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故郷での凱旋防衛戦は厳しい

 今から50年前の75年7月5日に行われたWBC:Jライト級タイト ルマッチで、王者の柴田国明はアルフレッド・エスカレラと故郷 ・茨城県那珂町で4度目の防衛戦を行ったのだが2RKO負けし結果 的にこれが柴田にとって最後の世界戦となった。  挑戦者エスカレラは身長で10cm、リーチは18cm上回っていた のだが1Rは柴田が持ち前のスピードで懐に入り優勢に進める。  ところが2Rに同じパターンでの打ち合いの中で挑戦者の右スト レートがヒットしてグラついた柴田に、連打をたたみかけてダウ ンを奪うと柴田は大の字になってKO負け。  この試合、柴田の地元での凱旋防衛戦だった。 . . . 本文を読む
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サッカーE1選手権に ついて

 7月7日から韓国でサッカーE1選手権が始まり、今日代表メンバー が発表されたが、今一つ盛り上がりに欠けている感じだ。  E1選手権は東アジア選手権ではあるが今から33年前の92年に開催 されたダイナスティ杯を思い出すが、この大会でオフトジャパンが 優勝しW杯出場という目標を語れるレベルだというのを証明した。  しかし30年以上経つと大会の価値観も変わって来るわけで日本や 韓国はW杯の常連になっただけでなく主力選手の多くがヨーロッパ のクラブでプレーしている事から、国際Aマッチデーでもないため 招集できず少なくとも日本は国内組のアピールの場という形になっ ている。 . . . 本文を読む
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LAドジャースは進化しているのだが

 61年にジャイアンツの監督に就任した川上哲治氏はフロリダの ベロビーチにあるドジャースタウンでキャンプを行い、当時大砲 不在ながら勝っていたドジャース野球を修得して61年&63年に日 本一になると65年からは9年連続日本一という快挙を演じた。  ドジャース野球はバント・エンドラン・盗塁など足を絡めたスタ イルで、当時長嶋茂雄しか突出した選手がいない状況で最適だった わけだ。  その後王貞治がホームラン打者としてブレイクするとON砲という 形でジャイアンツ攻撃陣の中核を担っていたが、全体はドジャース スタイルといわれるスモールベースボールだった。 . . . 本文を読む
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世界ヘビー級タイトルマッチが第3国で行われなくなった

 今から50年前の今日75年7月1日にマレーシアのクアラルンプール で行われた世界ヘビー級タイトルマッチで、王者のモハメド・アリ は1位のジョー・バグナーに判定勝ちし3度目の防衛に成功した。  若い挑戦者相手にアリは先制攻撃を仕かけてペースを握り逃げ切 る快勝だったのだが特筆すべきは、この試合がマレーシアのクアラ ルンプールにあるムルデカスタジアムで行われてレフェリーは日本 の羽後武夫氏が務めた事。  アメリカ人対イギリス人の試合が時差もあるマレーシアで行われ るというのは今の時代では考えづらいが、50年ほど前は世界のあら ゆる所で世界ヘビー級タイトルマッチが行われていた。 . . . 本文を読む
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山崎照朝氏を偲ぶ

 6月22日に元極真会館の格闘家・山崎照朝氏が胆管癌のため77歳 で亡くなったというニュースがあった。  山崎照朝氏といえば極真の龍という異名を持ちキックボクシング でも活躍していただけでなく、引退後は東京中日スポーツの記者と して活躍していた。  個人的にもマンガ版の空手バカ一代で芦原英幸がいる四国道場で 添野義二と修業したり、極真会館主催の第1回オープントーナメント 全日本空手道選手権大会でライバルの添野に判定勝ちして初代王者 に輝いた事が描かれていた事で知ったわけだ。  それからほどなくして引退していたと聞いた。 . . . 本文を読む
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いよいよウェールズ戦が迫り

 いよいよ今度の土曜日7月5日に北九州のミクニワールドスタジア ムで行われるラグビーテストマッチ、ジャパンvsウェールズ戦が迫 っており既にウェールズは1週間程前から北九州に入り万全の調整 をしているようだ。  エディ・ジョーンズHC率いるジャパンの今年最初のテストマッチ だが実は最近のウェールズは不調で、世界ランクも日本の1つ上に 過ぎないようだ。  そういう意味でウェールズにしてみると日本に勝って流れを引き 戻したいと考えているようだが、最近のジャパンも決して好調では ないだけに今回の対戦はいい流れを掴むためのきっかけにしたい。 . . . 本文を読む
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今日からリーグ戦が再開したのだが

 6月24日に今年のプロ野球交流戦が終わり2日開けた今日27日から リーグ戦が再開し、交流戦で優勝したホークスは復帰した近藤健介 のタイムリーで勝ち越すと山川穂高の満塁HRで8回に一挙5点を上げ て6-3で快勝し交流戦開けのゲームを勝利で飾った。  ただ個人的に気になったのは先発のリバン・モイネロが7回を6 安打3四球で1失点で降板すると、8回に登板した藤井皓哉が1回を1 安打1四球の2失点している事。  彼らは交流戦で無双しており素晴らしいピッチングをしていたの だが、リーグ戦に戻ると意外に無双感はなく特に6-1からはすんな り行きそうだと考えていたのだ。 . . . 本文を読む
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天覧試合を振り返って

