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天覧試合を振り返って

 今月6月3日に亡くなった長嶋茂雄が最初に有名になったと思われ
るのが、
59年6月25日に後楽園球場で行われた天覧試合のジャイアン
ツvsタイガース戦。

 この試合は4番の長嶋茂雄がサヨナラホームランを含む2本のホー
ムランを放ち、新人だった王貞治もホームランを放っているので後
のONアベックホームランが生まれた試合でもある。

 ジャイアンツ・藤田元司とタイガース・小山正明の先発で19:00
過ぎに始まった1戦は、3回にタイガースが小山のタイムリーで1点
先制したのに対し5回に長嶋茂雄と坂崎一彦の連続ホームランでジ
ャイアンツが逆転。

 ところが直後の6回にタイガースは3番・三宅秀史のタイムリーで
追い付くと4番・藤本勝己の2ランで勝ち越したのに対し、ジャイア
ンツは7回に王貞治の2ランで追い付く。

 そして迎えた9回裏に先頭の長嶋茂雄が7回途中から登板した村山
実から、レフトポール際にホームランを放ってサヨナラ勝ちという
劇的な結果になったのだ。

 この試合19:00過ぎに試合が始まり21:05頃に終わったようで
試合時間は2時間ほどで終わっているのだが、そのわりに両チーム
でホームランが5本飛び交うスペクタクルな試合だった事を考える
と早いテンポで試合が行われたのだろう。

 こうしてみると昨今の長過ぎる試合展開の元凶は点の取り合い
ではなく、テンポの悪い試合運びではないかと思うしMLBが導入
しているピッチクロックあたりでは試合のテンポを上げる必要が
あるのではと思ったのだ。

 

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