事あるごとにSDGSが喧伝されているが、
現実的、具体的な実行には程遠い気がする。環境保護の観点からは、化石燃料の使用を抑制するもしくはなくすことが最重要だと思うし、それに向かっての将来への筋道を明確にすべきだと思う。脱炭素だ、レジ袋廃止だ、ペットボトルだ、ストローだ、スプーンだ、発泡スチロールだ、リサイクル・リユース・リデュースだなどと掛け声だけは聞こえてくるが、根本のところはそれほど変わら . . . 本文を読む
岸田首相は防衛力強化のため増税が必要だと言う。
防衛費は安定的な財源で賄うべきであり、借金は妥当ではないと言う。今を生きる我々が将来世代の責任として対応すべきものだと言う。しかし、庶民レベルでよく考えてみるとおかしいと思う。賢明な主婦が家計が苦しくなったと言って問題解決のため収入を増やすことや借金することを最初に考えるだろうか?怠惰な主婦は安易に夫の稼ぎが悪いと不満を言い、安易に借 . . . 本文を読む
「おはようございます」、「こんにちは」などのあいさつの意味を詮索しても仕方ない。
ただ単に時候を述べてあいさつ代わりにしているだけである。午前中はおはようございます、昼あたりからこんにちは、日が落ちたらこんばんは、であろうか。相手に発する最初の掛け声でもある。この掛け声がなければ会話は前に進まない。反対にあいさつもしないことは会話を拒否していることでもある。関わりたくないと思っているのだろうから . . . 本文を読む
この前、友人達と話していた時、
人生の浮き沈みはその人の一生でゼロサムだという説が唱えられていると紹介があった。それにしても、裕福な人も、貧困の人も幸福な人も不幸な人もみんな同じだとはちょっと抵抗があるという話で盛り上がった。何が実体験と違うのか話し合ったが、どうやら最初の出発点が違うということになった。出発点、すなわち生まれ出た環境が裕福か、貧困か、幸福か、不幸かが大きく影響しているようである . . . 本文を読む
脳は一つだけではないようである。
あちこちに小さな脳が存在し、身体を動かしている。この小さな脳に指令を出して統一的に制御しているのがいわゆる我々が考えているところの頭脳である。頭脳とは頭にある脳であって、この頭脳もたくさんの小さな脳の組み合わせで構成されている。そしてそれぞれの脳が役割分担して指令機能を果たしている。頭脳はコンピュータのプログラムのようにすべてを制御しているわけではないし、いちい . . . 本文を読む
差別にならないためのマニュアルを作ると言う。
いつも思うのだけれども、差別しないようにしようと心がけることは、すでに差別していることでもある。全く差別していないのであれば、あえて気を付ける必要もない。それでも差別が生じるのは、差別される側にも問題がある気がする。差別される側が被害者意識が強くて、何でもないことでも差別されたと思い込んでしまうからであろう。差別する側も差別される側も同じ土俵に立って . . . 本文を読む
3億円とはどんな価値があるのだろう。
三億円事件というのが1968年に東京の府中で起きて、犯人もわからず、お金も奪われたままで見つかっていない。50年以上前の事件であるから、現在の貨幣価値にすると、4倍くらいになるから、当時の価値は12億円以上になるかもしれ . . . 本文を読む
自業自得は本来は悪い意味にもいい意味にも使われる。
ところが、現代では悪い意味でしか使われない。「宝くじに当たったのは自業自得ですね」とは言わない。「借金で首が回らなくなったのは自業自得だ」と言うのはすんなり受け入れられる。何でだろうと思う。悪いことの原因は徹底して追及されるけれども、良かったことの原因は放ったらかしで見過ごされてしまうようである。自分で行ったことが良い結果を生むか悪い結果を生む . . . 本文を読む
私と携帯電話の付き合いは長い。
携帯電話が始まった頃から使っている。最初はIDOという電話だった。乾電池で動くのだが、電池の持ちが悪くて、カバンの中には大量の乾電池を入れていて、次々に交換しながら使っていたのを今でも覚えている。電話は小型で今で言う親子電話の子機くらいの大きさだった。市街地や主要幹線道路や鉄道沿いでなければ通じなかったので苦労したものであ . . . 本文を読む
先生とは尊称である。
教える者と教えられる者、尊敬する者と尊敬される者の関係である。大阪府議会で議員に使う「先生」という呼び方を使用しない提案が正式に決定した。面白いなぁと感心することこの上ない。いったい何なんだろう。こんな決定を正式の議会で決定することに本当の意味があるのだろうか?身内での申し合わせであれば連絡文書でも回せばいいし、府民や国民に提言しようとするのなら何か違和感があ . . . 本文を読む
このブログでもよく「説明責任」という言葉を使う。
日本語でこの頃よく使われるが、歴史が浅いのかあまり意味が浸透しないようだし、意味づけも不十分な気がする。そして、ただの「説明する責任」の意味になっている気がする。本当はそうではないのである。日本語に適当な言葉がないので英語の「アカウンタビリティー」で本来の意味を確認しようと思う。たぶん、英語の「アカウンタビリティー」を日本語に翻訳して「説明責任」 . . . 本文を読む
メディアの報道を見ていると、犯人探しに躍起である。
犯人さえ見つかって、それなりの処分がなされれば問題が解決したと思っているが、そうではないと思う。時にはまだ犯人と確定していない容疑者でさえ犯人扱いである。早く犯人にして安心したいとでも思っているのだろうか?また、国民側もその傾向が強い。その期待、に応えるているのであろうか?いずれにしても、なにかおかしいと思うばかりで . . . 本文を読む
先日国連の総会があった。
岸田日本国総理大臣が元気よく演説してロシアへの対抗姿勢を見せて、国連改革に意欲的だと積極かつ強力な発言を繰り返した。しかし、私には納得いかない部分があった。日本国としてロシアをどのようにとらえているのかがはっきりしないのである。ロシアを敵対国と考えているなら、いざという時には一戦を交えることも辞さないくらいの覚悟が必要である。そんな覚悟は見えない。周辺諸国と連携してロシ . . . 本文を読む
イノベーションはお金がかかると思っている人が多い。
私はそんなことはないと思う。イノベーションそのものにはお金はかからない。イノベーションの発想があって、これを現実のものとして実行に移す時にはお金も組織も長期的な展望もリーダーシップも必要となるが、発想するのは個人であり、その段階では何にもいらない。頭で考えるだけである。結局は思い付きであろうが、その思い付きそのものは長い間に考え抜かれて試行錯誤 . . . 本文を読む
この前ジャングルになりそうな我が家の庭の草取りをしていたら、
なんかの拍子に目に砂が飛んできて入ってしまった。ちょっと違和感があったが、そのまま作業を続けて、休憩時間で寛いで水分補給していたら、目頭のところに目やにが出てて、それを指で拭ったら、見事に先ほどの砂が混ざったものが出てきた。ほんの1時間も経っていない。身体はちゃんと目の異物を掃除してくれているのである。すごいなぁ、と思ったし、こんな . . . 本文を読む