 今月6月3日に亡くなった長嶋茂雄が最初に有名になったと思われ るのが、59年6月25日に後楽園球場で行われた天覧試合のジャイアン ツvsタイガース戦。  この試合は4番の長嶋茂雄がサヨナラホームランを含む2本のホー ムランを放ち、新人だった王貞治もホームランを放っているので後 のONアベックホームランが生まれた試合でもある。  ジャイアンツ・藤田元司とタイガース・小山正明の先発で19:00 過ぎに始まった1戦は、3回にタイガースが小山のタイムリーで1点 先制したのに対し5回に長嶋茂雄と坂崎一彦の連続ホームランでジ ャイアンツが逆転。 . . . 本文を読む
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ネット配信のおかげで

 今年に入ってボクシングの世界タイトルの統一戦がフライ級で 寺地拳四朗vsユーリ阿久井戦、バンタム級で中谷潤人vs西田凌佑 戦と2つの階級で日本人同士の統一戦が行われている。  共に好試合を演じ勝った拳四朗や中谷だけでなく負けた阿久井 や西田も評価を落とすどころか、むしろ評価が上がっているので 統一戦は旨味のある対戦だ。  思えば20世紀の間にフェザー級の西城正三&柴田国明、Jライト 級の小林弘&沼田義明と同時期に世界王者が並立していただけで なく再三にわたってファイティング原田が3階級制覇をかけて西城 正三に挑戦を持ちかけても実現しなかった。 . . . 本文を読む
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ホークス交流戦優勝

 今年のセ・パ交流戦は明日予定されているマリーンズvsジャイア ンツ戦で全日程を終えるのだが、昨日ホークスが最終戦でタイガー スに3-1で勝って12勝5敗1分で優勝した。  勝率5割で交流戦を迎えたホークスはホームでのドラゴンズ戦で3 連勝と見事なスタートを切ったが、神宮でのスワローズ戦の初戦で ロベルト・オスナが土壇場で同点2ランを打たれ延長でサヨナラ負 けしたのが響いて負け越す。  2週目のホーム2カードではジャイアンツに1勝1敗1分と五分だっ たが、ホーム最終カードのベイスターズ戦で3連勝して再び勢いを つけて最終週へ。 . . . 本文を読む
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仁志敏久に1番を打たせた長嶋茂雄の慧眼

 以前長嶋茂雄が松井秀喜を希望したサードではなくジョー・ディ マジオのようにセンターを守らせた事を記していたが、更なる慧眼 として96年に入団した仁志敏久を1番で固定した事を挙げたい。  仁志は初球からガンガン行く攻撃的な打者で、外野の頭も越せる 長打力を持っており‘ジャイアンツは1番から8番まで4番打者を揃え ている’と当時のマスゴミの評価は仁志の1番ではないかと思う。  確かに仁志は早稲田大で4番を日本生命では3番を打っているのに 対し、当時の日本野球の1番打者のセオリーは俊足だけでなく相手 投手に球数を投げさせるタイプだから仁志のように初球から振って いくタイプは評価が低かった。 . . . 本文を読む
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佐々木 尽ウエルター級制覇ならず完敗

 今夜東京大田区総合体育館で行われたWBOウエルター級タイトル マッチで、王者ブライアン・ノーマンに挑戦した2位の佐々木尽は 5Rに左フックをカウンターで受けて失神KO負け。  19勝(17KO)と強打を誇る佐々木だから先に得意の左フックを当 てればKOでタイトル奪取も考えられたが、王者も27勝(21KO)の ハードパンチャーで巧さもあり個人的に厳しいという予想だった。  実際開始45秒で左フックを浴びてダウンすると間を置いて再びダ ウンを喫するなど早くもKO負けが濃厚になり、打ち合いに持ち込む もダメージで足が流れて打ち負ける場面も多く迎えた5Rに王者のボ ディ攻撃でガードが下がったところに左フックを受け失神KO負け。 . . . 本文を読む
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増位山太志郎死す

 先日6月15日に大相撲の元大関・増位山太志郎(本名・澤田昇) 氏が肝不全のため76歳で亡くなったという記事が載っており、昭 和の名力士がまた1人亡くなったと思った。  増位山といえば細めの体で大関まで昇進する一方で現役中から 演歌歌手として‘そんな女のひとりごと’などのレコードをヒット させるなど、歌手でも成功していた多彩な顔を持つ力士だったの を思い出す。  データを見ると身長が182cmなのに対して体重は116㌔と軽量 だったものの、出し投げや内掛けなどの足技が得意な曲者という イメージだった。 . . . 本文を読む
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サッカー代表戦の人気がない?

 早いものでサッカー北米W杯アジア最終予選が終わって1週間経 つのだが、日本代表に対する国民の熱が以前より下がっていると いう事が話題になっていた。  実際に会場は本来ならW杯予選で必ず使用されていた埼玉スタ ジアムではなく大阪のパナソニックスタジアム吹田で、対戦相手 のインドネシアサポーターの応援の声が大きく聞こえたのに対し 日本のサポーターの影が薄そうだった。  とはいえ冷静に考えて見ると既にW杯本大会出場を決めている 日本に対し、アジアでも頭一つ抜けている日本と対戦するインド ネシアの方が試合に臨む熱量が全く違う。 . . . 本文を読む
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リチャードと大森剛

 先日ホークスからトレードでジャイアンツに移籍したリチャード 砂川に、早くも‘今度はイースタンリーグのホームラン王’という声が 上がっていた。  リチャードといえばホークス時代にウエスタンリーグでホームラ ン王を何度も取ってファームの帝王と呼ばれたので、今度はイース タンでホームラン王を取れば珍記録になるわけだ。  2軍で打ちまくっているからと1軍に上げた途端に打てなくなると いえばジャイアンツには大森剛という大先輩がいて、彼もイースタ ンで打ちまくっていたのに1軍に上げると打てずに2軍降格を繰り返 していたのを思い出す。 . . . 本文を読む
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