goo blog サービス終了のお知らせ 

日本のボクシング界にも良心はあった

亀田ジム新会長認めず=東日本協会「頭のすげ替え」―ボクシング(時事通信) - goo ニュース

 サッカーブラジルW杯で日本がコートジボアールとの初戦を逆転
負けした翌日の6月16日に行われた東日本ボクシング協会の理事会
で、元協栄ジムの大竹重幸氏を会長にした亀田ジム復帰を却下すると
いうニュースが載っていた。

 大竹氏が‘帝拳ジムの本田会長からの要請ならば仕方ない’的な
コメントをしていたし、WBA:Sフライ級王者の河野公平が亀田興
毅との指名試合を義務付けられているので挙行したいワタナベジムの
渡辺会長らの意向や‘選手に罪はないから’と兄弟への救済措置をコ
メントするJBC職員がいるなど亀田ジム復帰は既定路線と思われて
いただけに この決定には驚いた。

 ただし驚いたとはいえ いい意味での驚きで、とりあえず日本ボク
シング界にも良識が残っていたという事だろう。

 意外だったのは この一家を擁護していたように見えた大橋会長が
‘会長を替えても同じ場所でやるなら看板のかけ替えに過ぎない’と
判断し全会一致での却下となったわけで、西日本ボクシング協会から
も承認しないでくれという訴えもあったようだ。

 この動きを冷静に見ていくと、どうやら この一家が得意とする情報
操作が不発だったという事になるのではないか。

 現体制を維持したまま国内での試合をやりたい一家としては世界
王者に返り咲いたものの存在的に地味なため名を売りたいと考えて
いた河野公平陣営とは利害が一致していた事から河野の試合を中継
するTV東京と組んで今回の工作を画策し、日本ボクシング界の実
力者である帝拳ジムの本田会長の名前を出したりJBC職員の‘選手
達には罪はない'発言などを流して既成事実を積み上げ承認を図ろう
としたと思われる。
 
 この動きに どんな悪人でも話題に上ればいいと考えるモラルの
ないマスゴミが喜んで飛び付き、一家復帰への流れを作ろうとした
のだろうが現実は甘くなかった。

 この連中が本当に強くて人気があれば多少のやんちゃは協会も
黙認するのだろうが実力はないうえに怪しげな相手ばかり連れて
来て圧勝するならいいが、これまた怪しげな判定ばかりでようや
く勝つようではフォローのしようがないしボクシング界の信用問
題になると判断したのではないか。

 全ては あの一家の身から出たサビではあるが、この期に及んで
あの一家を相手に儲けようとする関係者やTV局にマスゴミまで
いる事が我々からすれば異常である。

 多くの心ある人達が言うように あの一家が日本で試合を続け
たければ兄弟別々で大手のジムに移籍するか、現体制を維持した
ければ海外を拠点にするという2つの選択肢しかないのだから。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 無敵艦隊・ス... 孤門がノアに... »
 
コメント(10/1 コメント投稿終了予定)
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。