柔道世界選手権の個人戦が終わり

世界柔道、朝比奈が最重量級V…男子は原沢3位

 アゼルバイジャンのバクーで行なわれている柔道の世界選手権は
昨日で個人戦を終わったのだが日本は男子が金2、銀2、銅3の計
7個を女子は金5、銀3、銅1の計9個のメダルを獲得した。

 女子は出場した9人全員がメダルを獲得するという快挙だったし、
男子もウルフ・アロンと小川雄勢の2人がメダルを逃した以外は全
員がメダルを獲得する大活躍だった。

 とはいえ男子は最初の軽量級2つは金を獲得したものの73㌔級
で橋本壮市が決勝で敗れて銀に終わると、81㌔と90㌔の2階級も
続けて決勝で敗れ100㌔はメダルなしで100㌔超はリオ五輪銀の
原沢久喜がベスト8で敗れ結果的には銅メダルを取った一方、小川
は3回戦で反則負けするなど尻すぼみ的な内容だった。

 しかもウルフと原沢が敗れた相手は3位に終わっているし小川が
敗れた相手はメダルなしという形になっているわけで、特に100㌔
超は絶対王者テディ・リネールが出場してないだけに決勝には残っ
ておきたかったところ。

 とりあえずウルフはケガ、原沢はオーバートレーニング症候群で
ブランク明けの出場だった事を差し引く必要があるし小川も初出場
での不運な反則負けという要素もある。

 それでも100㌔と100㌔超は準決勝以上に勝ち進んで欲しかった
わけで、ベスト4に進めずに銅メダルというのは寂しいものがある。

 一方の女子は現状からすれば最高の成績だし特に78㌔超の朝比奈
沙羅が決勝でオルティスに勝ったのは価値がある一方で、48㌔級に
17歳の強力なライバルが現れたのが気になる。
 
 ただし今年は五輪の中間年という事で五輪年をピークにする事を
考えると好調過ぎても怖いわけで、これを自信にしてもいい一方で
今年がピークになる事だけは避けなければいけない。

 大事なのはあくまで2年後なのだから。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« まだ5:00起き... 監視される千... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。