返されたプリントやドリル、テスト

図工の作品など、「片づけ」はあります。

子どもの部屋(コーナー)がぐちゃぐちゃだと

「片づけなさい!」

と檄が飛びますが・・・・・。

実は、子どもは「どうやって片づけるか、わからない」場合もけっこうありそうです。

例えば、

この3つのブロックを例にとると



みなさんだったら、上のしきりのどこに入れるか、予想がつくと思います。

赤は一番右、水色は左から2番目、黄色は一番左です。

でも、ぱっと適当に入れてしまう子がけっこういるのです!

きっと「色別になっている」

「しかも、複数の似た色の部分になっている」

という「規則性」に気づきにくい子どもなのかもしれないです。

そういう子どもだったら、仕切りの上にシールでも貼って

「黄色と緑」「青と紫・ピンク」「白・黒・グレー・透明」「うす茶・赤・茶色」のような表示をつけると

分かりやすいのかもしれないです。

家のものと学校のもの

家のものの中でも

勉強に使うものと趣味のもの

を区別する、ことが難しく、ちょっちゅうものを探し、結局みつからない、

というお子さんの話を聞いたことがあります。

そのときは、3つのかごを用意してもらって

「学校のもの」「家の勉強のもの」「家の趣味のもの」

と分けてもらいました。

これは上手にできたようです。

とりあえず、端をそろえるなど細かいことはしなくても、

分類して入れるだけで探す時間は1/3になり、また見つかるようになったとのことです。


「学校のもの」もいろいろな種類があるので

「プリント・テスト」「それ以外のもの」の2つぐらいの「分別」から始めてもよいかもしれないですね。



さらに、困ったことに

「どのプリントをとって(保存して)おいたらよいかわからない」

という悩みもありました。

先生が「もって帰ってね。」とおっしゃった中には、

家の人に見せてね

直して(記入して)もってきてね

今は使わないけれど、また使うので保存しておいてね

家で処分をしてね


の4種類があるのです。

子どもにとってどんな意味で言われたかわからないことが多く、

さらに分別で悩むことも。

家庭では「学年だより」をみつつ、「判断」するのかな・・・。

年度末で絶対とっておいた方がよいのは、

昨年度の教科書(2年間使うものもあり、また見返すのに使うときあり)

と封筒で返されたもの

後は、お便り等で判断ですね

(お子さんが大切にしているものも捨てられないので親子で確認作業できるといいですね💛)

****本当に「紙製品」学校関係でとっても多いです!

お便りが「メール配信」になりつつありますが。



行ってきました!

3時間・・・・バットマン。初代のマイケル・キートンもよかったなあ・・・。


そろそろ私も年度末の整頓をはじめなくては!

実は私もちょっぴり苦手です・・・。



個別学習塾びすぽうくのホームページへ(線のあるところをクリックしてください)




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お願いことばは、いくつ言える?

2022-03-10 22:11:35 | 発達や学習が心配
今週は、中学校の卒業式、来週は小学校の卒業式。

うれしそうに制服で歩いている姿を見かけます。

中学生は、その学校の「制服」」を着るのもこの日が最後。

(横浜の公立小学校は制服がありません。)



友達関係がうまくいかない子どもの中に

「マイルール」を友達に押し付けてしまう子がいます。

「このルールでやるから」。

事前に周りの子に「了解」をとったり説明をしたりがなく、いきなりの「ルール」。

周りの子たちは、びっくりです。

少し付き合ってくれるかもしれませんが、そのうちに遊びに「誘われる」ことがなくなってしまう。


こんな子はだぶん、みんなの了解を得る「ひと手間」が必要なことが

分かっていないかも。


家庭の中でもありそうです。

家族が了解する前に自分ルールで進めてしまう。

声の大きい人

押しの強い人

力の強い人

立場が上の人

一番年下でいつも注目される立場の人

そんな人が「マイルール」で推し進めると

「リーダーシップがとれている」ように見えて、周りの不満がたまってしまう・・・。


「~していい?」

「~しようと思うけど、いいかな?」

「~してもらえる?」


そんな一言が前もって発せられて、相手の反応をみてからすすめられると

周りの人も今後起こることの予想がつき、

心構えもそれに向けて準備ができる。

大切な「ひと手間」ですよね~。

それと同時に人生経験の少ない子どもには、

お願いしても、説明しても通らないことがある

こともだんだんわかってほしいですね。

自分では、ちゃんと「お願いしたのにきいてくれない」

という不満は子どもにしてみると(大人にも!)ありますよね。

「がんばって100点とったから~を買ってください。」・・・・・・・なんて。


お願いがかなわないときに

本当は相手は快く思っていなかったのかもしれない・・・

違う方法でしたかったのかもしれない・・・

頼むタイミングが悪かったのかもしれない・・・


そんなことが想像できるのは、ある程度「人生経験」」を積んでからかもしれないですね。

大人が子どものお願いをきけないときは、子どもに納得のできる説明をして、

子どもが「そんなこともあるんだ」と(実は少し不満でも)経験していくことも大事なのかな・・・。




・・・毎回思うのですが、今回も自分に言い聞かせているような・・・。

ブログを書くたびに自分を振り返る私です



個別学習塾びすぽうくのホームページへ(線のついているところをクリックしてください)お電話お待ちしています。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「思いがけない幸運な出会い・セレンディピティ」

2022-03-02 15:34:10 | 発達や学習が心配
3月になりました!

明日は「お雛祭り」

子どもたちには、卒業・進級といった「ふしめ」のうれしくて

でも、ちょっとさみしい月です。

ただ、本当にすべての人が心穏やかに平和に心から笑って過ごせるようになる日が

一日でも早く来ますようにと強く願っています。




今日は、つい、先日新聞で見つけた記事

足跡で見えるの?本当の私

に気になることばが載っていました。

「セレンディピティ」

ネットで通販サイトを見ていると、次のときから似たようなもの、関連するようなものの

広告がたくさん入ってきます。→マフラー→みたいな・・・。

いつの間にか自分の「嗜好」が「公開」されているようでちょっとびっくり!

買いたいものがあるときは、探すのが少し「効率化」されるのかも。

でも、「これを見た人は、次はコレ!」みたいに

勝手に決められてしまうのも嫌ですよね。

それで、「より広い検索条件」になるような「アルゴリズム」をつくった、ということです。

自分でもちょっと「意外な」出会いが「幸せ」を呼ぶ・・・。

「おすすめ」の範囲が広がる・・・・。

なるほど!これってちょっと「閉塞的」な今だからこそ「幸せ」をくれるのでは?

全く「的外れ」ではなく、「うん、それもいいかも。」

**************************

生徒さんや保護者と接しているときに、

「こういう場合は、~」

「こういう場合は~」

という対処の方法の「王道」みたいなものは確かにあります。

でも、違う方法を試してみて「思わぬ幸運」💛がやってくるかもしれないなら・・・。

なにか気分の上がる「セレンディピティ」

みつけなくっちゃ!

年度の切り替わる3月から4月にかけて、新しいことにチャレンジするチャンス!ですね。

出会いは「待っている」のではなく、「求めていく」

ぜひぜひいらしてくださいね!

セレンディピティになれるようにがんばります!


個別学習塾びすぽうくのホームページへ(下線の部分をクリックしてください)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする