第２回 関西讃岐うどん 西国三十三ヶ所巡礼～！！

第２回　関西讃岐うどん　西国三十三ヶ所巡礼～！！のＳｔａｎｄａｒｄ編達成いたしました。

普段ちょっと行かないようなところにも行くことができて面白かった。

全体的にレベルの高い店が多いなぁというのが感想ですが、少しづつ何かが変化してきているように

感じることができる、新しい試みをしている店が増えたように思いました。

今回特に驚いたのが、千舟屋さんと釜たけさんでした。

千舟屋さんでは、普段絶対に頼まないゲテ物風（失礼）のビビンバ風冷麺を頼みましたが

女性らしいセンスで盛り付けられており、キムチの味も大変まっとうなものでした。

この手のものは、たいがい吟味されていないキムチがどっちゃりというものが多いのですが

ちゃんと吟味されているのを感じました。

とりあえずキムチであれば…の考え方であれば、その商品の魅力はありません。

自分のところで使う商品の意味と味を吟味しているということは出来ていないお店多いですね。

釜たけさんは、言わずと知れた千日前の大繁盛店ですが、いつも大行列なのでスルーすることが

多かったのですが久々訪問し釜玉をいただきました。

いつも特徴的なうどんの風味を楽しみたくて冷たいうどんばかり頼んでいたのですが、

今回釜玉を食べて、ひっくり返りましたね。ネギの旨さに！！！

繁盛店ですので、細かいところには目配りがきいていないと勝手に思い込んでいたのですが

なぜネギを入れるのか、薬味の役目はなんなのか、ちゃんと考えられていました。

なんの風味のかけらもしないカピカピのネギは、歯に挟まるだけで何のメリットもありません。

ネギがガサガサ、生姜はスジまみれというお店非常に多いです。

食べ終わった後、口の中に異物感があると食味は大幅に落ちますね。

食べ終った時に、「あー美味しかった！また食べたいナァ」と思わせるようにすべきだと思います。

釜たけさん流石だと思います、プラス、ホールの女の子（ガ！さん）の客あしらいは見事でした。

そしてどうしても書かねばならないのが、千林の山田製麺所です。

この口煩い私の理想に限りなく近いお店です、うどんを茹でている時の大将の目つきは必見です。

タイマーまかせに絶対にしない真剣勝負で毎回茹でています。

腹一杯になるうどん屋さんは数あれど、元気一杯になれるうどん屋さんは山田製麺所だけですね。

是非一度行かれて確かめて下さい、ちょっとビックリするほど良い店ですよ。


釜揚うどん　山田製麺所
大阪市旭区志水２－１２－４
０６－６９５８－３９５５
定休日 　月曜日
営業時間　　9：00～15：00（麺なくなり次第、終了）
駐車場３台あり
http://kamaageudon.jp/