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特撮モノの思い出 Part5 宇宙猿人ゴリ&スペクトルマン

 帰ってきたウルトラマンから遡ること3ヶ月前に始まった「マグマ大使」で
有名なピープロが作ったヒーローものが「宇宙猿人ゴリ」だ。
 ガイシデス系惑星EのIQ300の天才科学者ゴリがE惑星を支配しようとして
失敗し脱出、軍人の部下・ラーと共に円盤で宇宙を旅しているうちに地球を
発見しスモッグやヘドロなどを栄養分にした怪獣を送り込んで支配しようと
する。
 それに対し遊星ネヴィラはゴリの野望を阻むためスペクトルマンが地球に
派遣され蒲生丈二と名乗って公害Gメンに強引に入って怪獣と戦う。
 当初スペクトルマンは等身大で怪獣と戦っておりしかもネヴィラからの命令が
なければ変身できないという制約までついたヒーローだった。途中から巨大化
できたときはホッとしたものだ。
 笑えるのが宇宙猿人ゴリというタイトルが出ながらOPは「スペクトルマンGO、GO」
が流れエンディングに「宇宙猿人ゴリなのだ」が流れかなり混乱した覚えがある。
 そうなると悪人がタイトルを飾るという事でかなり違和感があったが21話から
突然「宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン」に変わった。更に40話から「スペクトルマン」
にタイトルが変わってしまう。主題歌もOPが「進めスペクトルマン」EDが
「ネヴィラの星」に変わりゴリの存在が徐々に消されてしまった。
 スペクトルマンにタイトルが変わった頃から所属する公害Gメンが
(ボスは喪黒福三の大平透)武装して怪獣Gメンになった色々とてこ入れされ
たり(その割には簡素なヘルメットとレーザーガン装備)していく。
 最終回全ての部下をスペクトルマンに倒されたゴリは、その頭脳を地球の発展の
ために使うようスペクトルマンに説得されるが拒否し自爆して果てる。
 正統派の円谷ヒーローに比べて毛色の違うヒーローだがスーツアクターは
ウルトラセブンの上西弘次氏で音楽はウルトラQ・ウルトラマンの宮内国郎氏が
担当している独創性をもったヒーローだった。
 なお人気マンガ・GTOの作者、藤沢とおる氏はスペクトルマンが好きだった
ようで劇中のセリフに教頭が体力だけの鬼塚英吉を表して「猿人ラーのような男」
とか鬼塚英吉がアームレスリング100人抜きを宣言すると「ふざけんじゃねぇ、
宇宙猿人ゴリが!」「途中からスペクトルマンに変わったクセによぉ」という
セリフが頻繁に出てくる。
 
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Unknown (まみ)
2006-08-25 11:38:05
散々ですねえ(笑)。

ゴリにとって、これほどの屈辱はないと思われます^^;

で、結局最後まで、スペクトルマンの一人勝ちのようですから(笑)……。
 
 
 
レスです (こーじ)
2006-08-25 13:13:36
 >まみさん

 でも最終回でスペクトルマンと一騎打ちという定番に

だけはならなかったのが救いかもしれませんよ。

 スペクトルマンはネヴィュラの命令無しでは変身できず

1度蒲生丈二の姿で怪我して腕を吊った状態で強引に変身したらしっかり腕を吊って顔だけ変身できないとほほな

状況がありました。
 
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