ウルトラマンネクサスの最終EPで新宿の街を破壊するダーク
ザギに対し和倉隊長が搭乗したクロムチェスターδが猛攻を加える
のを見た女性レポーターが‘見たことのない戦闘機が黒い巨人に
攻撃を加えている‘と言っていた。
通常ウルトラの世界では防衛チームの戦闘機は市井の人々にとっ
て憧れの存在だから、知らない者はいないはずなのにネクサスの
世界ではナイトレーダーが完全な秘密組織なのでこういうセリフも
違和感が無い。
普通ならダークザギのような破壊活動をする巨人などが出現する
と自衛隊の戦闘機が飛来して攻撃するのだろうし、仮に放送短縮に
ならなかった場合は そういう描写もあったのではないか。
ナイトレーダーの上部組織であるTLTは、自衛隊などとも裏で
つながりがあると思われるから最後まで秘密を保持したい勢力を
中心に戦闘機部隊をスクランブルさせたと思う。
ただし無敵状態のザギにとって自衛隊の攻撃などでは全く脅威に
ならないのは当然で、手負いの和倉隊長が1人で出動したのもザギ
の人間体だった石堀が曲がりなりにも元の部下だった事に対する
責任感もあるだろう。
それを考えると戦闘機群がザギから あっさり撃墜された直後に
δ機が飛来して猛攻を加えるシーンがあったのではないかと思う。