ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
スポーツ界に はびこる‘常ウソ’
かつて昭和の時代に運動中の水分補給について‘水を飲んだら
バテる‘といわれていたし、投手の水泳は肩を冷やすから厳禁と
いわれていた時代があった。
またヨーロッパの芝はじゅうたんのように青々としているのに
国立競技場をはじめとした日本の芝は冬になると枯れてしまう
事に‘気候的な事から日本ではヨーロッパのような芝は無理’と
いわれていた。
しかし今や水分補給は必須だし投手の水泳も筋力アップになり
登板後は必ずアイシングで冷やす事が当然になっているし、芝も
Jリーグがスタートしてヨーロッパに引けを取らないきれいな芝が
できた。
つまり列挙している事柄はウソの常識をもっともらしい理由を
付けて流布していた‘常ウソ’というものである。
冬季五輪に関してもジャンプや複合が勝てなくなるとルールの
変更が公然と原因にされていたし、浅田真央や上村愛子が勝て
ないと採点競技は日本人に不利といわれ始めたのだ。
ただ背の高い選手が有利になるルールが影響して日本が勝て
ないのなら背が低い高梨沙羅がW杯総合連覇はできないはず
だし、採点競技で日本が勝てないのなら荒川静香や羽生結弦に
里谷多英も勝てないはずで五輪全体でいえば体操競技でも
日本は勝てない事になる。
結果的に複合で荻原らが勝てなくなったのはジャンプのレベルが
急激に上がったのが原因だし、ジャンプなどではアルペン並みに
強化費が投入されインフラや道具の開発競争で後手を踏んだ
からだ。
とかく日本では‘弘法は筆を選ばず’的に用具を使ったりして勝つ
事に対して抵抗感があるし、インフラ整備などを敗因に挙げる事は
タブーとされている。
また練習こそ全てで試合は練習で培ったものを発表する場という
修行スポーツ独特の考えが未だに強いので、ジャッジや観客の
好みに合わせたプログラムを作るというのは邪道という考えも根
強い。
本当の敗因が前記したような事を原因だと発表すると何かと都合
が悪いので、もっともらしい理由を付けて一般のファンの批判を
逸らそうとするのが常ウソである。
しかしウソは必ずばれるわけで新旧のメダリスト達が日本の劣悪
なインフラを訴えていたし、高梨沙羅のW杯総合優勝はルール
変更の影響の少なさを証明している。
常ウソはレベルアップさせるためなら悪くないものの日本の
レベルアップを阻害するものだからタチが悪いわけで、こうい
う常ウソを垂れ流すマスゴミや競技団体の上層部を我々ファン
が しっかり指摘して批判していく時代になったという事だろう。
« 隊長機とダー... | 風貌は変わっ... » |
それと、女子ジャンプ自体がまだ発展途上の「黎明期」だから、日本がいち早く取り組んでいたことも大きいよ。
「いつからジャンプって、ああいう採点方式になったの? 遠くへ飛んだほうが勝ちじゃないんだね。風で減点とか、飛型点とか…。俺が笠谷、金野、青地と飛んでいたときは…云々」
みたいなこと聞いてて、レジェンドが、
「今の方式のほうが、公平です。そのせいで勝てた試合もありました」
と言ってました。
目からウロコでした~(滝汗)。
スポーツ界のもっとも諸悪の根源は、うさぎ跳びは悪だった、ってコトですかね~。
昔の青春モノ見ていると、うさぎ跳びばかり出てきて、目を覆いたくなります…
とりあえずこのスレのテーマはマスゴミが日本が勝てないとルール変更のせいにするという方向です。
高梨のW杯総合優勝は語られている要素はありますが、
出場できなければ不戦敗ですし全試合出場しているのはケガがない証拠ですから大いに評価すべきでしょう。
そうなんですよね、やはりウィンドファクターは大きいですね。
うさぎ跳びは百害あって一利なしでしたからね。
私もやっていて実感してましたよ。
ちなみに葛西の苦手がサーモンというのはトークで
‘イカやタコを注文’という部分から気付きました。