エンジン切れるよと連絡。
昨日は、エンジン始動停止試験とローダ部分の油圧確認しかしないでおしまい。
走行したら、走行クラッチを入れたらエンジン停止??
悩んでみた。
この機械はエンジン始動方法が二種類ある。
セル始動 電気の力
リコイル手動 ぼくの力
回路図を眺めると、リコイルコントローラーってのがある。
これなんだろうなとスルーしてたんだけど、ここが壊れてるみたい。
でも、この回路図はロビンEX17DS用
点線枠内の部品はエンジンメーカーから同梱部品として供給されているので、日立担当分の回路はホンダー用は違いました。
暴走防止の安全装置を実装するとき、セル始動系統にリコイル始動の系統分機能を実装するのは無理なので、リコイル始動系統ように別途実装したのだのだと分かった。
実際の回路はこんな感じ。
この回路をドライブする電源はリコイル引っ張ったときのスパークプラグ側からもらったのをコンデンサにでも貯めて動作するのでしょうね。
ツェナーダイオードとラッチ回路付いたような感じの動作になるのかな。
状態遷移は以下を妄想
イ:エンジン停止状態なら、1番は先の線でアースへ(キーOFF シリンダーB'-E)
ロ:始動時の1番電圧で、クラッチSWが短絡なら、1番は浮いた状態
ハ:始動時の1番電圧で、クラッチSWが開放なら、1-3繋いで始動抑止
ニ:アイドリング以上の1番電圧ならば、1番は浮いた状態
現状は、エンジン始動後、クラッチスイッチが開放されると、1-3が短絡してエンジン停止してしまう現象。
何か膨らんでる。
コンデンサ当たりパンクしたのかしらね。
高そうな部品なんで、コネクタ外して、防水しておしまい。
そもそも、走行クラッチいれた状態でHSTポンプ回しつつ、常時駆動の油圧ポンプ回しながらリコイルでエンジンかけられるのは強者なんじゃないのかな。
エアフィルターがボロボロだったから捨てて、エアブロー。
始動性が悪いのでキャブ分解掃除。大変綺麗でした。
どうも、衝撃でチョークが閉まるのを防止する為のスプリングなのか、悪さをしていたようです。
そもそも、樹脂カバーの突起が摩耗して引っかからないから要らないので取りました。
爪だけシャーシーブラック塗装してお渡ししようと思ってました。
今、忘年会中とLINEの返答だったんで、今日から米沢の里も銀世界になってきたから持ち帰ってすぐに遊べるように
バケツの内側だけ勝手に塗装します。
赤色は好みがあるのでお任せしようと思ってましたが、このままでは雪が剥がれないのであそべない。
うちの子塗ったコメリのフタル酸系の赤。悪くない感じ。
あとは、朝まで放置です。
おしまい。
さて、冬支度すすめないと。
Fujii FSR1100B整備三日目 今日で令和4年整備はおしまいです。
次が詰まってるので。
午前中、お師匠様がクローラー外して、足回り点検してくださいました。
グリスアップして頂いて、特にスプロケット、アイドラー、下部転輪の修理箇所は無いとなりました。
グリスアップポイントのグリスアップしておしまい。
色塗るのか?と言われたら塗りまーす!。
シャーシーブラックをシュッシュシュッシュ。
乾く間に龍華へ中華そば。
午後、直ぐに、クローラー履かせ。
お師匠様が本当にシャーシブラック塗ったのかよと、タッチアップ。w
目指せ、足回りシャーシーブラック1本だったから薄かったのが指摘事項w。
エンジンオイル交換
10w-30 1.6L
オーガーシャーボルトは在庫ないので、板金屋さんから貰ってきました。
17x25
オーガーギアオイル点検
特に白濁無し、入力軸オイルシール、出力軸オイルシールからの漏れ試験はクリア。
ミッションオイルは特に問題ないので、今年はこのまま
これ90番入れちゃったから作動油としては硬かった。
調べたら、T37 2Lが指定されてました。
多分、ISO粘度グレードVG32の2Lを入れればよいのでしょう。
すると、10-w30のエンジンオイルで良いと言うことですね。
90番ではエンジンポンプに負荷がかかりすぎなんですよ。
でも、また来年の話。
副速ミッションオイル入っているのでよいとします。
ここもT37指定0.25Lなんで、10w-30エンジンオイルでいいんですね。
名前も手書きしました。
夜のお勤め後、煙突脇のライト修理。
ばらして、導通試験クリア
12Vはきているけど、点灯せず。
球が点灯する電流が流れないようです。
アース追加決定。
分解したら、内部に結露がありました。
ハーネスの穴を防水処理しました。
当初、ライトケースと電球ソケット間のアース不良対策でアース線を外に出して、ライトステーにアースしたのだけど点灯したりしなかったり。
煙突と車体間のアース線追加することになりました。
めんどくせ~けど、アース線をコルゲート内に内包しました。
これで耐候性向上です。
アースポイントは暫定でカバーのボルトとしました。
令和4年整備完成とします。
令和5年は操作レバー交換予定です。
内和土木さんが総出でぼくの除雪機コレクションをばらして雑貨にしてたとき、コンバル1個だけ取っておいたのと交換しようと思ったら
ポン付けできないのでステー修正作業が発生するからまた来年。
FSR1100Bはざっくり1988(FSR1100DT-2 ディーゼルエンジンモデルの販売開始)年ごろには存在していたと思う。
あれから35年、電気制御のリレーもない、安全装置もない、とても素朴な機械です。
百姓が整備して使うにはこのくらいの除雪機が身の丈にあってるなとつくづく思う。
おまけ
3時のおやつにかおるちゃんが遊びにきました。
近所のかたからトラクターに付ける除雪インプルを売ってくださいと言うといやだと言うおじい様から貸してって言ったら良いよといわれたそうな。
そんで、5年間不動のトラクターの後ろにあるからトラクターのエンジンを掛けたいと頑張ったんだけど、セルがのんびりしか回らないで除雪インプルだせないとおっしゃるのでした。
こちらは、今日のおおもの整備は終わっていたのでお師匠様帰り足にみてあげようとおっしゃるので、お茶のみにきてたマサミくんと3人でトラクターサルベージへお出かけ。
板金屋さんへよってバッテリカとデカいバッテリも借りて現場へ
三菱D2600
4発ディーゼル!
エンジンオイルはカートリッジ式の最新仕様!
バッテリカ+持ち込みバッテリー
+はセルの+へブースターケーブル極太品ワニ口で接続。
-はセル周辺へブースターケーブル極太品ワニ口で接続。
キー経由でセルスタート回転してたら煙突から煙が出てきたから燃料供給OKでも始動せず。
キー経由でグローONしたけど、なんかいまいち。
僕も旧式ディーゼルの心得ができてきたので、ブースターケーブルの+を直接グローの+ダイレクトIN!
10秒程度
+はセルの+へブースターケーブル極太品ワニ口で接続へ復帰しセル始動!
無事、エンジン始動できました。
かおるちゃんのご所望のしなを搬出し、トラクタを元の位置にもどせました。
機械式噴射ポンプの古いディーゼルは楽でいいなと思いました。
同じ状況でコモンレールディーゼルのトラクターを移動しろと言われたら不可能です。